不安から抜けだすおまじない | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます 

新年最初の『ためしてガッテン』、ご覧になりましたか?今回のテーマは、「不眠ストレス緊張撃退 1日15分!脳の簡単トレ」でした。
パソコンからは→http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120111.html
携帯からは→http://wi.nhk.jp/gatten/archive120111/index.html

15分で緊張や不安を軽くするって、瞑想じゃないかなぁ…と思ったら、当たらずといえども遠からずではあったけれど、もっと実用的というか、とっつきやすい方法でした。いきなり瞑想って言われても、ついつい雑念が入って、そうそう簡単にはできないものねぇ…。

パニック障害のような不安障害では、不安が不安を呼んで、負のスパイラルに陥りやすい。自分で何とかしなきゃ…と思えば思うほど、不安を強く抑え込んでしまうほど、余計に不安が大きくなってしまう。

そうした不安の連鎖を防ぐ「客観視」に働くのは、脳の背内側前頭前野。禅僧のように、長年座禅のような瞑想を続けた人の背内側前頭前野は、普通の人より分厚くなって、強化されているそうです。つまり、瞑想を続けると、不安に強くなれるってことですね。

そこで、瞑想できるようになるための方法として、ガッテンで紹介されたのは、早稲田大学応用脳科学研究所所長、熊野宏昭先生の指導による認知行動療法の手法でした。

 瞑想に通じる方法

① 楽な体勢で、軽く目を閉じ、こころを落ちつける
② こころの中で、小川の緩やかな流れを思い浮かべる
③ その小川に、葉っぱが浮かんで流れているのを思い浮かべる
④ 自分の中に浮かんできた思考や感情を、その葉っぱに乗せて小川に流す

思考や感情は、いいものも悪いものもすべて、浮かんできた順に、すっと流していく。途中で落ちたら、拾って、もう一度葉っぱに乗せて流す。大きなものは、小さく刻んで、葉っぱに乗せる。

1日に10~15分程度、いつでもいいので、好きなときに。葉っぱに乗せるものが無くなったら、それは瞑想に入ったことになるようですよ。

 不安から抜けだすおまじない

頭に浮かんできた言葉の最後に、「…と思った」をつけて、こころの中でつぶやく。

「俺ってダメだなぁ」という思いが浮かんだら、必ず「俺ってダメだなぁ…と思った」
「先々、不安でしょうがないなぁ」と考えたら、必ず「不安でしょうがないなぁ…と思った」
というように、おまじないのように唱えるようにする。

このおまじない、いいですね。こんなことで?と思われるかもしれませんけど、ちょっとやってみれば、きっとわかりますよ。浮かんだ不安が、「ちょっとそう思っただけのこと」になるんですね。

パニック障害については、「足が教えてくれること No.19 呼吸が浅い」「呼吸が浅い人の養生法」もご参考にどうぞ。

一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。

 
ワックスフラワー
東洋医学講座の目次→満月
ツボの目次→やや欠け月
リフレクソロジーの目次→半月
妊娠・産後・授乳・子どものケアの目次→三日月
アロマセラピーの目次→新月
『養生訓』の目次→星空
体操とストレッチの目次→夜の街
からだのしくみ・食・栄養の目次→打ち上げ花火
からだの不調と対処法の目次→お月見
養生法・漢方薬・薬草・ハーブの目次→桜
ブログの目的・利用法・楽しみ方の目次→観覧車
東日本大震災 関連記事の目次→富士山