この秋、久しぶりに村の文化祭に作品を出品しました。
コロナ以降、地元の行事に参加するのは久しぶりです。
今回は、昨年東京の展覧会で賞をいただいた かなの2×6サイズの作品 を出品しました。
題材は、秋の夜空を飛ぶ雁を詠んだ歌。
白雲に 羽うちかはし 飛ぶ雁の 数さへ見ゆる 秋の夜の月
さ夜中と夜は更けぬらし
雁が音の聞こゆる空に
月渡る見ゆ
墨絵のような白と黒の世界で、
雁の羽音が聞こえてくるような、軽やかで静かな作品にしたいと思いながら書きました。
文字の中に白を多く残したり、墨の量を控えめにしたりしてみました。
「読めなくても、まずは絵のように」
「読めなくても、まずは絵のように」
文化祭では、お会いした方々から
「かなの作品って、どうやって見るの?」
「なんて書いてあるの?」
という声をいただきました。
「読まなくても、まずは絵のように見てみてください。」
そして、作品の横に
「釈文(書いてある文言)」と
意図を添えました。
すると、
「書ってこういう見方もできるのね!なるほど!」
と話してくださる方がいて、
とても嬉しかったです。
書も花も、和のこころ
隣のブースには、華道や盆栽の作品も並んでいました。
それを見ていると、やはり同じ
和の文化の美意識 を感じます。
華道では、
大きな花や小さな花、
茎や枝のカーブ、奥行き、空間。
どれも「間」や「調和」を大切にしています。
それは書道の世界と同じだなと思いました。
筆の流れと花の枝ぶり。
余白と花や文字の間。
それぞれに 美しさ があります。
そんなお話を来場者の方や華道の出品者の方々とできたのが、今回の一番の喜びでした🌸
心にも通じる「余白の大切さ」
心にも通じる「余白の大切さ」
作品を通して感じたのは、
書にも花にも、そして心にも
「余白」が大切
だということです。
字と字の間、
墨の濃淡、
花と空間のバランス。
その“間”にこそ、
美しさや静けさ
そして『今』
があるように思います。
つい忙しくバタバタと
動いてしまう日々の中でも、
ほんの少し立ち止まって、
心の中にも余白をつくる。
すると
新しい発想や物事の見方、
穏やかさが生まれてきます。
これからも書や着物
等の和の文化を通して
「和のこころ」と
「余白」を
感じていけたらと思います🌿
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●書道のこと
●心のこと
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