こんばんは。
ご覧頂きありがとうございます😊
本日も想像力と“教えて!ChatGPT”というテーマで
ハッチング―孵化―(2019)
(原題:PAHANHAUTOJA)
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
★“教えて!ChatGPT”とは?
↑本シリーズの概要はコチラ!
本作は2019年に公開されたフィンランド映画。
日本でフィンランドの映画が公開される事は少なく、有名な作品といえばアキ・カウリスマキ監督の「愛しのタチアナ」や「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」などの諸作品や「ヘイフラワーとキルトシュー」や「オンネリとアンネリのおうち」などの子供向け作品などではないでしょうか?
鮮やかな自然と北欧カラーが美しい
「ヘイフラワーとキルトシュー」
日本から遠く離れた北欧フィンランドの人々のイメージは、温厚で善良なイメージがあると思いますが、そのイメージは真実なのでしょうか?
本日の作品は、そんな温厚なフィンランド人の心の奥底を描いたようなホラー映画!
海外版のポスターはかなり不気味!
本稿では、本作のようなフィンランド人のイメージを覆すような怖い未公開のホラー映画が他にも存在するのかをChatGPTに尋ねてみたいと思います。
笑顔が絶えないフィンランド人。
ですが彼らの心の奥底は…
ChatGPTへの質問と回答は以下の通り。
質問:2022年に公開された「ハッチング―孵化―」という映画について、400文字程度で解説をお願いします。
ChatGPTの解答
「ハッチング―孵化―」は、2022年に公開されたSFホラー映画です。監督はブラッド・ターナー、主演はジャック・ヒューストンとなっています。
物語は、地球上に突如出現した不気味な卵から生まれた生物たちが人類を襲うというものです。主人公のトムは、自分自身と周囲の人々を守るため、必死に戦いを挑んでいきます。
本作は、クリーチャーホラーの要素が強く、卵から孵化した生物たちのグロテスクな描写や、緊迫感ある展開が特徴的です。また、人々が自らの生存をかけて戦いを挑む姿勢や、人間の強さや愛情を描いたストーリーも魅力的です。
映像面では、CG技術を駆使したリアルなクリーチャーたちの描写や、緊迫感のある演出が印象的で、映画ファンだけでなく、SFやホラー好きな方にもおすすめの作品となっています。
「ハッチング―孵化―」は、SFホラー映画の新たな傑作として注目されており、今後の映画制作にも大きな影響を与えるかもしれません。
………やっぱりChatGPTは嘘つきでAIですね!
遂に全ての内容が捏造となってしまっていますので、現状のChatGPTは正しい情報を収集したい人にとってはお勧めできないコンテンツだと考えられます
一応、私なりに添削させて頂くと以下の様になります。
※正しい内容は〇、やや異なっている内容は△、間違っている内容は×、観た人によって感想が異なる部分については●とさせて頂いております。
ChatGPTの添削
× 「ハッチング―孵化―」は、2022年に公開されたSFホラー映画です。監督はブラッド・ターナー、主演はジャック・ヒューストンとなっています。 正:ハンナ・ベルイホルム監督です
× 物語は、地球上に突如出現した不気味な卵から生まれた生物たちが人類を襲うというものです。主人公のトムは、自分自身と周囲の人々を守るため、必死に戦いを挑んでいきます。 正:全部嘘です
△ 本作は、クリーチャーホラーの要素が強く、卵から孵化した生物たちのグロテスクな描写や、緊迫感ある展開が特徴的です。また、人々が自らの生存をかけて戦いを挑む姿勢や、人間の強さや愛情を描いたストーリーも魅力的です。 正:卵から孵化した生物たちのグロテスクな描写はありますが、人々が自らの生存をかけて戦いを挑む姿勢や、人間の強さや愛情は描いていません
〇 映像面では、CG技術を駆使したリアルなクリーチャーたちの描写や、緊迫感のある演出が印象的で、映画ファンだけでなく、SFやホラー好きな方にもおすすめの作品となっています。
△ 「ハッチング―孵化―」は、SFホラー映画の新たな傑作として注目されており、今後の映画制作にも大きな影響を与えるかもしれません。
…この解説だとモンスター映画だと誤解されてしまう可能性がありますので少しだけ解説させて頂くと、本作は、家族を自分のイメージしている通りの存在でいて欲しい母親の元で暮らしている娘の心の中に、徐々に別の感情が芽生えてゆく過程を丹念に描いたサスペンス作品!
主人公のティンヤは新体操を習っている12歳の母親想いの女の子。
ティンヤの母親ターナは「ターナの毎日」という動画の人気配信者であり、ティンヤの新体操はそんなターナの動画の人気コンテンツのひとつ!
「ターナの毎日」のチャンネル登録
よろしくお願いします
かつてアイススケート選手を目指していたにも関わらず、太ももに傷を負ってしまった事で選手を諦めたターナにとって、ティンヤは絶対に成功して新体操選手の夢を掴んでもらいたかったのです。
娘の成長を配信しているターナ!
…という事は、ターナは娘想いの優しい母親?
いいえ。
自分の配信を伸ばすために、ティンヤには絶対に大会に出場して欲しいと考えているターナは、中々技術が上達しないティンヤに対して、笑顔でプレッシャーをかけ続けていたのです!
隣に引っ越して来た女の子が
ティンヤよりも技術が優れているのを知り
顔色が変わってゆくターナ。
ティンヤは特訓を強いられる事に
思いやりのあるティンヤは母の期待に応えるべく、手が血まみれになるまで努力を続けますが、そんなティンヤの努力の裏でティーナは、夫とは別の男性と浮気をしているだけでなく、浮気に気づいたティンヤに対して、この事はお父さんに秘密にしておいてと笑いながら命じます。
過酷な練習の後にマラソンをして
家に帰って来たティンヤが目撃したのは
修理工と浮気しているターナの姿!
ウフフ、お父さんには内緒ョ
なんだかティンヤが可愛そうですね。
自分の想っている事を口にする事もできず悶々としていたティンヤでしたが、ある日森の中で小さな鳥の卵を発見し、その卵を孵化せさてみたくなって家に持ち帰る事にします。
人形の下で卵を温めるティンヤ。
けれどその卵は温めても孵化せず、代わりにティンヤがターナの言動に対してストレスを感じた時に、少しずつ大きな卵へと成長し始めたのです!!
父親にターナの浮気を告白できず
悩んでいたティンヤは
卵が大きくなっているのを発見!
その後、ティンヤのストレスが増大すると共に卵はさらに巨大化し、遂には殻が破れて中から何かが出る日がやって来きました。
ティナが泣くと卵も巨大化!
孵化するのではなく増大しています。
さて、ティンヤの孵化させた卵から出て来たのは、一体どんな生物だったのでしょうか?
それは是非、皆さん自身の目でご覧になって頂ければと思います。
ティンヤの育てた卵の中身とは!?
皆様がご覧になる楽しみを奪わないよう、これ以上詳細を書く事は差し控えさせて頂きますが、本作の卵の中身は子育てを体験した事がある方や、過去に誰かからいわれのない虐待を受けた事がある方なら想像する事ができるものであり、海外版のポスターの多くは、本作のテーマが分かるようなものとなっているのですが、大変残念な事に日本版のポスターだけが、ヒントになせないものとなってしまっています。
ちなみに日本版のポスターは家族全員が変な仮面をつけている中、ティンヤだけが素顔で写っている謎ポスターですが、スウェーデン版は、ティンヤの仮面が壊れかけているというもの!!
日本版はティンヤに仮面がありませんが…
けれどフィンランド版では
家族全員が仮面をつけていている中
ティンヤの仮面が壊れかけています!!
え?
たいした違いじゃない??
いいえ。
これは本作の謎を解く重要なヒント!
フィンランド版では家族全員が仮面をつけてますので、仮面はすべての人間が他者に対して向けている外向きの顔である事を意味しており、外向きの顔が壊れかけているティンヤは普段は家族にも見せないような顔が現れようとしています!
…という事は、普段家族にも見せていない秘めたる感情とはどんなもの?
はい。
本作はそんな家族にも見せない秘めた感情がどのように心の中で孵化してゆくのかを描いた作品であり、卵の殻が割れてしまえば、もう以前の様に穏やかな仮面をつけた生活を送る事ができなくなる事を描いた社会派のサスペンス映画となっているのです!
ティンヤは心の中で
どんな感情を孵化させていたのか?
被害化した感情が噴き出した時
人はどうなってしまうのか?
そしてフランス語のタイトルの
「EGO(エゴ)」とはどういう意味なのか…
そう。
人間は心の奥底で感情を孵化させてしまう生き物であり、たとえ優しい子供であっても、心の中で育てた感情が恐ろしいものであった場合、それが孵化した時には、かつての人格すら消失させてしまうかもしれないのです!
ティンヤは自分が孵化させた感情を
怖れてクローゼットに隠れます。
けれど孵化した感情は
すでに自由に歩き回りますので
ティンヤには制御できないのです!
尚、近年の北ヨーロッパから北欧にかけて、「グッドナイト・マミー (オーストリア)」「変態島 (フランス・ベルギー)」「ボーグマン (オランダ、ベルギー、デンマーク)」「隣の影 (アイスランド、デンマーク、ポーランド、ドイツ)」といった家族間での精神的な崩壊をテーマにした作品が多数公開されており、ひょっとすると私たち日本人が知らない感情がヨーロッパ人の心の中で孵化し始めているのかもしれません…
そうだ!
折角ですのでChatGPTに、2010~20年代に公開された日本未公開のフィンランドのホラー映画にはどのような作品があるのかをChatGPTに尋ねてみましょう!
質問:2010~2020年代に公開された日本未公開のフィンランドで製作されたホラー映画にはどのような作品があるのでしょうか?
ChatGPTの解答
申し訳ありませんが、私は過去の日本未公開のフィンランド製ホラー映画に関する情報を持っていません。
また、日本未公開の作品であるため、日本でのリリース状況も不明です。
ただし、インターネット上でフィンランドのホラー映画に関する情報を検索することで、欲しい情報が得られる可能性があります。
😊😊😊😊
ああ良かった!
まだ、日本語に対応するデータがないテーマにつしては、ChatGPTは答えられないという事のようですので、人間には他国の知られざる映画をレビューするという存在意義が残されているという事ですね!
ちなみに日本未公開という縛りを取って英語で質問としたら、このような答えになりました(作品タイトルだけご紹介させて頂きます)。
質問:What Finnish-produced horror films have been released in the 2010s and 2020s?(2010~2020年代に公開されたフィンランドで製作されたホラー映画にはどのような作品があるのでしょうか?)
ChatGPTの解答
There have been several Finnish-produced horror films that have been released in the 2010s and 2020s. Here are some examples(意訳:いくつかあるので紹介しますね)
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Rare Exports: A Christmas Tale (2010) - 邦題「レア・エクスポーツ ~囚われのサンタクロース~」
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Sauna (2008) - 日本未公開作品 18禁らしいです。
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Dark Floors (2008) - 邦題「ダーク・フロアーズ」
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Bodom (2016) - 邦題「サマー・ヴェンデッタ」
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The Violation of Audrey Banks (2020) - 検索しても見つかりませんが 2014年に公開された「Anselmi – nuori ihmissusi」という狼男映画のようです。
These are just a few examples of Finnish-produced horror films that have been released in recent years.
「Sauna」 (2008)
「Anselmi – nuori ihmissusi」(2014)
うん。
今ならもう少しだけ、ChatGPTを出し抜く事が可能かもしれませんね😆
という訳で次回は
ブタを探しに…
というテーマで
PIG/ピッグ
という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします😘
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
★おまけ★
併せて観たいフィンランドのヒミツ作品
「フィンランド式残酷ショッピングツアー」
温厚な人たちが暮らすフィンランドに
ショッピングツアーに行った
ロシア人たちが遭遇したのは
一年に一度だけ狂暴化する
フィンランド人による
阿鼻叫喚の地獄絵図だったのです!