冷え予防+代謝アップ+肩こり解消の肩甲骨寄せ体操 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


昨日の「冷えの原因になる7つの習慣?」 の中でご紹介した小さな動きで冷えとり効果バツグンのコアトレ は、日本体調改善運動普及協会認定インストラクターのあっきー さんの師匠、有吉志恵先生の監修とのこと。


「つま先立ちトントン」のほかにも、朝の「背中ゆるめ」や「腰ゆるめ」とか、昼の「ひざ伸ばし脚上げ」や「肩ゆるめ」など、実は私もやっていて、追々ご紹介していこうかな~と思ってたものが含まれております。先にやられた~って感じ(笑)。


「冷えを緩和する手圧法」 の最後にご紹介した青●の緩め方でも、私は「脚をゆらす」とだけお伝えしましたけど、有吉先生は、

① 椅子に浅く座り、片脚を前に投げ出し、脚の力を抜く。

② 投げ出した脚のひざはまっすぐにして、背筋は伸ばす。

③ 伸ばした脚の付け根を手で軽く押しながら、かかとを支点に、脚全体を脱力して内側、外側とクルクル回す。

と指導されています。


なるほど、このほうがやりやすいっ! 「クルクル回す」と表現されているのは、足先で半円を描くように、足を内側、外側と交互に倒すように動かすこと。


ちなみに、大腿直筋の付け根の青●には髀関(ひかん)というツボがあります。それよりも内側にある衝門(しょうもん)と合わせて、股関節部のコリを緩め、血流を改善したり、下肢の痛みを緩和したりするのに使います。


さて、今日は、もうひとつ、「肩甲骨バタフライ」とネーミングされている肩甲骨寄せ体操をご紹介しましょう。


これも、「てっとり早く温まるには…赤い筋肉」 とか、「肩甲骨、寄せられますか?」 では、「肩甲骨を寄せる」とだけお伝えしていますが、有吉先生は、

① 手をお尻の上に置く。

② 肩甲骨を背骨に寄せるようにして、両ひじを小刻みにパタパタ動かす。

と指導されております。


なるほど、これもより効果的っ! うでのハリにも効くし、胸もより開くかも。どうにも「ひじを動かしにくい」という方は、相当な肩こりさん。「肩こり解消に脇ストレッチ その2」 をやってから、もう一度トライしてみましょう。


肩甲骨の間にある菱形筋や脊柱起立筋、大腰筋のようなコアマッスルは赤筋(遅筋)率が高くて、「解糖系とミトコンドリア系、細胞のエネルギー代謝」 で説明したように、代謝の高い筋肉です。つまり、熱もつくりやすいし、脂肪も燃焼しやすい。


また、肩甲骨を動かして、胸の開きがよくなれば、呼吸もラクになりますから、より代謝もアップしやすくなるというもの。しかも、バストアップにもなる可能性が…。


ちょっとした運動でも、一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にもなるんです。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』-菊


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