「学生でも、CR行けますか?」
という質問が、きっといつか飛んでくるんだろうなぁって思ってたので、(結局今も飛んできてない笑)実はCR中に自分に課した課題があります。その名も【お金チャレンジ】。給料が少ないストアで(それでも私は残業により給料まだ比較的多いFestivity配属だったのでなんとかなった部分はあるかもしれません)ぶっちゃけ稼いだお金だけで生きていけるのか?!という挑戦です。結論から言います。成功しました。なんならTax Returnもほぼ使わずにすみました。ちょっと色々ありすぎてお金の計算が合わなくなってる(?)と思いつつ、まぁ最後の最後でやらかしてくれたから、きっとこのくらいでみんなもいけるだろうという結論に達したので、自分がこっちで貯金してきたお金を具体的に書いてその方法をどうしたか、というところだけ書いていきます。まず始めに。先輩の話を聞いて、本当に痛切に感じたのは、お金が必要なことをしたいならストア・クイックで参加するのは本当に、ほんっっとうにおすすめしません。給料格差がありすぎます。旅行大好きだから行きたい・周りの年パス買ってあれしてこれしてそれしてどれして、ってアメリカというアメリカを満喫したいなら、お金を日本から貯金して持ってくるか、こっちで稼ぐしかありませんが、ダイニング以外は厳しいと思っていただいて構いません。それくらい違います。ただ、仕事の辛さはというと、ぶっちゃけサボる人がいる分(ストアの話です。これを読んでいる人は、まさか自身がサボる訳ないと思うので書きます)大変さは変わらないです。しかもストアやクイックの場合、自分がどんなに頑張っても会社から支給されるお金だけなので、なかなか苦しいものはあります。(とはいえダイニングも、やれ誰がいくらもらったといがみ合うような話を聞くので、それもそれでどうなのかという部分はありますが、敢えて閉口します。内情を知っている人は、ぜひ教えてください♡)えーっと、お金チャレンジの話に戻ります。まず、私がなんでこのチャレンジをしようかと考えたかというと、ダイニングと、ストア・クイックの給料があまりにも違いすぎて、学生の子たちが行きづらいプログラムにはなっていないか、というかそれで足止めされちゃうのもったいないと感じたからです。ここで私が「いけたで」って言えれば、貯金があまりない人でもいけるかなぁって思ったからです。それ以上でも以下でもありません。ちなみに私ですが、①日本からの貯金、ほぼ0でした。ほぼ、というのは勉強をするために借金をしていて、毎月返済でお金が口座から引かれていくという状態でした。ですので、日本の口座にお金はあるけれど引かれていくからぶっちゃけ使えない、と言った具合です。②旅行は1年前のこのくらいの時期にFL最南端の島Key Westに1回、7月に友人のいるMI州のSpringfield、IL州のシカゴにOne wayで周遊、11月にBostonにキャリアフォーラムに、って感じです。プチ旅行ではSt. Augustineに5月と8月に行きました。あとWinter Parkに1回。お金を使ったイベントは8月のTaylor Swiftのライブですね。一番角っこでテイラーがまめみたいし車で行ったけれど、とても楽しかったです。あーあとあれだ。2月にNYに日本からの友人と3泊4日で行きました。こう見ると、行ってないようで行ってる感じですね。夏に固めていきました。日本からいくと高い上に、夏が一番いい時期なので!③8月くらいまでの半年間は自分で稼いだお金を自分で使っていました。後半は彼氏が出来て、生活費以外はほぼ彼が出してくれたので、まとめてお金を使った覚えはありません。ただ彼も彼で節約家で、外に食べに行ったりはしたけれど、常に外、ではなくてむしろ家の中で過ごしている時間の方が長かった気がするので、生活水準が大幅に劇的に良くなった、とかではありません。④8月上旬くらいまでは、休みの日にDisney Springsに繰り出てZaraを見たり、Starbucks(ここはキャス割りが効いたので愛用していました)で勉強したりしていました。あと買い物に行っては料理作ったり、パークに行ったり、とかですかね。なので、派手な遊びを積極的に控えていたのはあるかもしれません。⑤幸いにして、奨学金の借金返済などはありませんでした。なので、①のように緊急性はないけれど重要性が高いお金はありました。以上のことを踏まえて読んでいただけたら幸いです。まず結論から申し上げます。貯金は、学生が夏休みに稼ぐアルバイト代くらいは持って帰れました。ちなみにこれは、Tax Return含めての金額です。なので、そこの関係で前後してしまうことがあるかもしれませんが、ご了承ください。また、帰国が2月下旬と、航空券が安い時期だったのもあると思います。なので、晩春や初夏、晩夏に帰る人たちと航空券代が違うことは自分が一番よく理解しています。ストアで学生のアルバイト代くらい持って帰れるって、地味にすごいって言われるので、そのTipsをいくつか共有します。1. 彼氏を作る相手は見極めてください。でも、海外の人って、女の子にお金をとにかく出させないので、あれが食べたい〜〜って時に頼れるのは本当にありがたいです。とはいえ、私はあれが〜みたいのが基本的にチーズとアイスのみなので、高い女ではありませんでした。以前投稿したクルーズの時に着た服も$50くらいで買ったドレスです。カーディガンは$20くらいしているので、そのお金があれば、自分たちでプチ贅沢できますし。いうていい思い出にはなったので、よかったですがね。行けて。そういう意味で、恋人がいるといいかなぁって思った次第です。2. 自炊をする「アメリカではジャンクなもの食べて太りたいのにっっっ!」ていう考えもあると思います。どうぞ、日本人女子はたくさん太ってください。私は20を超えてから今が一番軽いのですが、それでも新しく会う人に「ぽっちゃりしてるね」と言われます。だから日本人女子がその平均をあげてくれるのを非常に楽しみにしているので、どうぞ食べてください。でもアメリカの生活を堪能することって、実はスーパーでこそみられるんじゃないかなぁって思っています。だって、缶に入った野菜や大量のパッケージ商品、種類豊富なパスタやチーズやアイス、冷食などなど、さすが消費大国なんだなぁと思わずには入られません。開けておさらに並べたら焼けて、それがすぐに食べられるシナモンロールなんて、アメリカならではなのでは?と思います。全てが全て自炊である必要はないと思いますが、スーパーでも十分アメリカを満喫できるので!3. 取捨選択ぶっちゃけこれに限ります。うん。あの給料の中で〜と分かる人は分かってくれますが、別に私はケチケチした生活をしていません。6, 7, 8月は自分で稼いだお金だけで旅行とライブを生き抜きましたし、自炊で食べたいものを結構ちゃんと食べていました(例えばパスタはフィットチーネ!とか、パーミジャンチーズは家に必須!とか)。やっぱりキャス割を使ってコーチの黒い鞄も買いましたし($300行かないくらいの)、デニムのジャケットやらって、買うものは買ってます。でも、買うものは買って、買わないものは買っていません。んで、アメリカで買ったものは今でも使っています。そのくらい物という物を選びました。私も昔は月にガツガツ稼ぐバリキャリでした。今はそれに帰れるように頑張っていますが、その当時は消費癖が激しくて、とりあえず〜で物を買ったり、食べたりしていました。でも、本当に欲しい物ってなんだろう、本当に自分のためになるものってなんなんだろう、というのを、お金がない中で本当に本当に考えさせられました。今でも、(給料が支払われるのが遅いから)お金はありません。でも、無駄遣いをカットできる思考になりました。お金を生み出すことは、社会のためになるからこそ必要なことだし、だから消費ができるという意味では本当に必要なことだと思います。否定はしませんし、私も今その世界に戻ろうと地味に必死ですw でも、それは消費しないでお金の使い方を考えることができたから戻りたいのです。社会に貢献した自分が稼いだお金を、今度は自分のために、自分が将来どうなっていたいかを考えて使うお金にしたい、と。そう思えるようになっています。消費社会にいて、まさかの日本の心を取り戻すという不思議な状態で帰ってきたのですが、帰国した今、日本を出て行った時よりおそらくおよそ7kgマイナスで今います。それも、アメリカで痩せた5kg+日本で無駄遣い(特にお菓子に対して)をしないという意識が芽生えたからだと思います。だから、お金は使えば出ていきます。でも使わないと社会も自分も回りません。だからこそ、使い方を考えてください。使い方さえ考えれば、絶対にCRで給与水準の低いところでもやっていけます。私たちの時にいたダイニングの人がすごく嫌だなぁって思ったことがあったので、共有します。憩いで言っているのを本当に聞いたのですが「ストアはいいよね。誰かが欠席してもお店まわるから。私たち回らないもんね」と。正直めちゃくちゃショックでしたし、それがお給料に反映されているんじゃないの?とも思う気持ちでいっぱいでした。というのも、先述した通り、ストアは働く人とそうじゃない人の差が、特にうちの代付近は激しかったからです。自分があまり働かないでお給料をもらえるならいいけれど、一生懸命働いて汗水流して、これっぽっち…という悲しさったらありません。そりゃ給料はあげて欲しいです。アメリカのpoverty lineを下回る給与水準はおかしいと思うので。でも、同じように働いている人がいる、同じ言語を共有している場で言うべきことじゃないなぁって言うのをむしろ思いました。確かにあなたたちは辛い。でも私たちも辛い。どうして自分たちばかりが辛いと思うのだろうか、と不思議で仕方なかったです。だから、日本代表としていくのであれば、その誇りを持っていただきたい、とも思っています。(かく言う私は、日本代表なんて行ったら恥ずかしいこともたくさんしていましたが!笑)結論;お金はあるに越したことはないけれど、給料だけでもうまくやればいけるから安心してねそうだ、意外にちまちまでかい(?)買い物もしているので、今度は気が向いたらアメリカの危険性という部分も込み込みで結構センシティブな話を書こうと思います。本当にセンシティブで、ぶっちゃけ傷が完全に癒えた訳じゃないけれど、私の傷は癒えないので、だからこそ気をつけてって言いたい話を書きます。