ガダルカナル戦書籍一覧   
*********************************************************************    

ソロモン諸島 ガダルカナル島 御戦没者名簿(鋭意整理入力中)

2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次    
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次    
2015年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

 

故あって、ソロモン諸島ガダルカナル陸上戦と並行しキリバスのギルバート諸島、タラワの戦いについて調べる事と相成りました。

 

位置関係は↓であります。

ガ島も遠いけど・・・マキン・タラワはさらに遠い・・・

サイパン経由ならそうでもないのか・・・

 

ガ島陸戦以外の戦いは全く基礎知識が欠落している還暦近いおっちゃんであります。

一から勉強させて戴きますので間違いがございましたら御指摘戴けますと幸いであります。

 

 

ガダルカナルの戦いが日本軍の撤退により終わりを告げたのは昭和18年2月。

大凡九か月の時を経て昭和18年11月20日から米軍はギルバート諸島へ上陸したのでありました。

 

まずはギルバート諸島の日本軍守備隊の部隊を纏めてみます。

 

以下wikiで公表されている日本軍

(赤字はアメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦 で記載されている数字)

  • 第3特別根拠地隊本隊(柴崎恵次少将)902名  ※1,122名(旧横須賀第六陸戦隊)
  • 佐世保第7特別陸戦隊 1669名(菅井武雄中佐) ※1,497名
    • 大隊指揮小隊
    • 小銃中隊
      • 1個中隊:指揮小隊
      • 軽機関銃小隊(軽機関銃、軽擲弾筒) ※同数 軽機関銃4挺 軽擲弾筒4筒
      • 機関銃小隊(重機関銃、重擲弾筒分隊)  ※同数 重機関銃4挺 重擲弾筒4筒
    • 砲隊(山砲、歩兵砲)  ※山砲4門 歩兵胞4門
    • 高射砲隊(八八式7.5cm野戦高射砲九九式八糎高射砲)  ※75粍高射砲4門 13粍重機関銃4挺
    • 戦車隊(九五式軽戦車)  ※九五式軽戦車8輌
    • 輸送隊(トラック、大発、サイドカー)   ※トラック30輌 大型発動艇30隻 サイドカー・機銃車10輌
  • 第755航空隊基地員 30名 ※記載なし
  • 第111設営隊 1247名(主に軍属。朝鮮出身の労務者を含む。)  ※同数
  • 第4建築部タラワ派遣設営班 970名(同上)   ※同数
  • 其の他支援部隊 工作・通信・衛生・主計隊

計約4800名 

※タラワ守備隊総兵力 4,836名

80粍以上・大口径砲 22門

其の他火砲 33門

軽戦車 8輌

13粍重機関銃 31挺 (連装4基)

トーチカ及び砲座500箇所

 

対する米軍上陸部隊 ガルヴァニック作戦 ギルバート侵攻軍の編成

wikiで公表されている数字見たら眩暈がしたので「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦」に記載されている数字を端折って記載します。

上陸部隊総兵力 約35,000名

内訳 南方上陸軍 約15,000名

    北方上陸軍 約6,500名

    守備隊 約7,600名

車輛 約6,000輌 物資117,000頓

 

米軍支援艦艇

戦艦 13隻 (内旧式7隻)

重巡洋艦 9隻

軽巡洋艦 4隻

空母 6隻

護衛空母 8隻

駆逐艦 56隻

護衛駆逐艦 14隻

兵員輸送艦 16隻

貨物輸送艦 4隻

輸送船 9隻

戦車揚陸艦 38隻

歩兵揚陸艇 11隻

ドッグ型揚陸艦 2隻

装軌上陸車輛 約100輌

 

いやはや・・・ 凄いですね。

ガ島上陸から15ヶ月、ガ島のウォッチタワー作戦には無かった護衛空母が8隻も登場し、正規空母が二倍の6隻になって居ます。

あらためて米国の生産力に驚かされます。

 

軽機関銃や軽擲弾筒まで勘定に入れている日本軍に対する米軍の兵力をあらためて認識しました。

入力しているだけでギルバート守備隊が絶望的な戦闘を強いられたのがよく判ります。

 

飢餓の島、ガダルカナル島の戦いとは違う短期激闘が繰り広げられたと想像します。

 

つづく

 

 


にほんブログ村    

 

過去の記事

従軍慰安婦 慶子

ケ号作戦 陸上戦 

第二師団歩兵第十六連隊 第三機関銃中隊長 亀岡日誌

第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊長 西山日誌   

第三八師団 歩兵二二八連隊 第三大隊 第十中隊長 若林日誌

独立戦車第一中隊

アウステン山の記録

堺台第一拠点の記録
**********************************お知らせ********************************    
ガ島へ訪島をご計画されている方へ    
案内人・戦跡地図・戦史資料・知っていたら徳する情報等々・・・よろず無料ご相談承ります。    
お気軽に↓メールください。    
tobu23butai@gmail.com    
勇一三〇二    
**********************************************************************    
   
歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ    
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal    
冥府の戦友(とも)と語る    
お立ち寄り戴けましたら幸いです。    
   
   
   
新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

 

 

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal    
石坂准尉の八年戦争さま    
と相互リンクさせて戴きました。