昨日の嵐で僕のビニール傘が死んだのでゴミ箱に埋葬してあげました。
あれ？
傘って生きているんだっけ？
僕たちはモノに対して生命を認めるような言葉を使いがちです。
「このペン死んだ」「このドライヤーくたばった」「美味しそうな本だ」などなど。
単なる慣用句だといえばそうですが、理論があるとこの言葉遣いにまた違う姿を見出すことができます。
すなわちモノは生きているということです。少なくとも僕たちは無意識のうちにそれを感じて、それを表すような言葉を共同体の中で使っています。
傘も石も生きているのです。ただ彼らは僕たちのように語らないだけです。
c.f.石も石なりの流儀で物を見ている。人が思うほど石は寡黙じゃない（『悪の法則』） 2022年05月21日（本家ブログ）
c.f.エレベーターの中に傘を忘れてきてしまったようだ。傘は私をなくして、とても心配しているに違いない。 2023年06月02日（本家ブログ）
そしてそれは僕たちの未来やゴールも同じです。T理論において情報空間と物理空間は連続した同じものである以上、傘などのモノに生命を見出すように、情報にも生命を見出します。
すなわち、現状の外のゴールや未来というものも、時として死んで朽ちるということです。昨日見出したそれが次の日の朝に死んでいることはよくあります。
すでに死んでいるのにまだ生きていると誤認しその死んだ未来やゴールを選択すると、その写像である僕たちも死んでいきます。
なので一度設定して満足するのではなく、常に次のゴール設定（更新）をせよと僕たちは繰り返し説かれています。
c.f.【追加開催決定！】こっそりとスクール修了生のためのセミナーを開催します！ 2014年04月03日（本家ブログ）
そもそも設定されて苫米地手帳に書かれた以上それはそのうち実現されますので、書かれたそれは現状の中になります。しかしゴールは定義上現状の外に設定されるものです。
なので僕たちはまだ苫米地手帳に書かれていない次のゴールを常に探しにいかなければなりません。
※苫米地手帳も生きている。
という話はこのブログの読者の多くの方はご存知ですし、話の元となる理論や知識はすでに苫米地本（Kindleで読み放題！）や「まといのば」本家のブログ（無償！）で公開されているものです。
また最近は本家のブログで気功技術も公開されています。「若返りの泉」は僕も大好きな技術です。最近のゴールの更新でまた熱を帯びてきました。
c.f.手を強く握って、そして開くと手の中に賢者の石があるかも？〜読むだけで気功師になれる？！〜 2024年02月11日（本家ブログ）
c.f.あの「若返りの泉」が「読むだけでできる気功シリーズ」に追加？！美髪のコツも公開！ 2024年02月27日（本家ブログ）
なので情報空間を歩くための地図である理論も、僕たちの夢を実現するテクノロジー（気功技術）やそれ以外の方法（非気功技術）もすでに公開されています。
以前の記事でも書いたかもしれませんが、僕たちはすでに確かな理論も技術も（理解や実装はまた別の話ですが）すでに手に入れているのです。かつて僕たちが狂おしく求めていた確かな理論や技術はすでに手に入っている世界線にいることを自覚しましょう。
その上で自分の夢を描けると、うまく人生が回り始めるかも？！
ただ僕たちは主要な理論や技術が公開されていると知るに飽き足らず、さらに先に進みたいと願っています。そして世界にインパクトを与えるような仕事をしたいと考えています。
今回はそんな方のための記事です。
確かな理論や技術はすでに公開されている。そんな世界線。
僕たちがこの世界線でさらに先に行こうと思うのなら必要になってくるものがあります。それが『フィードバック』です。
理論に基づいた観察と観測によるフィードバックを繰り返していくことで、僕たちは修正され進化していきます。本家のブログからも引用しましょう。
「まといのば」ではフィードバックが気功の肝だと思っています。
（このことを逆向きに言えば、気功技術という方法論については絶対的な自信を持っているということになりますが）。
きっちり観察し、観測して、フィードバックを得られることができれば、仮説がどんどん検証されていきます。仮説というのは他者の（もしくは自分の）内部表現に対する一定のモデルです。そのモデルが検証によって修正され、アップデートされていくのです。
その仮説と検証のプロセス自体が（仮説が正しくてもそうでなくても）有効な内部表現書き換えとなります。
だからこそフィードバックは最も重要なのです。
気功技術というインプットに対するアウトプットが確認できなければ、書き換えようが無いからです。
（本家ブログ）
このフィードバックは自分でもある程度は取ることができますが、ヒーラーやメンターと呼ばれる人たちからも多くを得ることができます。
本家主宰はよくその本質を岡目八目と言いますが、自分よりも他者の方が自分のことをわかってくれることは多いものです。
c.f.「これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」とイエスは言いますが、どれほどの信仰？？ 2020年07月25日（本家ブログ）
またヒーラーやメンターに見てもらうということは、気功技術でいえば遮那やナマステ、AR（拡張現実）が働くことでもあります。
c.f.なぜなら、君がほほ笑んだところで、雨には何のはたらきもないが、人間には大いに力があるから（アラン 2022年02月16日（本家ブログ）
それを心理学では「ピグマリオン効果」と呼びます。教師や指導者がイメージした通りに教え子は振舞うのです。
現実の女性に失望していたピュグマリオーンは、あるとき自ら理想の女性を彫刻した。その像を見ているうちに彼女が服を着ていないことを恥ずかしいと思い始め、服を彫り入れる。そのうち彼は自らの彫刻に恋をするようになる。さらに彼は食事を用意したり話しかけたりするようになり、それが人間になることを願った。その彫像から離れないようになり次第に衰弱していく姿を見かねたアプロディーテーがその願いを容れて彫像に生命を与え、ピュグマリオーンはそれを妻に迎えた。（wikiより）
元祖コーチの著作に以下のように書かれていました。
端的に言えば、「そのときにフィードバックをくれるひとがいますか？」ということです。
（これは敬愛する北野武監督の金獅子賞受賞作品の映画『HANA-BI』のキャッチコピー「そのときに抱きとめてくれるひとはいますか？』のオマージュです。一番好きな北野映画はやはり『ソナチネ』です。）
試験管の中のクローンも、ネグレクトされた子どもも育たないのです。必ずコミットメントやフィードバックが必要なのです。
c.f.脳の使い方をマスターしたら人類は次はどこへ行くのか？ 2012年09月02日（本家ブログ）
僕自身も師匠方に認知されうまくいけば褒められ、間違えたら指摘され（ときにドチャクソに怒られ）、なんとかここまで生きてこれたと思います。
そしてその受けてきた薫陶を、受講生やクライアントの皆さんにシェアしていきたいと考えています。
すでに多くの理論や技術が公開されていることに感謝し、フィードバックを重ねてさらにその理論と技術をディープに実装して、狂ったように楽しい毎日をともに駆け抜けましょう！！
そのためにも肥満や体調不良などの妨げを取り除き、気力も体力も精力も充実させていきましょう！！
セミナーやセッションでそのサポートをしていきます！！
今月のセミナーでは鼻づまりの解消のワークと、T理論の土台の哲学である「可能世界意味論」のグラフをレクチャーし、「CO２」や「ミトコンドリア」の気功技術をガンガンやっていきたいと思います！！
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