ガダルカナル戦書籍一覧   
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)

2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次    
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次    
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

2018年タラワ、マキン御慰霊行 目次

母娘ふたりガダルカナルの旅 目次

ソロモン諸島の戦い 目次 鋭意更新中

 

ガ島東海岸の戦闘 その一

ガ島東海岸の戦闘 その二 日本軍部隊

ガ島東海岸の戦闘 その三 米軍の行動

ガ島東海岸の戦闘 その四 激戦の地

ガ島東海岸の戦闘 その四の補足 

ガ島東海岸の戦闘 その五 総攻撃後の東海林部隊

より続いております。

 

第二師団総攻撃失敗の後、東海林支隊主力の歩兵第230連隊・東海林部隊は「飛行場適地の確保・揚陸地点の確保」の命令を受け東海岸コリ岬へと転進したのでありました。

 

これより登場する日本軍部隊

歩兵第230連隊・東海林部隊 = 本隊

歩兵第230連隊・関谷揚陸隊 = 揚陸隊

歩兵第230連隊・第二中隊、山砲兵台38連隊第六中隊 = 上陸隊

米軍およそ五個大隊 = 米軍

以上の色で区別させて戴きます。

 

昭和17年11月1日

東海林部隊

トゴモ川岸到達 一木支隊生き残り20-30名と邂逅「あんた方に出会えるなんて」一木支隊の年配将校が手を取らんばかりに喜んでいる。生き残り部隊には総攻撃を失敗しボロボロとなった東海林部隊も"新鋭部隊"と映ったのだろう。僅かながら糧秣をわけて貰い感激する。7-800㍍下流に米軍監視所があり長居は出来ない。

※1/50000地図にトゴモ川は発見できず。トゴマ岬付近の小川であろうか?

 

上陸隊

歩兵第230連隊第二中隊、山砲兵第38連隊第六中隊、師団無線一個分隊糧秣、弾薬、700梱 駆逐艦五隻に乗船。歩228連隊一個大隊の上陸は中止となっていた。

第二中隊の任務は東海林部隊への糧秣弾薬補給だった。

 

昭和17年11月2日

東海林部隊

無線連絡「友軍部隊、駆逐艦によりコリ岬付近に上陸するので東海林部隊は揚陸援護せよ」

 

揚陸隊

第一大隊長関谷栄治少佐が長となり各中隊より元気な兵が選抜され「関谷揚陸隊」を編成、地図も無く多分この方向と目指し行軍コリ岬に到達する。

 

上陸隊

第二中隊他、上陸完了荷物整理、陣地構築、擬装、各小隊配置につく。

将校斥候藤井少尉、負傷して帰隊。敵の警戒兵と衝突し、他の者は全員戦死。

 

米軍

11月6日カールソン奇襲大隊の一個中隊とネイティブのジェイコブ・ブーザ曹長、豪州陸軍中佐はアオラより北西のジャングルトレイルに沿って前進、途中koilotumarioに集結する日本軍を発見し迂回。

レコ川に11月7日に到着.。Rekoで、少数の日本軍と遭遇戦を行い2名殺害、3-4名が逃走した

 

※日付が違うがkoilotumarioが日本軍上陸隊の上陸地点と推察。又、Rekoの遭遇戦の対戦部隊は伊藤少尉率いる将校斥候隊と思われる。

 

↓このガ島東海岸の戦闘を調べる切っ掛けになった米軍戦闘行動要図に現在地をで囲ってみました。

コリ岬に上陸するとの無線連絡であったがタイボ岬よりも東へ上陸している事が今判明致しました。

koilotumarioに上陸した上陸隊が本隊と合流する為Reko方面へ将校斥候を出したのも頷けます。そして関谷揚陸隊の現在地はコリ岬、その周辺には米軍がウヨウヨいる事が読み取れます。

 

つづく
 

※本業多忙となって来ましたので暫し更新が滞るやも知れませぬ。

 

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