昨日の記事で憂鬱な木曜日の店主と「サンドイッチの値段」価格設定について話しました。
ここでもう一度新しいサンドイッチメニューの写真を掲げておきます。

ご覧のように今回紹介した人気の「ローストビーフサンド」は税込1,150円、「フライドチキンサンド」は1,250円という価格設定になっています。
個人的には記事内で書いたようにクオリティに値する価格だと思いますが、一般的な感覚からすればちょっと「高い」って思うでしょうね。
店主によれば「ローストビーフは “道産牛のランプ肉” にはこだわっており、今の品質を確保するには譲れない」とのこと。
「フライドチキン」についても(記事に書いたように)“おつまみに欲しい!”って思わせるほどの出来の良さ。手間のかかり具合が想像できるレベルのものでした。
話をしていた時に思い出したのが、東京時代のこの店のこと。

店の名は「トムスサンドウィッチ」。
場所は代官山の「ヒルサイドテラス」内。

当時の写真は無いので、古いテレビ画像をひっぱり出してきました。
両画像は「アド街ック天国」の22年前!に放送のキャプチャー(なので見にくい)で「散歩したい街」特集で11位の「代官山」のもの。
「トムスサンドウィッチ」はかつての代官山の象徴の一つでもあった複合施設「ヒルサイドテラス」のC棟のテナントとして営業していたサンドイッチレストラン。
店主の佐藤友紀(トム)さんはニューヨークでカメラマンのアシスタントをしていた時、現地で食べたサンドイッチが忘れられず、帰国してから代官山に自らの店を開きました(昭和48年/1973年)。
私は学生時代のサークル活動やアルバイトで代官山を訪れる機会が多く、その時知ったこの店の印象は強烈なものでした。
何しろ 「デカい!」。。そして 「高い!」。
「BLT」を初めて食べたのもこの店でしたが、当時で二千円近くしたと思います。
なので学生時代にはあまり行けず、ちょくちょく行くようになったのは社会人になってからでした。
なんせその頃はバブルの絶頂期、ちょっと高いサンドイッチも「あり」の時代でしたからw。
そして「サンドイッチを食べながらビールやグラスワインを味わう」
そんな “サンドイッチ飲み” の楽しみを教えてくれたのがこの店でした。→ 今回の「ワインビストロ」に繋がる。
あと覚えているのがこの店、店名はずっとロゴ表記(下記リンク参照)でカナ表記が見当たらず、実は正式なものが不明でした(まあ、不要でしたけどw)。
「TOM'S SANDWICH」なので、私とその周りでは「トムズサンドイッチ」と呼んでおり、友人とも「トムズ行こうか?」などと話していたものです。
しかしその後の「食べログ」などでは「トムスサンドウィッチ」と表記され、アド街でも同じ表記になっていました(なので当記事でもそれに従っています)。
店は2019年、46年の歴史に幕を閉じてしまいます。
元々トムさんご夫婦で営業されており、ともにご高齢ゆえの引退に思われましたがその翌年、広島県尾道市に移転して新しい店をオープンしたのには驚きました。
その時のネットショップのリンクは ↓ です。サンドイッチの写真を見ることができますよ。
閉店近い頃、「BLT」はレギュラー2,500円、スモール1,750円になっていました。
当時トムさんに伺うとやっぱり「原材料にこだわるとこれくらいの値段になってしまう」と言ってました。
サンドイッチはストレートに具材の味を感じる食べ物なので、なおさらなのでしょうね。
そしてトムさんは昨年の3月、永眠されたとのこと。お店のその後については未定のようです。
。。ということで今回、「憂鬱な木曜日」のサンドイッチは「決して高くない」ということ(単なる感想?)を言いたかったのです。
店主は「トムスサンドウィッチ」のことはご存知ないようでしたが。。(まあ当然か)。
次回はトムスサンドウィッチのあった「代官山」、「ヒルサイドテラス」などについていろいろ思い出したので、記事として書いておきたいと思います。