●【不登校】子どもの「学校の不満」をどう聴くか? | 育てにくい子どもとのかかわり方のヒント ~臨床心理士監修*不登校・発達障害子育てに役立つ「4つのミカタ」~

育てにくい子どもとのかかわり方のヒント ~臨床心理士監修*不登校・発達障害子育てに役立つ「4つのミカタ」~

不登校や発達障害に悩む保護者様に向けて、支援経験20年以上の臨床心理士団体”子どものミカタプロジェクト”が考案した「4つのミカタ」で、対応に悩む子どもへのかかわり方を解説。不安や心配は今日で卒業!お子様や自分の素晴らしさに気づき、成長を引き出す子育てへ!

ブログにご訪問くださりありがとうございます^^

↓↓読者登録大歓迎です^^↓↓
読者登録してね

 

 

自分らしく素敵に輝くあなたへ

 

 

こんにちは
上間春江(うえま はるえ)です虹

 

先日、次男(小1)くんが、

 

「ママー、学校の話を聴いてほしいんだ」

訴えてきました。

 

話しを聴いてみると、

どうやら、次男君にとって、

ちょっと怖いと思う先生に、

頭ごなしに叱られたのか、

学校・先生の不満を言ってきました。

(担任ではなく、補助で入った先生のようです)

 

こんな時、みなさんなら、

どんな風に話しを聴きますか?

 

**

 

こんな時、子どもの「いやだった」という

不満な気持ちに共感することは、とても大事!

 

でも、そこで、「いやだった」ということに、

過剰に気持ちが向きすぎると、

学校=いやな場所になってしまって、

学校に行く気持ちが持てなくなります。

 

実際、話を聴く前には、

その出来事によって、次男君は、

 

「もう、いやだ! 不登校になりたい!」

 

と訴えていました。

 

さて、こんな時、どうしたらいいでしょう?

 

**

 

こんな時こそ、意識してほしいのは、

子どものミカタプロジェクトでお伝えしている

「4つのミカタ」!

 

とっても簡単ですが、

これを意識して聞くことで、

子どもの「いやだった」気持を受け止めつつも、

子ども自身が、前向きな明るい気持ちになれ、

子どものやる気を引き出すことができます^^

 

簡単なことなのですが、

このポイントを知らないと、

逆の聴き方になってしまい、

子どもの「不満」を助長し、

学校への意欲をそぐことにもなりかねません。

 

でも、「4つのミカタ」できけば、

そんな風にはなりません。

 

とっても簡単なので、

どんな風に話を聴いたのか、

わたしの実際のやりとりをご紹介しますね!

 

**

 

 

**

 

今回、次男くんの話を聴いたときに意識したのは、

 

ミカタその1:

何はなくとも「信じるモード」

 

⇒子どもには、どんな出来事も乗り越える力がある! 

という姿勢で、話を聴く。

 

 

ミカタその2:

「あるもの」と「うまくいくこと」に「注目」する!

 

⇒その状況に対して、どんな「力」をつかい、

どんな風に、うまく対処したのか?に思いをはせながら、

話を聴く。

 

です。

 

**

 

まずは、子どもの訴えを聴きました。

この時は、学校でどんな体験をしたのか?

子どもが感じた体験そのものを

否定せずに聞きます。

 

この時、子どもは、不満を訴えているので、

そういった時には、

「うんうん」とうなづいたり、

「そうなんだね」など、

不満そのものを、まずは、受け止めます。

 

この時、先生の対応について、

あーだ、こーだと意見を伝えてしまうのは、

おススメしません。。

もともと持っている先生への不満を

冗長させかねないからです。

 

あくまでも、本人のいやだったという体験にたいして、

「そうなんだね」と、受け止めてあげるのがおススメです。

 

そして、ここからが「4つのミカタ」の出番です。

「ミカタその2」を使って、こんな質問をしてみました。

 

「それでもさ、いやだな・・・と思いながらも、

その状況を、なんとか自分なりにがんばって、

授業を受けれたのは、次男君のどんな力を使ったの?」

 

いろいろ不満に感じながらも、

次男さんは、その状況でも授業を受けていたわけですよね。

ということは、そこで次男なりに、

がんばっていたわけで・・

それが、まず、「どんな力」ゆえに、できたのか?

 

そんなことを聴いてみたのです。

 

すると、

 

「うー、腹立つなぁ~とおもって、

先生をにらみながらも、なんとか、怒りをこらえて、

授業を受けていた」

 

なんて話してくれました。

 

ここもまた、親からすると、びっくりで、

次男くんは、いやだと思ったら、

そっこーで、「怒り」という行動に出て、

キック! パンチ!!

 

兄弟間では、怒りをおさえられずに、

しょっちゅう、大ゲンカ。

 

それが、学校という社会的場面では、

自分の怒りをおさめて、なんとか対処している・・

というのですから、

これは、見方その2「うまくいく」ことと

捉えられます。

 

そこで、こんな風に聴いてみました。

 

「もしもさ、そういう対応が、

お兄ちゃんにされていたとしたら、

次男君だったら、どうしてる?」

 

「え!? そりゃぁ、もう、・・・」

 

と、どや顔で、

キックパンチのしぐさ!

 

**

 

こんなやりとりを経て、

私から伝えたことは、

 

今日の結論は、

 

「いろいろあったかもしれないけど、

お話きて、ママが思ったことは、

次男君、すごい!だね!!

それが、今日の結論」

 

次男君は、なんで、いやな目にあって不満を言っているのに、

「すごい」なの!? ( ゚Д゚) という感じでしたが、

続けて、こんな風に伝えてみました。

 

「確かに、君にとっては、

ちょっと嫌な出来事だったかもしれないけど、

こういう時に、心折れずに、乗り越える力も、

これから社会に出る時には、大切なんだよ!

その力が、学校で発揮できていて、

ママは、本当にすごいと思ったんだよ」

 

とわけを話すと、

なるほど!納得!!

 

もちろん、次男にとっては、

理不尽と感じ、不服だったわけで、

怒りをそのまましまっておくと、

これは、いつか爆発しちゃうから、

これは、外に出した方がいいから、

先生に対して腹がたった気持ちを書いてごらん

 

と紙に書いてもらいました。

 

すると、まぁ、次男なりに感じた怒りと不満を

書いてくれましたが・・・

そこで、スッキリ!!

 

最初は、

 

「俺、もう不登校になりたい!プンプン

 

と、ぷんぷんだった次男ですが、

こんな風に数分話を聴いただけで、

すっかり気持ちが、変わり、

翌日は、まさかの「早起き」!

 

不満を持ち越さずに、

ちゃんと吐き出せたから、

寝起きまでよくなったようです。

 

おかげで、調子よく、

ルンルンで学校に行きました^^

 

 

**

 

話しの聴き方によっては、

学校いや⇒もう行きたくない!!

 

となってしまいかねない、

学校への不満という話題。

 

「4つのミカタ」を意識して、

子どもに「ある」力、

子どもの「うまくやれていること」

を意識して探しながら、

そこを子ども自身も実感できるように話をきくと、

子どもが本来もっている力を引き出すことができます^^

 

参考になれば嬉しいです!

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

あなたのますますの幸せを

祈っておりますラブラブ

 

 

クリック参考になったよ! のクリックもらえると嬉しいです

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 臨床心理士へ
にほんブログ村

 

 

ベル【こちらもおススメ!】不登校関連特選記事リスト
●連休明け、子どもが学校に行きたくないと言い出したら

●【おまとめ記事】明日学校に行きたくないといわれたら・・・

●あふれる子育てノウハウの効果的活用法

●新年度! 担任の先生といい関係を築くコツ

●五月病って何!? どう回復する?
 

 


 

 

 

【無料メールマガジン】手紙【無料】効果的な子育て方法がわかる!右 \子育て/10日間メールセミナー
手紙【無料】ママでも自分をあきらめない!右 \自分軸/7日間メールセミナー
ラブレター 取材依頼・ママ向け講座や職員研修等のご依頼 å³ お問合せフォーム
パソコン 虹のかけはし/子どものミカタプロジェクト å³ ホームページ