目的と目標を浸透させるもう一つの方法 

 

前回は、部下に現場の目的、目標を浸透させるために大切なことは、進捗を確認する「進んでいる?」「何か困ったことない?」という質問をすることだよとアドバイスをもらった情熱所長でした。

 

「情熱所長、質問は上手くいっているかい?」

(そうですね、最初のうちは、お互いぎこちなかったのですが、

繰り返す内にいい答えが返ってくるようになりました!)

 

「いいじゃないか!」

(現場の働く人達には、どんな風にしたら浸透したらいいのでしょうか?)

「いい質問だね!もちろん、質問も有効だが、

働く人達に浸透させるもう一つのいい方法を教えてあげよう!

それは、目的、目標を達成しようとしている人を皆の前で褒めてあげることだよ!)

 

(みんなの前で褒めてあげるんですか?

え、どんな風に?)

 

「例えば、朝礼で“我々が目標としている○○をしている田中さんを現場で見ました。

私は、とても素晴らしいことだと思いました。

私も田中さんを見習い○○を実践したいと思います“と現場の人たちに伝えるんだ!」

 

(朝礼で褒めればいいですか!簡単ですね!)

 

「そう、朝礼で○○してくださいと指示するよりも、

○○を実践している人を褒める方が現場の人たちは、

それをやろうという気持ちになる。」

 

「でも、注意したいのは、“田中さんが○○していた。

とても素晴らしいことだから、

それを真似しない“と言ってしまうこと!」

 

(ええ、どういうことでしょうか?)

「真似しなさいと言った瞬間から、

それは指示に変わり、義務感になるんだ!」

(そうなんですか?)

 

「情熱所長自身が真似しようとする姿勢に皆はやる気を起こすんだ!」

 

(なるほど、やってみます!)

 

今回の質問は、

 

『 あなたは、みんなの前で働く人達を褒めていますか? 』

 

次回に続けます。お楽しみに!(^o^)