レインマン
面白い話8
主人が「レインマン」のビデオを借りて来ました。
ダスティ・ホフマンと
トム・クルーズが出る
「自閉症」のビデオです。
主人は
このビデオを気に入っており
十数年前から、時々借りてくるものです。
当初は、「自閉症」が
どういうものか分からないので
理解したくて借りてきたそうです。
脳梗塞する以前には
ダスティ・ホフマンの
演技の意味が分かりにくく
トムクルーズの役柄に
ハマッテいましたが
脳梗塞後は
ダスティ・ホフマンの
演技の一つ一つが
手にとるように
分かるようになったそうです。
脳をやられた主人にとって
自分とほとんど
同じ心の状態が描かれていたので
理由はわからないが
直感的に「自閉症」も
脳をやられた人なんだと勝手に思ったそうです。
それで主人は、こだわりの人ですから
脳梗塞の狭い分野に限らず
脳をやられた別の分野の人について関心を持ち
本を読むようになりました。
自分の脳の障害について悩んでおり
これを改善したい
リハビリをうまくしたいという
単純な欲求からです。
読んでいくうちに
脳が変な人の中に
山下清
モーツァルト
アインシュタイン
ヴィトゲンシュタイン
ローレンツ
大江光
の名前を見つけるようになっています。
主人はこの人たちに
親近感を抱くようになっています。
同じ脳障害が
あるのだろうと思ってます。
加えて、障害に伴う
大変な苦悩を抱えながらも
一流な生活を確立しているところに
感動しているからのようです。そして
主人は最近、 「障害は生きていくうえで最大の武器」
ととんでもないことを
言うようになり
自分の障害を喜ぶようになっています。