「これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」とイエスは言いますが、どれほどの信仰?? | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」(ルカ7:9)とイエスが言いますが、「これほどの」とは何を示しているでしょうか、そしてなぜ「これほどの信仰」とイエスは言うのでしょうか?

 

何の話かと言えば、イエス様の話です。

 

 

イエス様というのはキリスト教という宗教の開祖とされている方ですが、それはほぼ後世の(イエスを)何も理解していない弟子たちや、山師たちの捏造です(そいつらの物語を使徒行伝と言います)(パウロはキリストの教えはユダヤ教の罪と罰に戻しました。原罪なる神話を磔と結びつけました)。

 

キリスト教はともかくイエスは素晴らしい我々の先輩なので、その言葉を重視します(言葉以外は

残っていないので)。

 

 

c.f.「あなたがたに言っておくが、これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」(ルカ書) 2020年07月19日

 

c.f.どうやったらIQは上がりますか?「誰もが天才だ。 しかし、魚は...」 2013年07月31日

 

(余計な話ですが、最近過去記事のリンクを多用しています。

というのも、たとえば10年前から言っていることはそんなに変わっていないということを理解して欲しいからです。そうすれば、新しい記事を心待ちにするのではなく、古い記事をたずねることによって、新しい発見があると思うのです)

(余談ながら、この7月末で「まといのば」ブログ自体は10周年です。ブログ以前から「まといのば」としては活動はしていますので、逆に言えば、祖父の10周忌です。祖父が逝去した日にたまたまブログを開始しました。

ブログはメンバー向けの掲示板のようなイメージだったので、新規の方をオープンに募集する気はなく、メンバー向けにヒーラー養成講座の案内としてブログを使ったのが最初です)。

 

 

c.f.ヒーラー養成講座のご案内 2010年07月29日(初日の記事です。2本目)

(ちなみに、このヒーラー養成講座で学んでいた1人がRayさんです)。

 

 

で、話は戻して、イエス様です。

 

イエスは始終、怒ってばかりいるような人でした。笑った顔を見たことがない。

久しぶりに出会うお母様に向かってまで「女よ、お前は誰か?」みたいなことを言う失礼なやつです(笑)

 

で、そのイエスがめっちゃ喜んだことが2回あるという話でした。

 

その一度目がローマ百卒長の話です。

 

ローマ百卒長の話はお手元の聖書からルカ書を紐解いてください。

 

 

「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。

わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。

それですから、自分でお迎えにあがるねうちさえないと思っていたのです。

ただ、お言葉を下さい。そして、わたしの僕をなおしてください。

わたしも権威の下に服している者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。

 

で、最初の質問に戻ります。

 

百卒長のこの言葉を耳にして、イエスは大喜びします。

 

そして、このように宣言します!

 

「これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない

 

とは、どれほどの信仰でしょうか?

 

という質問です!

 

 

というか、なんでこんなにイエスは大喜びしているのでしょう。

 

という、質問を数日前にしました!

 

c.f.「あなたがたに言っておくが、これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」(ルカ書) 2020年07月19日

 

 

その回答に関しては、ずいぶん前に書いてあります。

 

c.f.笑うイエス?!〜あなたがたに言っておくが、これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない 2019年01月11日

 

 

 

で、ポイントをシンプルに言えば、、、

 

彼は自分が何を理解しているかを、具体的な例を用いながら適切にイエスに示したのです。

わたしも権威の下に服している者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。

これが、彼の説明です。

 

そして、これが情報空間まで広がっていることをローマ百卒長は正確に認識していました。

 

権威というのは、権力と違います(ここを誤解している糞と味噌が一緒な人が多いです)。

 

権力による支配は暴力によって強制し、権威は自発的に従うのです。

 

マスクを強要する人や自粛警察は、不思議な権威に従っているのです。彼らは強制されることなく、自発的に何かに従っているからです。

 

その上、自分の無謬性(むびゅうせい)を疑っていないかのようです。

(もう放射能は怖くないのでしょうか?w放射能は永遠に不滅です)。

 

これに反して愚者は、自分を疑うということをしない。つまり自分はきわめて分別に富んだ人間だと考えているわけで、そこに、愚者が自らの愚かさの中に腰をすえ安住してしまい、うらやましいほどに安閑としていられる理由がある。(オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』)

 

 

まあ、それはともかく、ローマ百卒長はイエスがやっていることを正確に理解し、そして自分とイエスの彼我の差も明確に理解していました。

 

「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。

わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。

それですから、自分でお迎えにあがるねうちさえないと思っていたのです。

 

この彼我の差を我々は抽象度の差(もしくは大周天の巨大さ)と認識しています。

 

圧倒的な差があるからこそ(情報は上から下へ流れるので)、

 

ただ、お言葉を下さい。そして、わたしの僕をなおしてください。

 

なのです。

(2文目は聖書書紀の蛇足であり、無知な読者のための追記です)。

 

ですから、「信仰」とは信じることとは何の関係もないのです。

 

 

これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない

 

 

イエスは高い抽象度のアルゴリズムを理解したことに対して絶賛したのです!

多くの(弟子も含めて)フォロワーは単なるクレクレくんです。

イエスのそばにいたら何か良いことがある(少なくとも退屈しのぎになる)と思っているから、着いてきているだけです。

 

だからこそ、すぐに裏切ります(ユダのことではありません)。

 

 

ペテロは「鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と言われたイエスの言葉を思い出し、外に出て激しく泣いた。マタイ26:75

 

 

しかし、イエスの弟子でも取り巻きですらもないローマ百卒長が唯一、イエスを理解したのです。深く理解したのです。

 

それに対して、イエスは「これほどの信仰は、イスラエルの中でも見たことがない」と言っています。繰り返しますが、信仰とは信じるということではなく、高い抽象度の情報空間を身体性をもって理解したということです(たぶん)。

 

 

というわけで、フィードバックです!

 

いや、僕もイエスではないですが、「これほどの深い理解は、まといのばの中でも見たことがない」と感動しました(笑)

 

つまり、われわれはここで、愚者と賢者の間に永遠に存在している相違そのものにつきあたるのである。 2020年07月24日NEW !

 

 

 

 

 

(引用開始)

 

オルテガ、美しいですね。

 

 

自分を疑わず、自分は分別に富んだ人間だと考え、自らの愚かさの中に腰をすえ安住する。

 

大企業の役員とかが浮かびますね。。。前職で見た石油系企業の経営陣の顔とか。。。いい大学出たオッサンたちが派閥作って、政治と建前でご立派な仕事をしてるつもりになってます。

 

まあ、この穴はこの穴で幸せなんですよね。この穴の中にゴールがある限り、おびき出せはしないのでしょう。

前職で役員に研修を提案した際に、彼らに現状の外のゴール提示を試みましたが、見事に一蹴されました。(笑)

 

 

すぐそこまでやって来ている愚劣さから逃れようと努力を続ける。その努力こそが英知。。。

 

いやぁ、なんて美しい。

儚くも藻掻いてる感じがします。

こうあるようにします。

 

 

タレブは安定の爆笑です。(笑)

 

でも、笑えない側面もあって、例えば悩んでる時とか、ニューハーフのママに言われるわけですよ(彼女たちは身銭払って性器取って生きてるんで、なんというか逞しくて、正論がすごいんですよ)「自分が人にやってるコーチングとかでなんとかしたら?」って。

それで、私は「ほんとだよねーー。人にはできんだけど、自分のこととなるとなかなかねぇーー、、」と。いやはや、まだまだ精進が必要です。(笑)

(引用終了)

 

明確な理解を示しながら、具体例で自分なりの理解の深さを例示して、ご自身の批判で終わらせるという(まさに賢者)素晴らしいフィードバックでした。

 

ありがたいです!!

 

ブログを書いていて、理解を示してくれるのが一番嬉しいことです。

 

ちなみに、ゴール設定に関して、「自分のこととなるとなかなか」なのは全く問題ありません。

問題ないどころか、正確に理解して実践している証拠です。

自分のことになるとなかなかうまくいかないので、岡目八目が必要なのです。他者が。

その他者をコーチと呼んだり、メンターと呼んだりします。

我々は自律した個人同士がお互いに協力し合うのです!!

 

というわけで、9月のメンター養成スクールもお楽しみに!!!

 

 

【まといのば講座『ドーシャ・コントロール 〜「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」の科学』】
【日時】 7月30日(木)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!

*ヴァーチャル受講もしくはライブ受講(Zoom受講)も可能です!!

 

 

 

 

〜スクール予定一覧、7月、8月、9月、10月〜

終了!! 【気功整体師養成スクール(BootCamp選抜①)】(受講料23万円 7月18日(土)13時から、7月19日(日)13時から)


 【美肌プロ養成スクール --透き通る肌の向こう側--】(受講料23万円 8月22日(土)13時から、8月23日(日)13時から)
 【メンター養成スクール --脱洗脳とゴール設定--】(受講料23万円 9月19日(土)13時から、9月20日(日)13時から)

 

延期です!!【まといのば主宰「ハワイ大学医学部解剖実習スクール」(受講料396,000円、10月2日(金)、3日(土)、4日(日) 〜ハワイ大学医学部現地集合、現地解散。飛行機やホテルの手配は別途必要です!)

スクールお申し込みはこちら

 

(解剖実習のみは定員のため、キャンセル待ちを受け付けています)。

 

*10月のハワイ大学医学部解剖実習はアメリカ本土のコロナ禍を受けて、延期です。ただいずれにせよ開催はしますので、お楽しみに!

(具体的には、ハワイが渡航制限を今月15日に再延長したこと。ハワイから帰国した際に2週間の隔離を強制されること。そしてハワイ州の指導により、解剖実習室でも密を避けねばならないため、一献体あたり3名から4名という無茶な状況があります)