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母娘ふたりガダルカナルの旅 目次

母娘ふたりガダルカナルの旅 最新 第十一話 (鋭意更新中)

 

タラワ環礁 その六

タラワ環礁 その六 戦争遺構 より続いております。

 

現在地はキリバス共和国ギルバート諸島タラワ環礁、ベチオ島 東端南海岸であります。

 

現在地からベチオ島南側のビーチ西方を望む

数百メートル向こうには20cm砲があるのですが此の時はまだ気づいておりません。

 

そして道路側には コンクリート製のトーチカ

 

接近してみると これが入口だろうか・・・

ビーチ側なので銃口と考えたいが大きすぎる気がする。

 

天井部には四角い通気口 採光も役割を果たしていたかも知れない。

三つある四角い穴の中央だけ破損している。

現地では気づかなかったが進攻して来た米兵が火薬を投入し内部で爆発させ安全を確保したのではないかと思われます。

 

隣に連なる上部 三つの穴も中央だけ破損している。

内部でかなりの爆発が無ければ開口部がこのように破損することは無いだろう。

 

少し西進、道路脇にコンクリート構造物

 

接近して見る

かなりの衝撃が加えられたのだろう・・・

 

さらに形状の違うコンクリート構造物

手前に見えている入口は東側、左側面上部には砲弾痕と思われる破損

 

高所恐怖症と閉所恐怖症の気があるアラカンのおっちゃん暫し躊躇しながら中を覗き込む

入口のコンクリートもかなり破壊されている。

入口は大分低く見えるが・・・  ここで2014年のフロリダ諸島タナンボコ島の洞窟を思い出す!!

 

嗚呼・・・ 大分軟弱になって居るな自分 (ノ_-。)

 

意を決して入って見ることに

 

東方よりトーチカの中央部へ ゴミが散乱している。

 

西方の出入り口

この穴から出て

振り返ると

東方の入口と形状が違う。

かなりの鉄量で攻撃された事が理解できる。

 

周囲を米兵に囲まれ孤軍トーチカの中で戦った海軍陸戦隊員のお気持ちに想いを馳せれば胸が締め付けられるのでありました。

掌を合せ暫し瞑目。

 

さらに西方へ向かうと・・・・      トカさんエクストレイルを移動し前方に

おっ応~~~!!!

 

これぞ谷浦英男氏の著書「タラワ、マキンの戦い」↓376頁に掲載されている鋼製トーチカ

ご著書には「大桟橋袂」とありますが南側のビーチにも構築されていたようであります。

鋼製トーチカを保護してくれたキリバス共和国の皆々さま感謝であります。

 

つづく

 

此の地を訪れる為、慌てて勉強したマキン・タラワの戦い

タラワの戦いを一から勉強してみる その一

タラワの戦いを一から勉強してみる その二

タラワの戦いを一から勉強してみる その三

タラワの戦いを一から勉強してみる その四

タラワの戦いを一から勉強してみる その五

最後まで勉強し切れて居りません。

 

 


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