『おいしい生活』 原題:Small Time Crooks
2000年(米) ウディ・アレン監督作品
先日、
『教授のおかしな妄想殺人』レビュー時に、
のウディ作品のレビューのリンクを張っていったわけですが、
この作品をレビューしていないことに気づき、
急遽レビューすることにします。
刑務所帰りの自称天才のウディ・アレン。
その妻で口の悪いトレイシー・ウルマン。
ある日、
銀行の隣のピザ屋が賃貸に出されているのを見たウディは、
昔のムショ仲間を呼び集め、
ピザ屋を借り、
地下にトンネルを掘り銀行の金庫から現金を強奪する計画を実行するが、
あえなく失敗。
見張り役として妻はピザ屋の厨房を使ってクッキーの販売を始めるが、
このクッキー販売が大成功。
瞬く間にウディ夫妻は大金持ちに。
社交界を夢見るウディ妻は、
素敵なレディーになるため、
紳士ヒュー・グラントに社交界での振る舞いを教わるのだが、
そうしているうちにウディとの愛は冷めていき・・・
初期の傑作『泥棒野郎』を連想させるドタバタコメディで、
ウディらしいコメディ演技が満載。
富豪の家でのパーティー会場で、
豪華な宝石を盗み出そうとするところが最高。
言葉でのギャグのニュアンスが伝わりにくいのは、
ウディ映画ではいつものことであるが、
この作品は翻訳家が頑張っていてそんなに気にならない。
この作品は全米はおろか、
全世界で冷遇された作品ですが、
そんな先入観を持たずにご覧になることをおススメします。
面白いですよ!
ウディアレンの作品レビュー
『泥棒野郎』 1965
『ウディ・アレンのバナナ』 1971
『ウディ・アレンのSEXのすべて』 1972
『ボギー!俺も男だ』 1972
『スリーパー』 1973
『ザ・フロント』 1976
『アニー・ホール』 1977
『インテリア』 1978
『マンハッタン』 1979
『スターダストメモリー』 1980
『サマー・ナイト』 1982
『カメレオンマン』 1983
『ブロードウェイのダニーローズ』 1984
『カイロの紫のバラ』 1985
『ハンナとその姉妹』 1986
『ラジオ・デイズ』 1987
『私の中のもう一人の私』 1988
『ニューヨークストーリー』 1989
『重罪と軽罪』 1989
『影と霧』 1992
『マンハッタン殺人ミステリー』 1993
『ブロードウェイと銃弾』 1994
『誘惑のアフロディーテ』 1995
『世界中がアイ・ラブ・ユー』1996
『セレブリティ』 1998
『ギター弾きの恋』 1999
『スコルピオンの恋まじない』 2001
『さよなら、さよならハリウッド』 2002
『メリンダとメリンダ』 2004
『夢と犯罪』 2007
『それでも恋するバルセロナ』 2008
『人生万歳』 2009
『恋のロンドン狂騒曲』 2010
『ミッドナイト・イン・パリ』 2011
『映画と恋とウディ・アレン』 2011
『ローマでアモーレ』 2012
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』 2013
『ブルージャスミン』 2013
『マジック・イン・ムーンライト』 2014
『教授のおかしな妄想殺人』 2015
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