家族にいるアノヨ~ガン人と現世脳障害人 -5ページ目

ションベン

面白い話17

主人は、シッコを

トイレで飲んでます。

尿療法だそうです。

家内の抗がん対策の本にあったのを
見つけ、なにしろ、好奇心が強い
主人ですから、実行しています。

体にいいのか、脳リハビリのため
なのかよく分かりませんが。
これが臭くてたまらないのです。

主人に言わせると、
これをすると、
自分の体の調子が
ションベンの味でよく分かるそうです。

主人は、昔、幼稚園から小学校のころ、マルという
犬を飼っていましたが、その犬が、自分の糞を
食ったり、草を食ったりするのを時々見てました。
その当時から、どうして犬はこれをするのかという
素朴な疑問を持っていたらしいです。

それで、動物になりかけている主人は、
ウンコにはさすがに抵抗があるようで、ションベン
くらいなら良かろうと思って始めたそうです。

塩からい味がするから、昨日は何を食ったかナ。

そういえば、塩シャケ食ったナ。

今日は、甘い味がする、昨日はメロンとスイカを

食いすぎたナ。
 

と記憶のクイズ遊びみたいな
ことを行っています。

主人のことですから、調子こいてそのうち
ウンコに手を出してしまうのではないかと
心配でたまりません。

もうクソ食らえで~す!!!

主人オモラシ

面白い話16
 
主人は、先日、当事者タケシさん宅から
晩の九時半ころ帰ってきました。

帰るなり、買ってきた人参、りんご
土産おサカナ等をほっぽらかして、
洗面ところに行きました。

おもむろに、ズボン、ぱんつを脱ぎ捨て、すっぽんポ~ン!!

それをセンタクキに放り込んでいます。
 
 奇怪なそぶりなので
 
 家内  どうしたの!
 
 主人  コンビニで、ションベンもらした。
 
 家内  何でネ?
 
 主人  熊本で人参を買うのを忘れ、小倉に着いて
     

あちこちさがしたけど閉まってた。
      最後に、コンビニで人参を見つけた時、
     それまで、人参なかったらどうしようと
     うろつき回っていたけど、ホットとした。
     レジで清算してあと、
     
     人参のビニル包装が家庭のゴミになる
     

掃除が大変    
     

それはイヤ
     

と、頭の中でその考えがグルグル回り、
     

コンビニのレジのそばのテーブルのとこで、
     

包装を破り捨てることを繰り返していたら、
     

急に、ションベンを催してきた。
     

けど、ビニルはずしを途中でやめるわけもいかず、
     

モゾモゾしながら、青息吐息して我慢している
     

うちにオモラシ・ハッシャーじゃーーーー。
     
    

 周りに気づかれないように、ちびったションベンが
     床にもれてないことをこそっと確認、
     そろり、そろり店を出た。
     
     生あたたか~いズボンの気持ちよさと開放感と、
     恥ずかしい気持、悔しい気持等、などエトセトラ、
     まぁ~いいか・けせらせらがチャンプルーして・・・・・・・

 

家内  (絶句)・・・・・・・・・・!!!!!! 

 

主人は、最近、「環境汚染を防止のためにエコする」などと、

高尚なことを言ったりするけど、

毎日の行動は、幼稚園生ナミの子供返りな

事ばかりして、痴愚ハグお笑い者です。   
     

ふて寝

面白い話15 

主人は、帰ってきてすぐ

三線を取り出し、

弾き・歌い始めました。

しかし、途中から愕然として意気消沈です。

手が動かないワ、

工工四(沖縄ドレミファ音階のこと)が

読めないワで、

シック八苦して、

途中から三線を放り出し、

不貞寝をしてしまいました。

ここで、司令塔カカァの

登場です。

般若のように

烈火のごとく

主人をどなりちらしました。

              「ホーリツや約束を守るのはアンタの商売でしょ!!

               守らないと商売あがったりでしょ。

               商売やめるつもりなの!! 

               三年半もご無沙汰すると、弾けなくなるのは、

               当たり前でしょッ!! 

               アンタは、脳の故障のせいと

               考えてるようだけど、

               三年も怠けると誰でも弾

               けなくなるのは、

               当然ヨ!!! 続けなさい!!!!!」

 主人は、ビビッてしまい、

カカァの前にシュンとなって

鎮座してのち、

おもむろに三線を爪弾き始めました。

また、基礎練習、音階練習からの手習いです。
主人は、カツを入れられ、

涙ソーソーしながら、テン、トゥン、テン、トン
・・・・・・。 

トホホ。

デビューできるのは、

いつになるヤラ!!

三線を弾く

面白い話14


主人は後遺症のおかげで

ホラを吹くのが得意になってますが

実は、脳梗塞をする前

三線を弾いてよく歌ったりしていました。

しかし、脳をやられてあと

一番好きだった、              「かじゃでふう」が

うまく歌えなくなったことに

一番ショックを受け

それ以来弾いてませんでした。

沖縄民謡や

古典は

二重旋律、カケアイになっており、

独りで、かけあいの

デュエットをするような

高度なもので

直感的には

脳の高次機能である   「並列処理」

を改善するには

三線を弾いて歌うことが

脳後遺症改善に

よろしいということを

主人はよく分かっていたのですが

なかなか

とっかかりができずじまいでした。   

楽器を弾きながら

歌をうたうのは

を総動員して

脳をフル活動にする作業のことです。

閑話休題

6月4日に

友達であるタケシに

主人は逢い、

嬉嬉躍躍

(ちがった欣喜雀躍)して

帰ってきました。

タケシは当事者で

ぷらむの熊本支部を

立ち上げた家族の一員です。

主人は

熊日日新聞に

載っている

立ち上げの新聞をもらってきて

何度も何度も読み返して

写真を眺めていました。

主人は

当事者タケシさんと

カラオケに行き

一緒に歌ったりしたようですが

自分がよく知っていた歌が

うまく歌えないことがよくわかり

つぶさに自分の障害の

状況を理解したようです。

でもタケシさんから

なんか歌うたってデビューしようと

誘われたことで、三線を弾いて歌を歌いたい

と言う願望に火をつけられたようです。

そして、タケシさんと二人で

夏川リミの「涙ソーソー」をデュエットする

ことを想いついているようです。

主人のもうひとつの夢は、タケシさんと一緒に

「アンズの丘マラソン」の10キロコースを

ウォーキングで参加することを夢みているみたいで

ペアのシャツを持っていきました。

主人は二つの夢が実現できるかどうか分かりませんが

それを目標にして、タケシさんと逢えるのが楽しみみたいです。

玄米ガユと人参ジュースにメロメロ~

面白い話13

主人は

妻に引っ張られ

教会にいき

カノ有名な境野米子さんの

ノリトを受け

料理教室の

ご馳走を満喫して

嬉しそうに帰ってきました。


主人は、

無神論者

祖先崇拝の人で

イハイに向かって

あの世の人と

「アノょ~・・・」と交霊してますが

クリスチャンは

苦しむチャンと勝手に

思っています。

しかし、

境野クリスチャンの

託宣と食事には

心を打たれたようです。

よく聴いてると、

玄米ガユと

人参ジュースのことが

格別美味しく、メロメロになった

一番の理由みたいです。 

境野さんの話は

自身がコウゲン病という難病で

医者から見離され

その時、何クソと思い

医学治療を捨てて

最終的には

ゲルソン医師の食事療法を探し当てたことです。

ゲルソン氏は医師ですが、

医療の限界を知り

ガンから生還した人を診て

食事でガンが治ることを確信したのだそうです。

それが今回の料理教室の

玄米と人参ジュースにつながっているのだそうです。


また、境野さんは、面白いことをのたまう人で

神は人に平等に水と空気と食べ物、生死を与えるのだそうです。

生き死には、生物には当たり前のことで、

死ぬことを思い煩うのは、思い上がりなのだそうです。

一瞬の先に自分が生きているかどうか

テロや地震、病気であの世にいくか

これは誰にも分からない

神のみが知る、宿命なのだそうです。

で、死ぬことで悩むと病気になるのだそうです。

  
その時の話で、

主人は、ハタと目のウロコがとれて

自分の高次脳機能障害のひとつである

段取りができない

予定が立てられない

「遂行機能障害」の

ことが浮かび、

明日のことが闇であれば

将来の予定が立つ立たないで

悩むのはバカらしい

やめてもいいやと

いうことに気づき、

それで、とても気が楽になったそうです。

そして、主人は

ヒトになることを辞め

動物に近い生活を過ごすことを

決心したようです。

なぜなら、動物は料理しない

快不快の基準で

その日暮らし

ケセラセラで悩まないから

手抜き、横着な生き方は

高次脳機能障害を治すには

とてもフィットしていると思ったからのようです。

「玄米でおうちゃくダイエット」

というシンプルマクロビオティックの

雑誌もあるくらいだから。

以来、主人は

玄米中心の主食と

ジューサーを買ってきて

人参ジュースにはまっています。

野菜も生の丸ごとのまま

調味料もなるべく使わない

そういうことを続けていくと

味覚がとても鋭敏になり、

味わいが深くなるのが楽しいようです。

しかし、そのことで生活が

とてもシンプルになったのは

いい事なのですが、

周りが迷惑で、

主人は、自分が

野蛮・凶暴でワイルドになり、

野獣化していることに

気がついてません。

お笑い者です。いつ人間に戻るやら!

高次脳機能障害者は人間モドキの宇宙人ですヨー

面白い話12

ワタシは、カメですから

人間のことはよく理解できませんが・・・。

高次脳機能障害になると

まるで、人間が変わるみたいです。
 

主人は顔は昔のカレで、

フツーに見えますが

急に理解できない

考えや行動をとります。

まるで人間じゃないみたいです。

人間であれば

外国人なら

顔の造作は違いますが

みぶり手振りやら

ヒトとしての

暗黙了解の部分が大きいので

それほど困りません。

しかし、主人は脳梗塞のおかげで、

高次脳機能障害となりましたが

中身の構造がガラッと変わってしまいました。

当初、本人も周りもそれに気づかず

トラブルばっかりで

ひどい時は

ホウチョウを

ふりかざした

時もありました。

慣れるにつれ

主人は自分のことを

ネイティブの仮面をかぶった

宇宙人として

見るようになったようです。

その方が楽だからです。

主人は、

元人間ですから

自分のことを

周りの人に理解してもらおう

気づいてもらおうと

色々努力をしましたが

徒労に終わり

疲れ果ててしまうことが多く

ついには

無駄な努力を

やめたようです。

一番自分を

よく理解してくれるのは

当事者(宇宙人)ネットワークと

主人は言います。

これが「ぷらむ」のようです。

次に分かってくれるのは

家族

「ぷらむ」の家族

だそうです。

さらに、

主人は、

自閉症

学習障害

首吊り自殺未遂者

炭鉱事故一酸化炭素中毒者

年寄りボケ交通脳外傷者

アルコール中毒者

などは、

わりと会話が通ずる

仲間ですので

同じ宇宙人仲間では

ないのかなと思っているようです。

主人は

プロレスの

テレビ番組が好きです。

特にK1が好きです。

K1は異種格闘技の世界で

ボクシング

柔道

空手

ムエタイ

カンフー

てこんどー

などナド

バリアフリーの世界です。

脳は複雑すぎて

障害症状も幅が大きすぎて

うまくとらえることができないので

各「脳梗塞会」

「自閉症会」

「脳外傷会」が

林立してますが

主人は

プロレスK1のように

各脳障害の会がひとつところに集まり

情報交換・共有をしていけば

当事者(宇宙人)は

随分ラクになって

生きやすくなるのではと

考えているようです。

ぷらむは、発起して

10年未満ですが

多種の傷害の会は

数拾年の歴史が古く

リハビリのために培ってきた

チエや工夫は、たくさんあるからだろうと言うのです。
 

また、主人は、

「脳外傷ぷらむ」を「脳損傷ぷらむ」に

看板を変えたら、

いろんな障害者入りやすくなるのにと

思っているようです。

なぜなら、

主人は脳を梗塞し、

脳内傷の当事者で、

脳外傷ぷらむに入会するのも、

とても勇気がいったそうです。

曰く、主人は

脳梗塞をナイショに外傷のふりをして、

入会したのだそうです。

でも、先日のぷらむのワークショップの、

当事者トークの四人の中に

内傷の方が一人いたので、とても安堵したそうです。

耳がヘン

面白い話11

耳の話。

主人は

脳梗塞後

耳が変になったとよく言います。

バスの中

雑踏の中

忘年会

会議など

騒がしい場所では

聞こえているけど

聴けなくなるそうです。

「カクテル・パーティ効果」という

言葉があるそうです。

静かな部屋で

二人きりの話なら

相手の言葉の意味が

よく頭に入ります。

しかし、

騒然とした人の中では

音の洪水の中から

相手の声のみを選択して

頭にいれることが

できにくいことなのだそうです。

主人の場合は

この程度がひどいらしく

音洪水の中に入ると

突然、イミの分からない

外国語をしゃべっている人の中に

瞬間移動した気分になるのだそうです。

そこで、

主人は、

もしや周りの人々

相手は、仮面をかぶった宇宙人ではと

カンぐり、不安に襲われ、パニックになるのだそうです。

そして、当初はワタシ(亀)のように手足や頭を引っ込め、

死んだふりをして

ダンマリを決め込んでいたそうです。

でも、次第に自分の耳を視ていくと

朝は調子がいいのでよく聞こえる

体調が悪い時は

よく聞こえないなどナドが

分かってきたそうです。

最近は大分よくなってきたのと

仕組みが分かってきて

余裕というか、

遊び心が出てきたようです。

それでもやはり、

日によって、

時間によって

耳の聞こえが違うようです。

しかし、それを逐一説明するのが難儀で、

ウソのいい訳とられかねないので、

言葉が分からない時でも、

相手に合わせてうなづいたり、

適当にピンぼけした応答をして、

その場をごまかすのだそうです。

すると、

相手が冗談として

笑ってくれることもあり

いい気分になるのだそうです。

この頃、   「マダラつんぼもイイわい」

と主人は素っ頓狂な

ことを言うのですから。

クスクス

やっぱり主人はヘン人です

飯島夏樹と天国で逢おう

面白い話10

今日

主人は

妻と一緒に

「飯島夏樹」の「天国で逢おう」

の追悼番組を観ています。

この番組は

すでに2月ころに観ていて

人ごとではすまされなかったようで

想いを詰まらせては

主人は

タビタビ泣いていました。

今回も飯島さんの

何気ない一言や

とりとめのない

シーンに

ススリ泣いています。
 

飯島さんは

不安や苦悩を

抱えながらも

どうしてこんなに

清らかで

すがすがしく

笑えるのか

おだやかに

生活できるのか。

きっと、生き方が

自分とは違う

圧倒的に高いレベルだろうから。

だから人の心を打つのだろう。・・・

と主人は思っています。

そして

妻のガンとの

戦いとの生活に

ダブらせているようで

「私たちもこのような生活ができたらいいな・・・・・」

と妻にポツリと洩らしました。

飯島夏樹は

主人にとって人生の水先案内人と

思っているらしく

すでに

どこから持ってきたのか

本も読んでました。

今日は

飯島さんとの別れの日と

決めていたようで

                 クミコの 「私の青空」

                 エリック・クラプトンの 「tears in heaven」

                 矢野顕子の  「prayer」

を聞きまくっています。

そして、急に

「先にいっとって~。いつか逢いましょう。」

とブツブツ言ってます。

主人にとって

飯島夏樹さんは

テレビでしか観てませんが

心に棲み込んだ人となったのでしょう。

お得意のテレパシー会話で

連絡を取り合っているようです。

日木流奈がテツガクしてる

面白い話9

主人は

リハビリのために

手探りであらゆることを

試みています。

現在

熟睡すること

深呼吸すること

体を動かすこと

い水を飲むこと

食事を変えること

風呂・温泉を活用すること

その日目いっぱい気楽にタンタンと生活すること

家族・親戚、当事者とのつながりを大切にすること

「ぷらむ」を大切にすること

病気を知るために本を読むこと

などなどです。

これらが脳改善に

良いということを

実感しているみたいです。

話は変わりますが

主人は

息子の歯の矯正の通院に付き添い

病院の待合室にあった

     

       「ひとが否定されないルール(日木流奈著)」

の本を借りてきました。

この本は、

12歳の脳障害の男の子が

障害と格闘する具体的な生活と

まっすぐな心の世界を

ビュアな言葉で綴っています。

主人は待合室で読みながら

ジーンと心を打たれたそうです。

生まれてまもなく

体と能に障害を持つという

過酷な宿命を

素直に受け入れ

これをいかにして

生きていくか

生活していくかという

具体的な

工夫

知恵

ヒント

を満載しています。

ドーマン法についても書かれています。

主人は

自分が

漠然とながら

実感している

上述のことや

疑問について

12歳の少年が

きちんとした言葉に

しているのに

ビックリしています。

流奈は月よりの使者

脳障害がさずけた

哲学者ではないかと

思っています。

この本を読むと

とっても癒され

心が洗われると

言ってます。

レインマン

面白い話8
 

主人が「レインマン」のビデオを借りて来ました。

ダスティ・ホフマンと

トム・クルーズが出る

「自閉症」のビデオです。

主人は

このビデオを気に入っており

十数年前から、時々借りてくるものです。

当初は、「自閉症」が

どういうものか分からないので

理解したくて借りてきたそうです。

脳梗塞する以前には

ダスティ・ホフマンの

演技の意味が分かりにくく

トムクルーズの役柄に

ハマッテいましたが

脳梗塞後は

ダスティ・ホフマンの

演技の一つ一つが

手にとるように

分かるようになったそうです。

脳をやられた主人にとって

自分とほとんど

同じ心の状態が描かれていたので

理由はわからないが

直感的に「自閉症」も

脳をやられた人なんだと勝手に思ったそうです。

それで主人は、こだわりの人ですから

脳梗塞の狭い分野に限らず

脳をやられた別の分野の人について関心を持ち

本を読むようになりました。

自分の脳の障害について悩んでおり

これを改善したい

リハビリをうまくしたいという

単純な欲求からです。

読んでいくうちに

脳が変な人の中に

山下清

モーツァルト

アインシュタイン

ヴィトゲンシュタイン

ローレンツ

大江光

の名前を見つけるようになっています。

主人はこの人たちに

親近感を抱くようになっています。

同じ脳障害が

あるのだろうと思ってます。

加えて、障害に伴う

大変な苦悩を抱えながらも

一流な生活を確立しているところに

感動しているからのようです。そして

主人は最近、            「障害は生きていくうえで最大の武器」

ととんでもないことを

言うようになり

自分の障害を喜ぶようになっています。