本日は

「エンダーのゲーム」



という映画を通して

「想像力と早期教育」

というテーマで考えてみたいと思います。






早期教育とは、

子供に対して、

親や国家などが、

「これを身につけて欲しい!」

と望むスキルを

小さい頃から教えていくこと。






スポーツの世界では、

才能を伸ばすためにも

有効な手段であると

いわれています

(^^)






ことわざで言う

三つ子の魂、百までも

という考え方ですね

\(^▽^)/






だから

映画を観ることでも

早期教育は可能です!






青春スポーツものを見て、

自分も同じ道を目指すようになる。

例:「ピンポン」
月にタッチするぞ!





いじめや仲間はずれの問題を

映画を観て気づくことが出来る。

例:「グレッグのダメ日記」
自己中心的だと友達も失うよ…





自分を磨くことが大切だということを

恋愛映画で理解する

例:「(500)日のサマー」
何故、サマーに捨てられたの??
それは自分を持っていないから…





などなど、

映画が早期教育になることは、

決して少なくないのです。






本日の

「エンダーのゲーム」

も、

早期教育に繋がりそうな映画。






けれど

この映画で

教育しようとしていることは、

ちょっと危ない思想

なのです…。


↑別のポスター①
「我々か、彼らか?」
という二択を問いかけます。






この映画は、

近未来の地球の

おはなし。






この世界では、

地球は50年前に

虫のような宇宙人に

侵略されたことがありました。






その時は、

一人の英雄によって

宇宙人は殲滅!





地球には平和が戻りました

\(^▽^)/






けれど、

もしまた襲ってきたら…






そう考えた地球人は、

対宇宙人用の宇宙軍を設立。


↑別のポスター②
「二度と繰り返すな!」

アラモ砦や真珠湾、
そして911に似ています…







才能のある人材を

早期教育することで

宇宙人たちとの戦いに

勝ち抜こうとしています。


↑別のポスター③

「次の世代のヒーローたちと
共に行こう!」

「I want you」ですね…






主人公のエンダーは

そんな早期教育で

見出された少年。






力が強いわけではなく、

「どうやったら勝てるか?」

という

戦術の才能

がある少年です。

↑こちらが主人公のエンダー。

冷徹に勝利を目指す才能があります。







彼は、

子供の士官学校

にスカウトされ、

敵を倒すための

訓練を受ける事になります。





最初に受けるのは、

教官のしごきや先輩のいじめ。






なんとなく

「愛と青春の旅だち」

を思い出させる展開ですね。





そこにあるのは…


努力!

友情!

恋愛!


な展開?






いいえ!






この映画では、

主人公は徹底的に

勝つこと

だけにこだわります。






年下だからバカにされる?


だったら奇襲で、
先輩たちを驚かせればい
い!





ライバルのチームが、
卑怯な手を使う?


だったら、
その上を行くトリッキーな方法で
勝てばいい!!






エンダーの思考は、

相手をどう負かすか?






そんな彼は、

軍の上層部に認められ

どんどん出世していくのです。

↑別ポスター④
「リーダーを探せ!」

どんなリーダー?
相手を倒せるリーダーです…






ということは

主人公エンダーの
サクセスストーリー?






う~ん。





確かに彼は

出世していくのですが、

その先に待っているものは…






はい…






宇宙人(敵)の殲滅

なのです。






先ほどの書きましたように、

虫型の宇宙人が

地球を襲ってきたのは

50年前!






その後は一度も

襲ってきていないのです。







けれど軍の人たちは、


あの悲劇は
二度とあってはならない!

という理由で、

宇宙人の星を攻撃し、

二度と立ち直れないような

ダメージを与えようと考え、

エンダーを育てているのです。









これって、




ひょっとして…





はい。






これは、

イラク戦争の時の
理論です






相手は、いつ攻撃してくるか
分からない!


相手は強力な武器を
持っているかもしれない!


我々は
自国を守らなきゃいけない!


そのためには、
相手の国を滅ぼすのも
仕方がないことだ!






これはアメリカの

ネオ・コンの思想
そのもの

の映画なのです!






映画の終盤、

天才戦術家エンダーは、

大艦隊を率いて

宇宙人の母星を攻撃するという

重大任務のシュミレーションを

行うことになります。






これこそが、

エンダーのゲーム!







さて、

つためなら、

どんな手段でも使う

というポリシーのエンダーは、

果たしてシュミレーションで

どんな結果を出すのでしょうか?






そして、

その後に待ち受ける

驚愕の展開とは!?






それは是非、皆さん自身の目で

ご覧になって頂ければと思います。







この映画は、

エンダーが少年なので、

一見すると

少年向けSF映画

のように見えます。






けれどもし

子供がこの映画を観て


将来、敵になりそうなヤツは
殺しちゃってOKだよね!


という考えを心の中に

刷り込まれてしまったとしたら…






早期教育は、

大人の教えたいことを

小さい子供に教えていくこと。






ひょっとするとこの映画は、

それを分かっている大人が作った

怖い怖い早期教育映画

なのかもしれませんね。





↑ONE PIECEでも

子供への憎しみの早期教育の問題を
追求しています。





という訳で

この映画で

早期教育されないように

明日は、

全く同じテーマなのに

視点が全然異なる映画

スターシップ・
トゥルーパーズ

をご紹介できればと思っています

ヽ(=´▽`=)ノ



ではまた(*^ー^)ノ


↑相手を星ごとふっ潰せ!

エンダーくん。
本当にそれでいいのかな…




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