ガダルカナル戦書籍一覧
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ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2018年タラワ、マキン御慰霊行 目次(鋭意更新中)
母娘ふたりガダルカナルの旅 最新 第十一話 (鋭意更新中)
タラワ環礁 その二十一 シャーマン中戦車
タラワ環礁 その二十 レッドビーチ1 より続いております。
現在地は満面の笑みで魚の鱗を落としている↓おばさまの位置であります。
レッドビーチ1からレッドビーチ2に入ろうとするビーチにお犬さまが行き倒れており・・・
グリーンビーチでお犬さまの集団に吠え囲まれたことから下手に起こして噛み付かれてはならじと内陸へ転進を図った場面であります。
堡塁付近を迂回する為一度内陸方面へ
こんな狭い道にトレーラーが・・・ 機械はコマツのPC200
迂回後再びビーチに復帰
地元の少年? 少女? の後方に気になる物体が・・・( ゚ ▽ ゚ ;)
こっこれは・・・
シャーマン中戦車ではないか!!!
なんて事だ (ノ_-。)
お犬さまが行き倒れていたおかげでシャーマン中戦車への接近を阻まれてしまった・・・
位置関係を整理すると
今一度戻ってお犬さまを蹴散らそうかとも考えたが日程に余裕があるので後日再訪。
五日後の朝
レッドビーチ3の埠頭よりベチオ島の朝陽であります。
お犬さまが行き倒れていた堡塁の石積みを右に見ながら前進
干潮の様で潮が幾分ひいています。
シャーマン中戦車
これを拡大して・・・
何てこった (´_`。)
此の朝、何を思ったかスマホしか持参せず画質も最低の設定になっており画像サイズは85KBしか無いではないか ( ̄_ ̄ i)
このサイズに気付いたのはこの記事の編集を始めてから・・・
溜息の出るシャーマン戦車の画像であります。
↓は当時のベチオのシャーマン中戦車の写真
後方には損傷・擱座したLVTが多く見ることが出来る。
↓はタラワの戦いを紹介する写真の中でも象徴的な写真
よく見れば↑の写真の二人が↓戦車に腰掛けている二人ではなかろうか・・・
ビーチで俯いているいるように見える兵士がカメラマンか・・・
それはさておき
↑の写真は砲身が指向する方向を正面に右の履帯が沈み込んでいる。
↓の写真は砲身が指向する方向を正面に左の履帯が沈み込んでいる。
しかしながら砲身はどちらも西方を向いている。
自前の写真が無いので英語圏のWEBから借用した干潮時のシャーマン
↓↑本体と砲身の旋回角度がほぼ同じに見える
何らかの事情で左履帯下地盤が緩み沈み込んだのではなかろうか・・・同じ車輌との判断でよかろう。
グーグル翻訳で米軍のシャーマン中戦車について調べてみると
第二海兵師団の戦車大隊Cカンパニーが14輌のシャーマン中戦車を保有しベチオ島上陸作戦に投入されたようだ。
戦車大隊はCHINA GAL チャイナギャルと呼ばれていた。
↓の二人はこの擱座したシャーマンの乗員ではないかとあった
向かって右真兵士の左足には第一小隊のCOBRAとペイントされているのではないだろうか・・・
珊瑚礁の間隙か砲弾のクレーターに嵌り動けなくなったのであろう。
もう一枚当時の同じシャーマン
嗚呼・・・ やはり
左後方にLVTがある
その位置の現在は・・・
LVTだと思われる残骸がそのまま残っていた。
接近して・・・
現地ではLVTではなかろうかと考えてはいたのだが
LVTから右後方シャーマン中戦車
この写真のおかげてLVTに間違いないと確信するに至りました。
後方の桟橋と小屋は日本軍のトイレと思われ・・・ よく破壊されず残っていたと驚きます。
LVTの残骸の周りには・・・
LVTのパーツと思われる鉄の物体が多数残っておりました。
画質の悪い写真を撮ったなど露知らず、シャーマンの他にLVTらしき写真も撮れたと満足しながら振り返って一枚
堡塁の石積みと思われる向こう側がシャーマン中戦車であります。
恨みは深いお犬さま
この位置が丁度レッドビーチ1と2の境目で米国のシャーマンを紹介されていたWEBサイトはレッドビーチ1としていました。
この辺りからレッドビーチ2と3の境目である桟橋までが米国海兵隊が多くの犠牲者を出したエリアであります。
勝った側の記録なので此の地で死守された日本兵の記録は殆ど残っておりません。
引き続きレッドビーチ2へ歩を進めたいと思います。
つづく
此の地を訪れる為、慌てて勉強したマキン・タラワの戦い
最後まで勉強し切れて居りません。
過去の記事
第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌
第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌
堺台第一拠点の記録
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勇一三〇二
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉 長谷川榮作さまのホームページ
冥府の戦友(とも)と語る
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新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。