ガダルカナル戦書籍一覧
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
ソロモン諸島の戦い 目次 鋭意更新中
より続いております。
米軍 2nd Marin Raider's 海兵第二襲撃(突撃)大隊と歩兵第230連隊の激闘の地は大凡位置が判明致しました。
十月初旬にガ島へ上陸し、丸山道を踏破して第二師団総攻撃に参戦し、総攻撃失敗の後の歩兵第230連隊の行動を調べてみたいと思います。
昭和17年10月26日 AM6:30 師団命令
自今東海林支隊となり「コリ」岬付近に転進、同地に上陸する歩兵第228連隊の約一個大隊を併せ指揮し「コリ」岬付近上陸点及び飛行場適地を確保すべし。
但し他師団よりの配属部隊及び患者はなるべく速やかに行動を開始し「ルンガ」上流、旧師団展開位置付近に到らむべし、第一線の離脱は本日26日夕刻とす。
以上の命令を受け歩兵第230連隊・東海林部隊は他旅団より配属されていた歩兵第124連隊第一、第三大隊が原隊復帰となりアウステン山の岡部隊へ。
歩兵第230連隊はコリ岬へ転進する事となった。
ここで素朴な疑問が湧いて来てしまった。
「師団展開位置」って何処だ???
という訳で位置確認の上、久々に二師団総攻撃の要図を作ってみました。
ブログサイズに合わせて縦長に・・・ こんな事してるから遅々として進まないのであります;
中々良く出来ました。
以前作ったものよりかなり精度が上がって居ると思います。
コフィンコーナーは歩兵第16連隊の突撃地点。
米軍守備戦はイル川に沿って居る為、コーナーになっており重機関銃等が重点的に配置されておりました。
コフィンコーナー前からは多くの御遺骨が収集されております。
↓は2015年、コフィンコーナー近くまでお邪魔した折の写真
こちらは歩兵第29連隊が突撃したカツマタポイント付近 2018年撮影
那須弓男少将の御遺体は小川のたもとの樹の下に埋葬したとありました。
現地には確かに小川が存在しておりました。
そして師団展開位置とティンネルヒルの中間右に赤★を入れてみました。
赤★位置はティンネルヒルと完全に思い込んで丘に登り写真撮影した位置であります。
↓赤★位置より第二師団突撃状況
2018年撮影↑左ムカデ高地と書いた所がおそらくティンネルヒルであります。
各部隊の突撃方向は概ね間違いありません。
横長の写真はブログに適しませんね;;;
という訳で
「師団展開位置」
は↑赤★写真撮影位置よりさらに後方でありました。
この師団展開位置を起点として聯隊規模の密林行が始まるのでありました。
※丸山道は密林ながらも登山道的な獣道が工兵第二連隊が切り拓いておりました。
つづく
過去の記事
第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌
堺台第一拠点の記録
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勇一三〇二
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。