気付くという経験
おはようございます! 今日から11月。 一年あっという間ですね。 ここ最近、寒暖の差もあり風邪も微妙に流行ってきています。 この厄介なご時世のため 元々の慎重な性格が活発化、 教室運営もちょっと大変です。 もう1年以上も 生徒さんそれぞれのレッスン前日にコロナ情勢や体調など情報交換をして OKとなった場合にレッスンをしているのですが 「少し休みましょう」となった場合に 次回のレッスンをどのようにしていいかと考えます。 例えば 子供の場合だと 段階を考えながら進めているので 演奏の中でも楽典的なものの他に 手指のフォームだとか 手首の使い方だとか あれもこれもと本当は詰め込みたいのだけれど その子その子の現段階の容量や受け止められるであろう受け皿を考えるので 「ここでストップしておこう。ここからは次回だな。」と考えておくのですが その次回がお休みになった場合、 次々回以降は復習から始めるので進み具合は遅くなるわけで。 ホントにこのコロナ社会には疲れます(;・∀・) ただ、ちょっとした利点ですが 休みになる可能性があるだけに 「自分で考えておこうね。」という指導がしやすくなりましたね。 いつからだろう。 ネット世界になったせいがあるかなぁと。 あとは社会が変わったせいか 教育論が変わったせいかわからないけれど なんでも答えをすぐに聞いてくることが増えたなと思っていましてね。 どうやって弾くのか、どんな速さで弾くのか、など最初に聞くわけですね。 (もっといえば、どう弾きたいのか) 聞かずとも 楽譜に書いてあることを見ればある程度分かるのですが 自分で探ってみる、考えてみるということが面倒なので 聞いたほうが早いという感じなのだと思います。 これ結構重要で、 聞いた答えを弾くことと 自分でやってみて間違ったとしても弾いてみたというのと かなり差が出るように思います。 それは 「気付く」という経験が出来るからです。 ピアノに限らず、子供に限らず、 良いことも悪いことも 気付くということは成長につながります。 そしてそれは 社会生活に超必要な感覚だとも思うわけです。 今朝のお弁当作り。 さてと 今日は沢山生徒さんが来ます♪ 一日を丁寧に過ごします。