エレベーターの中に傘を忘れてきてしまったようだ。傘は私をなくして、とても心配しているに違いない。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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表の学びがあれば、裏の学びがあります。

 

T理論完全マスタースクールが終わり、そこからひたすらに(狂ったように)動画を視聴し、そしてグラフを描き続けている人々の成長が著しいです。

 

彼らの存在ゆえに裏版のT理論の扉が開きました。

 

そう言えば、そんなセラピストの一人からこんな質問を頂きました。

 

(引用開始)

 

 

このお話を理解したくて、グラフで書こうと思って、なかなか書けなくて何十回か聴いていました!!

そしたらグラフに落とし込むことができたのですが、この理解であっていますか?
(引用終了)

 

ドクターのお話は3分32秒あたりから。

 

 

是非、皆さんも考えてみて下さい。

 

 

シンプルな話です。

 

 

この方はとても良い図を描いてきましたが、どちらもおそらくは間違いです(「どちらも」というのは2度チャレンジしているからです)。

 

 


話は変わりますが、エリック・サティという音楽家はたくさんの素晴らしい作品とたくさんの面白い言葉を残しています。

 

 

 

エレベーターの中に傘を忘れてきてしまったようだ。(中略)傘は私をなくして、とても心配しているに違いない。

 

*オープンしたばかりの歌舞伎タワーの映画館に隣接したセレクトショップでたまたまこの本を見つけました。

 

作品のタイトルも変わっています。それは「世間に受け入れられなかった作曲家からの、従来の音楽美学への異議申し立ての意味合いが非常に強かった」(p.7)のですが、一方で「一九一二年以後は皮肉なことに彼は認められた作家になってしまった」のです。

 

*サティと言えば、こちら!誰もが好きな一曲!

*サティ:3つのジムノペディ~第1番(Nobuyuki Tsujii - Erik Satie: Gymnopedies)

 

 

先日のIBCガラ公演では幸江さんがサティの曲で踊りました。

その一週間後のサントリーホールでの吉川さんのピアノでもサティの曲が演奏されました。それが ベジャールの「M」の印象的なシーンの曲でした(その話題が2人の間で盛り上がりました。吉川さんもベジャールの「M」は映像で観たことがありました。幸江さんは「M」でも重要な役を踊っています)。

 

 

サティがいかに傘を愛していたかを知ると、この「傘は私をなくして、とても心配しているに違いない。」というつぶやきがメタファーでも奇をてらっているのでもなく、素直な気持ちであることが見えてきます。

 

 

サティについても、裏Tについても書きたいことはたくさんあるのですが、セッションの時間なので、またの機会に!

 

あ、なぜここでサティかと言えば、これが裏Tっぽい言説だからです。

 

 

One more thing!

 

「エネルギーが流れる」というタイトルのEnergy Flowというのは僕にとっては感慨深い作品なのですが、それを辻井伸行さんが演奏されていました。

 

 

もちろん教授による演奏も味わい深いです。

(余談ながら、歌舞伎タワーの映画館の音響や音楽を坂本龍一さんが監修されています)(それもあってか、この5月いっぱいまで「戦場のメリークリスマス」と「ラスト・エンペラー」を上演していました)

 

 

【書籍紹介】