私たちは日々、「思い込み」や「決めつけ」の中で生きています。
それは脳のデータ蓄積の仕組み上、
仕方ないことなのですが
「私はこういう人間だから」
「あの人はこういう性格に違いない」
「〇〇するのは大変」
こうした考えが、知らず知らずのうちに
自分や他人の可能性を狭めて、
時には自分のことだけではなく、
他人を傷つけていることがあります。
最近、わたし自身が人からの発言で、
傷つく出来事がありました。
と同時に、自分もこういう発言している場面も思い当り、
「自分も気をつけたい」という自戒を込めて今日は書いています。
1. 思い込みと決めつけの違い
◆思い込み :過去の経験から生まれるもの
例えば、
・過去に人間関係で傷ついた経験があり、
それ以来「私は人付き合いが苦手」と思い続けてしまう
・過去の一つの出来事を、これからのすべてに当てはめてしまう
*思い込みは心理では「ビリーフ(信念)」とも呼ばれ、知らないうちに自分を縛ることがある。
◆決めつけ :実際に経験していないことを、外部の情報や想像で判断すること
例えば、
・「この業界は未経験者には厳しいと聞いた → 私にはできない」
・「起業はリスクが高いと聞く → 自分には無理に違いない」
・「あの人は内向的だから、きっとリーダーには向かない」
・「この人は几帳面そうだから、雑なことはしないはず」
「思い込み」と「決めつけ」はどちらも、
自分自身や周囲の可能性を制限し、
時には人を傷つけることもあります。
2. 「思い込み」と「決めつけ」が生む制約
(1)自分の可能性を狭めてしまう
☑「どうせできない」と思い込むと、チャレンジする前に諦めてしまう。
☑「私は人見知りだから」と決めつけると、新しい出会いのチャンスを逃してしまう。
☑「普通はこうするもの」という考えが、選択肢を狭めてしまう。
☑自分を縛るルールを自ら作ってしまい、生きづらさにつながることも。
☑自分を苦しめる思考のクセになる
(2)他人との関係を歪めてしまう
☑「この人はこういう人だ」と決めつけると、その人の本当の姿を見られなくなる。
☑無意識の先入観が、関係性を築く妨げになることもある。
3. 思い込みや決めつけから解放されるには?
「私は〇〇が苦手」と思ったとき、
(2)視点を増やす
自分とは異なる考え方や価値観に触れることで、視野が広がる。
☑「みんなそう言っている」ではなく、「違う意見もあるかもしれない」と思うクセをつける。
☑まずは一歩試してみる
☑「できない」と決めつける前に、小さく試してみる。
(例えば「人前で話すのが苦手」と思っていたら、少人数で話す場を作る。)
まとめ
でも、「本当にそうなのか?」と問いかけることで、
その枠を少しずつ外すことができる。
今日はそんなことを書いてみました。
ひとつ付け加えると、「思い込み」は100%悪だ!
と言いたいわけではありません。
冒頭にも書いた通り、過去の体験を信念体系に取り込むのは、
人の脳のメカニズムですし、
思いこみの強さがプラスに働くこともあります。
何事もバランスなんですよね
ただ、思い込みや決めつけが強いことは、
今日書いたようなマイナスを生む場合も多い
あなたは、「思い込み」や「決めつけ」に
気づいた経験はありますか?
お互いに時には自分を俯瞰し、
バランスが崩れている時は修正していきましょう!
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