父親と母親が完全に毒親なのですが、やっている事が「軍隊」と言われてひどく納得しました。 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

毒親ということが、共同体の問題だけではなく、国家の問題であり、国家を超えて宇宙規模(←冗談)、超国家的な存在の問題であることまで見抜けることが重要です。

(我々はグレイトリセットを止めることはできないので、そのあとの生き方を探すだけです)

c.f.だけどそんな都合のいい方法はない。近道なんてなかった。足掻くしかない。今の自分ができる精一杯で 2020年12月04日

 

 

親子の対立を軸にして考えると、解毒ではなく、より毒が強まり、洗脳の轍が深まるだけです。

最初はその対立をアリアドネの糸として構わないですが(むしろ良いことですが)、そのうち上の系に移動しましょう!

 

 

という話はのちほどに!

 

フィードバックを多く頂いています!

 

フィードバックというのは、施術やセミナーの感想やその後の体感などをまとめてもらった文章という意味でここでは使っています。

 

ただもともとの意味はバイオフィードバックから来ています。

たとえば、耳が聞こえない人が発声の練習をしようとしたときに、自分では自分の発した声のチェックができません。でもオシロスコープなどで波長をもし観ることができれば、自分の発した声を視覚化することで、チェックができます。これがバイオフィードバックです。

適切なフィードバックを受けると、内部表現のシステムは自動的にアップデートしていくのです。

仮説と検証も同様です。

ある仮説があり、そこから演繹される予測が存在し、それを検証する中で仮説がアップデートしていきます。

これがフィードバックです。

 

「まといのば」ではフィードバックが気功の肝だと思っています。

(このことを逆向きに言えば、気功技術という方法論については絶対的な自信を持っているということになりますが)。

 

きっちり観察し、観測して、フィードバックを得られることができれば、仮説がどんどん検証されていきます。仮説というのは他者の(もしくは自分の)内部表現に対する一定のモデルです。そのモデルが検証によって修正され、アップデートされていくのです。

その仮説と検証のプロセス自体が(仮説が正しくてもそうでなくても)有効な内部表現書き換えとなります。

だからこそフィードバックは最も重要なのです。

気功技術というインプットに対するアウトプットが確認できなければ、書き換えようが無いからです。

 

それはともかく多くのフィードバックを頂いてますので、一つずつ紹介します!

 

 

一つは毒親育ちについてです!

 

セッションの依頼の文章の後半に「毒親」について言及されていました。

(ご本人の許可を得て、掲載させていただきます!

 

(引用開始)

話は変わりますが、毒親についてのブログを読ませて頂きました。
確かになぁと腑に落ちる点ばかりです。
父親と母親が完全に毒親なのですが、やっている事が「軍隊」と言われてひどく納得しました。ようやく彼らが何を言っているのか理解できました。
どうりで普段漫画なんか絶対に見ない父親の部屋に、宇宙戦艦ヤマトのポスターが貼ってあったわけです。子供の時から不思議だった理由がようやく分かりました。
携帯はDOCOMOでないとキレる。車はトヨタの白か黒のカローラセダンでないとキレる。
選挙は自民党に投票しないとブチキレる。
ようやく彼らの発想が理解出来ました。
出身が新潟の長岡の辺りなので、山本五十六の出身地という事もあり、子供の頃に強烈な軍隊教育でもあったのでしょう。
会社も軍隊という事なのですね。本日も上司に囲まれて説教という馬鹿らしい事が行われましたが、ブログを読んだ後だったため、普段なら怒っていたところですが、怒りを通り越してあきれてしまいました。
アダルトチルドレン関連の本は沢山読みましたが、そういうことだったのですね。全く読めていませんでした。
ようやく腑に落ちました。


(引用終了)

 

最後の「アダルトチルドレン関連の本は沢山読みましたが、そういうことだったのですね。全く読めていませんでした。」という気付きがとても重要です。

 

僕らは機能不全家族やアダルトチルドレン、毒親などの概念はすでに知っていますし、興味を持って専門書も読んできたのですが、まさか自分のことだとは思わないのです。社会の縮図であったり、どこか遠くの問題として、悪く言えば他人事として理解してしまいます。

 

 

 

*「毒親本だけは読めない」「読み始めて辛くなる」という方が多くいます。読書とは本来それだけ心身に衝撃があるものです。急ぐことも焦ることもないので、少しずつで良いので読み進めていってください。無理は禁物です。

 

 

ですが、その「まさか」の坂を越えたいのです。

 

一度超えると、憑(つ)き物が落ちたようにいろいろなものが観えてきます。

その憑き物をルー・タイスはスコトーマ(心理的盲点)と言いました。

スコトーマが外れると、いろいろな謎が一気に解けていくのです。

解きかけのまま放置してしまった謎が、一挙に次々と解けていくのです。

 

*毒親育ちの作家による「ママン」という作品。

c.f.今日、ママンが死んだ。もしかすると昨日かも知れないが、私にはわからない〜六本木ヒルズの彫刻と蟲 2021年12月22日

 

 

そして「なぜこれまで分からなかったのだろう」と悩むことになります(悩むことはありません)。

 

でも、その目の前に答えがあったのにスコトーマで見えないというのが、抽象度の壁であり、洗脳の壁なのです。スコトーマの定義そのものです。

 

その感覚が分かるようになると、次々と謎が解けるようになり、解毒が進み、脱洗脳が進みます。

 

ですが、その過程はかなり苦渋に満ちたものですが(文字通り呪われているのではないかと思うほどです、呪われているのではなく、「呪われていた」のです)、そのプロセスをしっかり味わって、抜けきることで、次の楽しい素晴らしい世界が見えてきます。

 

アリストテレスが言うように我々は1人ではなく、集団で生きています。

 

かくて国家が自然にもとづくものであって、われわれ各人よりも先にあるのだということは明らかだ。(略)これに反して、共同体に入りこめない者、あるいは自足していて他に何も求めることのない者がもしあるとしたら、それは国家社会のいかなる部分ともならないわけであって、したがって野獣か神かであるということになる。(アリストテレス「政治学」第一巻)

c.f.寺子屋「政治学」ビデオバックナンバー配信開始!!!〜共同体に入れないものは野獣か神かである〜 2014年12月30日

c.f.IQを上げたいと思ったら、真っ先にやるべきは対話能力の向上かもしれないと中学受験算数から思う 2015年07月04日

 

集団の一部に解毒が始まると(実際に猛烈に始まっています)、その効果は全体に波及します。ですので、自分一人の苦しみでもなく、自分の解毒は仲間の解毒に明確につながることを信じて(今は「信じて」ですが、そのうち知るようになります)、解毒(脱洗脳)を続けてください!!

 

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