こんにちは
かさい じゅん子です(^o^)
「これ、なんて書いてあるの?」
とか
「読めないから。。」( ̄_ ̄ i)
と書道の作品を前にした時に、よく言われます。
定番です
そんな時、
「私も読めないとき、ありますよ。」
と、お答えしてます(笑)
作品の見方は、人によりいろいろあると思いますが、私の作品の見方をご紹介しようと思います。(断っておきますが、あくまでも私の見方です)
①私は、まず「絵画」を見るように、「全体の印象」を見ます。
格好いい、
かわいい、
素敵、
エネルギッシュ
清々しい
おおらか
激しい
神々しい
楽しそう
枯れた感じ
趣がある
などなど。。
②興味を持った作品は、次に
「線と余白」を見ます。
線の表情もいろいろ有りますよね。
厳しい線
穏やかな線
柔らかい線
良い線が引けているときは、線の周りの余白がきれいに浮き上がって見えます。
月の光のようです。
文字を書いているのだから、文字を見る物だと思うのですが、
「余白の美」も楽しみます。
文字の「ない」ところは、余白が「ある」ところww
うつくしい余白がある作品は、ゆとりを感じさせてくれます。
③次に、墨量を見ます。
墨量が多いところは、近くに見えるし、
墨量が少ないところは、遠くに見えます。
「遠近感」ですね。
書道は、二次元の芸術ですが、
三次元の世界も表現しています。
④絵画のように楽しんだ後に、やっと「文字」を見ます。
文字の形(結滞けったいと言います)の美しさ、
言葉の意味、
内容が全体の印象と合っているかなど。
「そうなんだ!」と、意味がわかって、
更にその作品の良さを感じることもあります。
⑤そして、一番最後はやっぱり
「好み (その作品が好きかどうか。)」
書は、文字を使った「芸術」なので、
文字も大切なのですが、
もっと気軽に、
絵画のように楽しんで、
「自分の好み」を大切に、
気軽に作品を見ていただきたいと思います:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
読んでくださって
ありがとうございました(⌒▽⌒)