『養生訓』 静養第一(巻八26) | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「老人は、常に静養すべきである。荒々しい所作をしてはいけない。老人は、少しの労働によって、ちょっとした損傷、疲労、憂いを招き、そこからすぐに大病を起こして、死に至ることがある。いつも用心しなければならない。」


老人は無理をしない で、事を少なく して、静かに過ごす ことがよく、そのために晩節を保ち心静かに老いてからの楽しみ を持って、日々を楽しむ こと。食事 にも気を配ること。そうでなければ、病気になりやすいからですね。


ところで、益軒先生のおっしゃる老人とは、何歳からなんでしょう?、「人生六十歳から」「七十歳を過ぎたら」 というのがありますので、このあたりが一つの目安になるかと思います。現代では60代はまだまだ現役!という感じですが、江戸時代にはいわゆる御隠居さんの年代ではないでしょうか。


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


今日は子どもの日ですね。『養生訓』の子どもに関するものは↓です。

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