手を強く握って、そして開くと手の中に賢者の石があるかも?〜読むだけで気功師になれる?!〜 | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

拳を強く握りしめて5秒ほど待ち(ちゃんと5つ数えてみてください)、それから手を開くと、一瞬真っ白になっている部分がすみやかに赤みが差してきます。

グーをパーにすると白いところが赤くなります。

これは握りしめていて、血流が阻害されていたところに(白くなる)、手を開いたことで血流が阻害されずに血が流れ始めたからです。

 

グーからパーですね。

 

グーは強めに握ってください(強すぎないようにー)

 

 

何の話しかと言えば、気功の特に身体系の気功のアルゴリズムの解説です。

 

「読むだけで気功師になれる?!」シリーズの最新号です(いつ始まった?)

 

意外とベテランの方の方がこのインパクトに気付いているようで、フィードバックを多くいただきます。ここにもマタイ効果が働きますね。というわけで、「読むだけで気功師になれる?!」シリーズで、特に身体系の気功のアルゴリズムの解説をしようと思います。

c.f.

 

ちなみに、もう一つの有名な身体系の気功のアルゴリズムは昨日のBodyDesignBootCampのセミナーでも多くの受講生が体感した、海水モデルです。

これは強烈なアルゴリズムであり、このモデル1つでありとあらゆることが説明できます(←大げさ)。

 

これは「のどが渇いて、海水を飲む」ということで有名な(そうなのか?)、海水モデルです。

 

 

のどが渇いて、目の前の海水を飲む、、、、ともっと喉が乾く。そこで海水を飲むと、もっと喉が乾き、そしてまた海水を飲んでしまうと、乾きが癒えることがない、、、(というか死んでしまいますね)。

 

ちなみにこれを頭でだけ分かっていても仕方ないので、希望者には太平洋の海水が配られました(嘘です(笑)、Ray先生特製の海水よりも濃い塩水が希望者に配られました)。

思い返すと、アディトレ当時に醤油を飲んで、海水モデルを試す猛者がたくさんいました。

人生に一度で良いので、試すのはとても良いことです。

そうすると、渇望感が分かります。水(実際は塩水)を飲んでいるはずなのに、喉が乾くというパラドキシカルな感覚と、どうしても目の前の水を飲みたくなる渇望感が良く分かります。その身体の感覚を覚えておくと、理論の理解が深まります。

 

ここでのアルゴリズムはシンプルです。

 

喉が乾く ⇒ 海水を飲む ⇒もっと喉が乾く⇒海水を飲む⇒もっと喉が乾く⇒

 

となります。

 

これをグラフ化すると(グラフなのか?)

 

喉が乾く ⇔ 海水を飲む

 

となります。

 

このループが無限に続きます。

 

無限ループということで言えば、有名なのは昨日のBodyDesignBootCampでも話題に出た(というか、白熱した)「嘘つきのパラドックス」という自己言及パラドックスがあります。

 

*アインシュタインと仲良し

 

これは「クレタ人は嘘つきとクレタ人が言う」という形で聖書にも出ている(聖書ではパラドックスのつもりは無いのですが)有名なパラドックスであり、これを厳密に証明したのがクルト・ゲーデル先生です。

 

ゲーデル先生は素因数分解の一意性を利用することで、全ての命題を自然数で表記して、その真偽値を求めたのですが、カントールの対角線論法を用いることで、真偽値が1つに決まらないような命題を作ることに成功しました。真偽値が変わらない命題とは決定不能命題です。そうすると、そのシステム(系)の完全性が失われ、無矛盾性が失われます。本来は全ての命題が真か偽かに分かれないといけません。しかし、オセロのようなコインのようなものがくるくる回るように、真偽値が見る度に変わる命題が少なくとも1つは存在するのです。

対角線では逃げ場がないのです。

これをチューリングが仮想コンピューターで示し、そしてチャイティンがリアルなコンピュータープログラム(Lisp)で数学全般に渡って証明しました。

不完全性定理ですね。

 

で、このような知識体系自体ではなく、肝の部分を脳にインストールするために、「嘘つきのパラドックス」のワークがあります。

このワークをすることで、論理というものがSyntaxレベルで身体に落とし込めます。意外と難しいので、「嘘つきのパラドックス」のワークはお勧めです。

 

そしてこれを1万回くらい繰り返していると、ありとあらゆるもののSyntaxを見通せる目のようなものが手に入ります(←いろいろと大げさ)。そうするとメンタリングしていても、話していることの論理構造が綺麗に可視化でき、そして問題点の解消法まで見えてしまいます(とは言え、見えたことをそのまま言うのが仕事ではありません。クライアントやフォロワーさんのタイミング、厳密にはもっと大きなシステムの流れを見極めて、一瞬のチャンスを見逃さずに書き換えることです。それまではひたすらに待つのがメンターやヒーラーの仕事です。もちろん淡々とやるべきことをやりながら、結果を出しながら、大きなチャンスを待ちます。何分でも何年でも待ちます。

なぜなら、我々ヒーラーや我々リーダーが治したり、引っ張ったりするわけではないからです。

平たく言えば、大きな流れやシステムのようなものがあり、我々はその壮大なタペストリーの一部でしかありません。ですから、その大きな流れなりシステムの意志や意図というものを正確にキャッチして、実装するのが我々の仕事です。そこに本質的には我意は無いのです。

 

話しを戻しまして、グーパーですね。

 

 

グーに固く握って、パッと手を開くと、手は最初の一瞬は白いのですが、すばやくサラミ状に赤くなってきます。

 

そしたら、血をもっと手のひらに集めようと意図してください。そしてしばらくじっと手を見ていると、手がサラミ状になり(白と赤のまだらになり)、そして赤い部分が多くなってきます。血が手に集まってきます。

 

はたらけど はたらけど猶(なお) わが生活(くらし) 楽にならざり ぢつと手を見る」(石川啄木『一握の砂』)

 

 

これが気功の肝であり「気血」です(←ちょっと強引)。

気が集まるところに血が集まります。気とは意識であり、意識が集まるところに血が集まります。

そうすると、血が集まった部分の代謝が良くなり、浄化が始まります。

 

上腕をぎゅっとにぎってみましょう。いや、その前に上腕の筋肉の感じをさわって、覚えてください。

そのうえで、上腕をぎゅっとにぎってみましょう。そして「気血(きけつ)」とマントラして、そしてしばらくにぎったら、そっと手を話し、5秒待ってみましょう。そのうえで、上腕の筋肉を触ってみましょう。そうすると、最初より柔らかくなっていることに気付くのではないでしょうか?

ほんの僅かでも良いので、変化を感じられたら完璧です。

その変化を感じたことを何かの形で表現することをフィードバックと呼んでいます。フィードバックを取ることで、変化は加速します。「おお!柔らかくなった!」などと1人で騒いでみてください。そうすると、次はもっと柔らかくなります。そして繰り返すだけで、上腕は圧倒的に柔らかくなります。

 

 

これを他の部位(前腕とかふくらはぎとか)にすぐに展開しようとしないで、何とかの1つ覚えのように、繰り返し楽しんで左腕の上腕をぎゅっとにぎることです。

そして右腕の上腕と比較して楽しんでください。

このときもあわてて反対側の上腕も同じようにゆるめようとしないことです。

(偏りがあると歪んでしまうというのはたしかにその通りですが、実際はこれは平賀源内の土用丑の日のようなキャッチコピーでもあります)

なぜかと言えば、片方だけが圧倒的にゆるんだほうが意識に上がりやすいからです。

意識に上げることが気功の肝(Rゆらぎ)であることを考えれば、勝手に意識に上がる状態はむしろ好都合です。その不思議さを味わっておいてください。

 

そしてこれをしっかり練習することで、身体を書き換える気功の重要なポイントをマスターしたことになります。

 

これを踏まえて、次は肝臓に行きます!!!(次回お楽しみに!!)

 

 

 

【1位12位14位御礼(総合4位御礼)】

Hiroさん3位🥉&15位おめでとう!!!!!!!
Kanaさん16位おめでとう!!!!!!!!!!
シュンくん、総合18位おめでとう!!!!!!