この季節、木が鬱蒼としてきて、なかなか野鳥の姿を観察しにくくなってきたけれど、

それでも庭や電線にやってくる野鳥を、観察する日々。

そして、賑やかな野鳥の鳴き声。

 

ほぼ毎日耳にする野鳥の鳴き声のトップは、ホオジロ。

いろんな鳴き方で綺麗な声で鳴いている。

 

さて、ホオジロはなんて鳴くか…?

 

調べると

「一筆啓上仕り候(イッピツケイジョウツカマツリソウロウ)」

と書かれている。

 

そんな風に鳴いている?

 

どう頑張っても、そう聞こえるホオジロはやってこない。

いろんな鳴き方が聞こえるけれど、なんとも表現しにくくて、

その昔、そういう文章を当てはめられてしまったのだろうか?

確かに、ホオジロはなんて鳴いている?と聞かれて、答えにくいのかもしれない。

 

ただ、我が家にやってくるホオジロの鳴き声は、明確である。

 

我が家にいる2人の人間には、はっきりと同じように聞こえるのだ。

 

前述のように鳥によって鳴き方が違うので、何パターンも耳にする。

我が家にやってくるホオジロは、次のように鳴く。

 

「パトラブーチャン」

「パトラガブーチャン」

「パトラブースカヤ」

「パトラデブーチャン」

 

間違いなく、そう聞こえる。

疑いようもない。

 

我が家には、以前どうにも愛らしい猫がいた。

その子の名前は「パトラ」

ブースカに似ていたのか、「パトラブーチャン」とも呼ばれていたし、

単に「ブーチャン」「ブースカ」「ブー」とも呼ばれていた。

もちろん、普通に「パトちゃん」「パトラ」

 

この地に引っ越してきた時、パトラは大層体調が悪く、

毎日点滴をして生き延びていた。

それでも頑張って一緒に私の愛する原村に移住してきたのだ。

東京生まれのパトラが、ここで美しい景色を堪能して、

ほんの半年暮らして亡くなった。

 

その後、やってきたホオジロは、みんなパトラを忍んで鳴いている。

または、パトラ本人が鳥になって帰ってきたのではないかと思わせる。

 

今日もホオジロが鳴いている。

 

「パトラがブースカ!」

今回もドラマの演出のお話

 

空気清浄機air dog がスポンサーについているドラマ枠がある。

金曜日の21時のTBS

私が最初に気づいたのは、昨年の夏「家族募集します」というドラマだった。

それ以降、ずーっとスポンサーになっているのではないかと予測される。

そして「この商品を、ドラマの中で使ってくれ」と、スポンサーから言われているのではないかと思われる。

 

最初に気づいた「家族募集します」では、単にあざとい使い方がされていた。

主演で、ルームシェアしている家主にあたる、仲野太賀演じる役が、

ドラマの中で(私が記憶しているのは、2回、他の人が1回)空気清浄機のスイッチを入れる。

その時のアングルもあざとい。

明らかに、商品のCMにしか見えないやり方で、ダサかった。

 

この冬は、「妻、小学生になる」だった。

こちらの使い方は素晴らしかった!

仕事に熱が入らないダメダメなオジサン、主演堤真一が、会社の会議中に、とうとう主張をするのか?!と思わせて、ダンっと立ち上がる。何か発言する!と思わせた次の瞬間、普通に歩いて行ってこの空気清浄機のスイッチを入れ、静かに着席し、当初よりも小さな存在になる。

演劇的に素晴らしい効果的なシーンで、商品はごく自然に使われ、きちんとその商品も映されていた。

 

この春は、「インビシブル」

こちらはコメディー的に使った。

主演、柴咲コウが滞在している部屋を(詳細忘れました)快適にするだかなんだかで、ちょっと模様替えをしたというような流れで、その部屋に入ってみると、その空気清浄機をなんと3台も稼働させていた。というふざけた構図。商品のCMとしてはバッチリだった。

 

今チェックしてみたのだけれど、

去年の秋は「最愛」をやっていた。

そのドラマでは、私は気づくことができなかった。

そして、今回は「石子と羽男」である。

 

スポンサーから色々な意味で要求が入ることがあるだろう。

それが良いかどうかはともかく、

当然、スポンサーの商品はドラマの中で使われている。

しかし、このair dogのようにあからさまに、ドラマの中で商品がUPで映るように使って欲しいという要求は、作品のイメージを壊すこともあるので、演出家が考慮すべきところ。

でも、所詮テレビドラマは、娯楽の一環であるのだから、芸術性を捨てない範囲で、つまり演出家のセンスで、楽しめたら素敵だと思う。

もはや期待してはいなかったのですが、坂元裕二脚本の「初恋の悪魔」

大好きだった坂元裕二さんですが、遊川和彦さん(今回は「家庭教師のトラコ)同様、売れっ子になって、偉くなってしまってから?ドラマが面白くなくなりました。

 

そして、「初恋の悪魔」の1話、よくなかったです。

 

大好きな仲野太賀ほか、主演の4人。林遣都、松岡茉優、柄本佑

この4人の芝居がぶつかって邪魔しあっているように感じます。

まず、それぞれのキャラクターが突飛すぎる。

役者としては、面白い役を頂いたという感じなのでしょうが、それぞれが頑張って個性的なキャラを作り上げ、普通の人が1人もいない。

普通がいてこそ、個性的な人が際立つのに、全員が普通ではないので、ただぶつかる。

 

それ以外の役者も豪華。でも誰一人よく見えない。田中裕子でさえ。

安田顕だけは、ちょっと楽しみかな?

 

なんでこんなにみんなが作った芝居をしてしまっているのだろう?と考える時、やはり演出家の力(力不足)としか言えないのです。

全体を見るのが演出家の仕事。

脚本にメスを入れ、それぞれの役者に意見して、全体のバランスを見て、抑えるところは抑える。

番組作りの現場で一番力を持つのが演出家でなければならないのに、脚本家や役者が偉くなりすぎて、意見を聞かなくなったり、誰も意見を言えなくなってしまった環境で作られたドラマに感じます。

著名な役者が、それなりに役作りをして臨むと、「それ面白いじゃない」とただただ、乗っかってしまう演出家のことです。

 

そういえば、仲野太賀と柄本佑はNHKのドラマで主演しています。

「拾われた男」の仲野太賀も作っている感は否めませんが、彼に合っている役どころだし、周りの役者が押さえてくれているので、彼も魅力的です。鈴木杏の切り捨て方が素敵。

「空白を満たしなさい」の柄本佑は、難しい役どころで、丁寧に演じている。こちらも鈴木杏が、それ以上にきちんと役作りをしている。

 

いい役者ばかりなのに、「初恋の悪魔」もったいないですね。今後変わると良いけれど。

 

このドラマほどひどくはないけれど、今回のドラマではいくつか、有名な若手役者の個性だけでドラマを見せる感じの作りが気になりました。

「競争の番人」の主演二人 ちょっと普通じゃないですよね。

「石子と羽男」の主演二人

みなさん、魅力的な役者なのに、どうして好き勝手にやらせてしまうのだろう? 

どこかに問題があるのです。

(「デッパチ」に関しては、キャラが普通じゃない上に、役者の個性にも魅力が感じられないので、論外)

 

さて、「初恋の悪魔」の直後に見たせいもあったのですが、

NHKの「プリズム」は素晴らしかったです。

「初恋の悪魔」でガチャガチャうるさい芝居を1時間見させられた後に、このドラマを見たので、余計によく感じたのかもしれないけれど、ドラマの世界観、空気感がしっかりそこにあるのです。

 

私たち観客が、そのドラマの世界を感じるための時間。

想像するための時間。

シナリオに書かれた事実と、役者が喋るセリフそのものを伝えるだけではなく、行間を観客の脳で埋めさせる。

前述の「初恋の悪魔」のような作りのドラマは、観客を信頼していないのかもしれないです。

 

作品作りは、削除法なので、書きたいことややりたいことが山ほどある中から、無駄を省き、スリムにしてから観客に提示する必要があります。

 

優れた脚本家ならば、売れっ子脚本家ならば、書きたいことや言いたいこと、ドラマとして人々に見せたいことが山のようにあるに違いありません。でもその全てを一気に提示してしまったら、見ている方はお腹いっぱい「はいはい、わかりました」と食欲を失います。役者も同じ。やりたいこと、見せたい技術、たくさんあると思う。上手い役者ならば尚更。

だからそれを抑えるスタッフが必要なわけです。

演出家です。

「初恋の悪魔」HPには3人の演出家の名前が書かれています。

水田伸生、鈴木勇馬、塚本連平

初回が誰だったのかはチェックしていませんが(ごめんなさい)変わっていくとは考えにくい。

きっとやっている彼らは楽しいんだろうなーって思います。

 

演出家ばかり攻めてしまいましたが、原因が何処にあるかはそれぞれです。そしてもしも演出家に力がないとしたら、それを与えないプロデューサーに問題があるのでしょう。

 

ドラマは総合芸術ですから、個々の力を最大限に発揮させるためのバランスが重要ですね。

 

「プリズム」素敵なドラマです。

セリフも素敵で、色々考えさせられるし、美しく優しい世界観が広がっています。

 

「純愛ディソナンス」の吉川愛が、いつになく感情が一本に流れていなように感じることがありどうしてだろう?と考えた時、もしかしたら(多分)高校生役を演じるにあたって、若くしようとしているのではないかと考えた。それが時々役の感情をぶつ切りに見せているのではないかと。

「六本木クラス」の新木優子は、本当に素晴らしく高校生の時代を演じ分けている。髪型とメイクと目の力の差程度で、ごく自然に若い頃を演じ分けている。新木優子は、余計な芝居はしないけれど、いつもしっかり感情を起こしてセリフを吐く、演技派とは呼ばれない演技のしっかりした女優。こういったテレビドラマには最適の芝居をしていると思う。

吉川愛は演技が上手なのだから、若くしようなんて考えない方が、自然に演じ分けられるのではないかと感じた。

 

一話だけ見ての(私の勝手な)感想です。

季節ごとに書く、ドラマのアカデミー賞では、最近は(長くなるので)なるだけ良い点だけを拾って書くように心がけているので、久々に厳しめの感想書いちゃいました。

 

今後、どのドラマもきっと面白くなっていくと信じて、しばし我慢して見続けます。

 

先ほど、ショッキングなニュースが飛び込んできた!

鈴木、一山夫妻、コロナ感染。

「えっ?!! 嘘でしょ!!」

 

鈴木、一山夫妻と言っても、

開催中の世界陸上やマラソン競技に興味のない人は、ピンと来ないのかもしれない。

マラソンの日本代表選手で、今回の世界陸上に夫婦で代表に選ばれるという偉業を成し遂げた選手たち。

そして、日本時間の今夜10時から男子マラソン、明日の夜女子マラソンの競技が開催される。

2人とも準備万端で臨んでいて、出場直前の検査で引っかかったということだろう。

もちろん、欠場。

もうがっかりです。

 

マラソンは、陸上競技の中で最も楽しみにしている競技なのに…。

 

それにしても…

昨日から開催されたオレゴン世界陸上

テレビで見ている限りにおいて、選手は勿論、観客もスタッフも、メダルなどを運んでくるスタッフも、誰1人マスクを着用していない。この状況で選手たちはどうやって感染しないように出来るのだろう?

 

昨日トラックで走った選手たちは、勿論マスクをしないでインタビューに答え、その後バックヤードに消えていった。

誰1人マスクをしていない状態で。

 

選手が競技をする時、当然マスクは着用しない。

そして選手が大切なのだから、周囲の人がマスクを着用するなりして選手に間違っても被害が及ばないように細心の注意を図るべきなのに。

 

今回の、鈴木一山夫妻が、どこから感染したかはともかく、

この大勢のマスクをしない人たちの中で競技をする選手たちが、大会が続く中、感染しないように自分で自分を守ることは大変なことに違いないと感じられた。

 

この日のために、長い年月厳しいトレーニングを積んできた選手が、競技直前の検査で引っかからないように心から願う。

歩いて10分くらいのところに、大好きなちょっと年配のご夫婦がいる。

この村に移住してきたころ、知り合ったご夫婦。

歳は知らないけれど、私どもよりは少し上の年代なので、親しい友人とは言えない。

けれど、とても気の合う人。

 

それが、2年前の春から、コロナということで会いに行かなくなった。

年配の方なので、下手に行かない方がいいと思ったのだ。

 

2020年初め頃、奥さんが背中を骨折して、日常生活に困難が発生していたので、

当時は時々ご飯をたくさん作って、半分持参したりしていた。

料理は得意ではないが、旦那さんが食事の支度をしていると聞いたので、

少しでも手助けになるかと考えてのことだった。

 

それが、コロナ禍、丸2年、お宅にお邪魔せず、会うこともなかった。

 

奥さんが、骨折のために精神的にもかなり参っていたので、心配はしていたのだけれど、

当時は、本当に、年配の方に会いに行くのは憚られた。

 

今年になって、春になって、暖かくなった頃から、ずーっと伺うチャンスを狙っていた。

実は、ちょっと離れた美味しいパン屋さんに行ったら、ついでにパンを買って、それを言い訳に会いに行くつもりだった。

GWあたりから、何度かそのパン屋に行ったのだけれど、定休日でもないのにお休みにあたり、裏切られること3回。

今月1日、やっとそのパン屋に行けた。

そして、パンを購入することが出来た。

美味しいパンを持って、私は久しぶりにその家を訪ねた。

 

外から声を掛けると、とっても元気な奥さんの声が聞こえた!

良かった。

心配していたので、元気な声が聞けて、元気な顔が見られて。

そう思ったのも束の間、

旦那さんが、今年の初めから寝たきりになっていることを聞いた。

寝たきりで、話すことも、自力で食べることも出来ないらしい。

在宅と施設、半々で介護生活を送っているらしい。

 

あんなに元気だったのに。

外で仕事をするのが好きな方で、畑仕事も薪割りもしていたのに。

 

2年というのは年配者にとってそういう長さだ。

誰だって2歳年を取る。

小さい子ほど成長は目に見えるし、

歳を取るほど、その衰えも目に見える。

 

私たちはみんな、コロナ禍を丸2年以上過ごしてきた。

そのことを改めて感じさせられた。

NHKの日曜討論、来週の投票日を前に全党首出演でした。

内容はともかく、色々感じるところがありました。

 

まず、討論番組です。

私は議論とか討論が大好きです、見るのもやるのも。

でも、この国では、議論をする人が少ない。

 

例えば、私が子どもの頃、「政治と宗教の話はするな」と言われていた。

宗教は、ともかく、政治の話は本当はするべきものなのに、何だかしてはいけないという風潮があり、

それが未だに続いている気配。

 

さて、今朝の日曜討論

討論として最も優れていたのは、立憲民主党の泉党首だと思います。

何故なら、

これはテレビ番組に党首が出演しているのですから、

全てのテーマや質問内容は事前に本人に渡されて、本人がその答えを用意しているわけです。

討論として魅力的なのは、誰かが言ったことに対してつっこむところでしょうか。

そういう意味では、泉党首だけが、岸総理大臣の発言から取ってご自分の意見を言っていました。

 

それにしても自民党の党首が変わって、やっと普通に討論できるようになりました。

あの恐ろしい安倍総理の時は、生放送で話すことはNG、だからぶら下がりもNG、全ての党首が揃う時でも、自民党だけは事前にVTRを取っている。

つまり全て準備された言葉しか喋らない = 討論は成立しない

という状況でした。

恐ろしい状態でした。

 

でも、今日は、岸田総理は、きちんとそれぞれの意見を聞き

(とても優しい眼差しを向けて話を聞く時と、キツイ目つきでほぼ無視するように聞いている時があって面白かったです)答えるようにしている。

当たり前のことなのに、当たり前でないことがここ数年行われていたので、とても新鮮でした。

 

選挙演説などを聞いていても、今日の討論で各党の意見を聞いていてもそうなんですが、

与党と野党の話を同レベルで聞くのはどうなんでしょうか?

 

私は選挙演説を聞いていて、

与党、自民党や公明党が(選挙前なので)「こういうことをやって行きたいと思います!」

とか言っているのを聞くと、

「与党なんだから、さっさとやれよ」

と、言い返します。

選挙の時だけ言わなくて良いし、かなり強力な票力を持っている与党なのだから、

やれば良いじゃないですか。

 

さらに少子化問題、環境問題、

もう何十年も前からの問題が、今大問題のようになっているこれらは、

全て与党、自民党がここまでやってこなかった。またはやり方が間違っていた、結果です。

つまり彼らのミスで起こっている事態なのです。

それなのに、選挙演説の時だけ語られてもねぇ。

 

野党は違います。

ご自分たちの意見をいくら言っても、今すぐに実行する力がない。

だから、今日の討論でも、岸田首相に「やってください」と伝えている。

選挙で、「これをやります!」 と言ってもすぐに出来るわけではない。

徐々に、まず議席を増やして、権力を持たないと何も出来ない。

そして政権を監視することも野党の仕事だから、文句ばかり言っているように聞こえるのです。

最近の野党は、議席数では情けないかもしれないけれど、

議案、代案は出していると私は思います。

 

私は今日、期日前投票に行くつもりです。

比例は「れいわ」と書きます。

 

今日の討論でも感じ取れますが、

国会は、れいわ新選組の議員のことを目の上のたんこぶのように邪魔に感じています。

これまで与党も野党も仲良くやってきたのに…。

つまり既成政党にとって、れいわ新選組の議員が国会に増えることは面倒なことで、だからこそ国会に緊張感が生まれるのです。

 

国の大切なことを議論する国会に緊張感がないなんて不思議ですよね。形骸化した会議と同じです。

私たちが好きで会議する時は、緊張感があると思うのだけど。

そういえば、安倍首相の頃、大臣さんたちが国会で爆睡する映像がネットに出回っていました。

寝ていても給料を貰える国会議員にしたのは誰でしょうか?

 

政治家の方達に是非とも、この国のために働いて貰いたいと思っています。

そのために自分の大切な一票を無駄にしないで下さい。

いつも問題山積みのこの国のために、一票をきちんと行使しましょう!

 

もしも国民全員が選挙に行ったら(死ぬまでに見てみたい!)

政治家は画期的に変わります。

画期的!ですよ。見てみたいですよね。

ぼやぼやしていられなくなるからです。

国のことを考えて政治家になった人たちに真剣に働いていただきましょうよ!

今回も頑張って見ました。が、もう無理!って感じ。今後は、面白くないドラマは3回までに見るのを止めたい! って毎回言っているような…つまらないものでも、途中から面白くなる作品もあるのを知っているのです。最後までつまらないこともあるのですが…

 

さて、今回チェックしたドラマは

【元彼の遺言状/恋なんて本気でやってどうするの?/吉祥寺ルーザーズ/卒業タイムリミット/正直不動産/持続可能な恋ですか?/汝の名/悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~/ナンバMG5/未来への10カウント/やんごとなき一族/花嫁未満エスケープ/鉄オタ道子、2万キロ/インビシブル/パンドラの果実/妖怪ハウスー帰ってきたん怪ー/俺の可愛いはもうすぐ消費期限?/クロステイル探偵教室/私のエレガンス/17歳の帝国/しずかちゃんとパパ/今度生まれたら/マイファミリー/金田一少年の事件簿(計24作品)】

 

 前回、主演女優賞候補が少なく苦戦したのですが、今回は主演女優が豪華で豪華で参りました。その割には視聴率が取れなかったという噂もニュースで拝見しています(テレビ離れのニュース)まあ、実際私もドラマはすべてビデオに録ってみるか、TVerで見たりしているので、視聴率という計測の仕方がどの程度反映されるのか分からないです。

 今回は、綾瀬はるか、上野樹里、満島ひかり、柴咲コウ、これは豪華ですね。

 特に今回は、上野樹里と満島ひかりが、人気女優らしい非常に可愛らしい人物像を演じていました。脚本に書かれていない部分で勝負しているところが素晴らしく、人間らしい魅力を感じさせてくれます。役者は脚本に書かれていることプラスアルファで勝負してこそですね。だから見る価値がある。目を離せない。

 綾瀬はるかは、仕事できる弁護士がなんでこんなにセリフを張っているんだろう?って、音の出どころも高いしって、最初は気になっていたのですが、この人は役を作るのが好きなのだと思われます。ちょっと作り過ぎを感じていても、ずっと見ているうちに気にはならなくなるので、芯の通った役作りなのだと思います。このドラマそのものが、最初はつまらなかった。何故か、途中からギャグが増え、笑いの取れるドラマになっていったことが、面白くなった理由のひとつでもあるのだけれど、何故なのだろう? 脚本家:杉原賢明、小谷暢亮の2名が書かれているのだけれど… 

 柴咲コウは、美しくそれだけで見る価値があるけれど、ドラマは私の嫌いなサイコだったので、勘弁して欲しいです。初回、柴咲コウの登場のたびに音楽を変え、音響と編集に凝ったように見せていたけれど、思いつきにしか感じられなかった。例えば、桐谷健太が、上を向いたところでカットを入れて遊園地の音が入った編集は、間違った意味を持ってしまってNGでした。だから余計に全てが思いつきで編集が雑に見えてしまったのだと思います。

 女優はまだ続きます。多部未華子、吉岡里帆、広瀬アリス、山崎紘菜、土屋太鳳、小芝風花、ドラマの良し悪しで左右されてしまいますが、ドラマの中で主演女優らしい存在感を発揮していました。

 さて、今回連ドラ初主演の女優がいて、それがまた大成功と失敗作になっていました。【悪女】の今田美桜と【花嫁未満エスケープ】の岡崎紗絵。可愛らしいし芝居もしっかりしているし、いつ主演してもおかしくないのに、ここまで引っ張った今田美桜。事務所のやり方だったら素晴らしいと思います。そして彼女の初主演ドラマとしては本当に素晴らしかった。ちょっとコケティッシュに作った(いつもよりも顔をブスに見せ)髪型とメイクがその役にピッタリハマり、パワフルで、ドラマを引っ張っていくパワーがずっとあった。この方向ならどんどん主演で連続ドラマが作れそうです。対して岡崎紗絵は、なんだろう、このはっきりしない魅力のない役は。原作に忠実にやっていたら性格が分裂してしまったのか、顔だけ可愛らしく撮られていて、性格が可愛くない女の子。月9でやった時の、気の強いちょっと性格がきつい子の方が彼女には合っていたので勿体無い。ま、それでは主演にならないのかもしれないけれど。このはっきりしない可愛らしいだけの女性を演じていても時々気の強さが見えてしまう。あれを可愛いという人はたくさんいるだろうけれど、可愛いだけならもっと若い人たちに任せておけばいい。

 

 

2022春  MYアカデミー賞

 

作品賞   ナンバMG5(フジテレビ)

 

(次点: しずかちゃんとパパ(NHK) 

     未来への10カウント(テレビ朝日))

 

 ほとんど、しずかちゃんとパパに決まっていたところ、ナンバMG5のラスト2回が素晴らしく感動仕切りで一気に逆転しました。やっぱり終わり方のインパクトは強い! 

 しずかちゃんとパパと未来への10カウントは、毎回それなりに楽しめ、よく感動して涙し、素敵なドラマでした。それに対してナンバMG5は、ヤンキーは嫌いだし、殴りあってばかりいるし、好きなジャンルではないのだけれど、でも、時々、難波剛をかっこいい!と感じてドキドキしていました。「男らしい」と最近言ってはいけないような言葉になってしまった言葉を浮かべてしまうわけです。そしてラスト2回は、切なくて、それまでの嘘っぽい話やキャラが全てうまく収まって、あらゆることを納得させてしまう力がありました。

 

 

主演女優賞    吉岡里帆(しずかちゃんとパパ)

 

(次点:山崎紘菜(汝の名))

 

 力のある女優なのに、つまらない(役者ではない)仕事ばかりしていたり、売れていった当時に比べて最近精彩を欠いていた吉岡里帆、やっとピッタリの役に出会えましたね。本当に本当にぴったりで、役作りなのか、そのままなのか分かりません。耳の不自由な父親と暮らすとっても元気な女の子。気遣いが半端ないせいで逆に周りの人に疎まれる子。真っ直ぐに演じているのに、ちょっと性格悪く見えるその微妙なところが、演技とは思えず素晴らしかったです。ドラマも素晴らしかったです。

 山崎紘菜。名前と顔が初めて一致しました。喋りに(口に)少々癖のある子で、綺麗で仕事ができて格好いい役に最初ひっかかりがあったのですが、途中逆転した時の演技が素晴らしくて、すっぴんに近い時が美しくて、一気に引き込まれました。

 

 

主演男優賞   笑福亭鶴瓶(しずかちゃんとパパ)

 

(次点:間宮祥太朗(ナンバMG5)) 

 

 主演女優のドラマが多かった分、主演男優が目立たないクールで、美男は数人いたけれど、笑顔だけでは男は素敵に見えないなぁー 

 「しずかちゃんとパパ」は本当に素晴らしいドラマで、耳の不自由な人がとても幸せそうに見えました。それは主演の笑福亭鶴瓶演じる役が、明るく純粋に彼らしく生きているからだと思います。亡くなった耳の不自由だった妻が、生まれてきた子どもの耳が聞こえることを知った時「可哀想に」(だったかな?)耳の不自由な世界の方が素敵だという意味のことを言っていて、ある意味、そうだと思えてしまう。この世の中には聞きたくない音や言葉が溢れていて、見たくないものは目を閉じることで見ないという選択がが可能なのだけれど、耳は閉じることが出来なくて辛いことが結構ある。それと、筆談をする時、相手が喋る(書いている)間じーっと待っているのも良いなと思ったし、会話する時はいつも相手をしっかり見て会話するのも良いなと思った。この情報化社会であらゆるものが忙しなくなっている世の中、ああして自分が対面する相手を大切にしている様子を良いなぁと感じてしまうのは事実なのです。

 

 

助演女優賞   岡まゆみ(花嫁未満エスケープ)

 

(次点:滝内公美(持続可能な恋ですか?) 

    飯豊まりえ(恋なんて本気でやってどうするの?))

 

 岡まゆみ楽しそうに演じていました。ただただ、羨ましかったです。魅力的な役に出会って、今持つ力の全てを発揮しているベテラン女優。役者は魅力的な役とシーンに出会ってこそです。

 飯豊まりえ、好きだなぁ、この子。若くて可愛い子の中では、最近珍しくエッチな雰囲気があって、それをサラッと演じてくれる明るさ。希少です。

 滝内公美、ドライな雰囲気のある人で、綺麗でセンスがあってというこのくらいの役回り素敵です。

 

 

 

助演男優賞   ユースケ・サンタマリア(パンドラの果実)

 

(次点:松重豊(持続可能な恋ですか?) 

   神尾楓珠(ナンバMG5) 浅野和之(元彼の遺言状)) 

 

 連ドラで久しぶりに見たユウスケ・サンタマリア。やっぱり私この人好きだわぁ。ぬぼっとして、仕事なんて出来なそうでも、汚らしそうでも、ごく自然にそこに存在していて、優しさに溢れていて、いじめられキャラで笑えて。それもこれも彼の役作りの前に、彼の心がいつも動いているからだと思う。だから普通に喋っているようでも、こちらに何かが伝わってくる。ウサギのリンゴを前にしてのセリフ「可愛くて食べられないなぁ」素晴らしかった!!!!

 松重豊。前から素晴らしい役者さんだと思っていますが、痩せ過ぎていてちょっと心配です。すっかりお爺さんになっていました。でも、ドラマの中で恋もできるし、言語学者もハマっていました。素晴らしいセリフが2つ。「楽しかった」と「いい」今細かい状況説明は書きませんが、こういった短いセリフこそ難しく、役者の力の差を見せつけます。油が抜けて今最もいい役者に到達しているのかもしれないと思わされました。

 神尾楓珠。顔が良すぎるので、このくらいの悪がフィットしているのでは? 結構遊び人の役が多くていまひとつピンとこなかったのだけれど、真面目だけれどヤンキーっていうこの程度が特に素敵でした。いつもよりハンサムに見えた。

 浅野和之は、語る必要なし。こういう役やらせたら右に出るものなく、芝居で遊びまくっていて大好きです。彼もいじめられキャラですね。そういう男優は色気があるんでしょうね。

 

 

脚本賞  黒岩勉(マイファミリー)

 

 初回を見終わった時、これどうするんだろう?話終わっちゃったじゃん。って思ったら、予想外の展開で、何回も何回も予想外の展開があって、引っ張るテンションも(日曜のTBS枠)いつもながら素晴らしくて、あっという間の話。ちょっと無理はあったけれど、(友達の子供を誘拐するとか)こんな悲惨な連続誘拐事件を、一応、辻褄を合わせてテンション高く続けていったことは素晴らしいです。が、TVドラマとしては、扱っているテーマが酷すぎる。

 

演出賞  河原瑶(汝の名)

 

美術賞  持続可能な恋ですか?

 

美粧衣装  私のエレガンス 妖怪ハウスー帰ってきたん怪ー

 

 

気になる役者

津田健次郎(俺の可愛いはもうすぐ消費期限?)(ナンバMG5)

松の声は、最初とても惹かれたけれど、途中から好き勝手にやり始めたような感覚を持ちました。前半の方が良かったです。顔出しはとてもセクシーな上司を好演

藤井美菜(しずかちゃんとパパ)とても親切なのになぜか意地悪に見える子。これが演技なのか別の作品で確認してみたいです。

鈴木ゆうか(ナンバMG5)  

未来(クロステイル探偵教室)

 

気に入らなかったキャスト

(パンドラの果実)の岸井ゆきのは、どうしても科学者に見えない。彼女そのままで科学者に見えない科学者という役どころにしたかったのだろうが、いくらなんでも役作りがなく、これなら他の人で良かったのではないかと思わせた。

(未来への10カウント)の波瑠。どうして彼女をキャスティングしたのか全く分からない。とにかく合わない。とりあえず病で亡くなったが最初に来ているので、とことん合わない。次に焼き鳥食べてる笑顔が欲しかったのだろうが、これも素敵な笑顔とは思われなかった。ベッドの横に置く亡くなった妻の写真の顔に合わないのだ。この役に合う人は探せばいくらでも見つかるだろう。それとも波瑠は一回出るだけで視聴率がばっちり取れちゃう人なのかしら?

 

タイトルがイマイチな作品

「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」 どこが悪女なの?全くドラマと合わないと思っていたら、なんとなんと、これはその昔石田ひかり主演でドラマ化したあの「悪女」だったのですね。初めて見るドラマとしか思えなかった。つまり覚えていないのか? でも石田ひかりの「悪女」のタイトルバックの映像ははっきり覚えています。彼女がパパイア(でいいのかな?)を食べ続けている映像。あの時が石田ひかりのピークでした。

「持続可能な恋ですか?」 「恋なんて本気でやってどうするの?」 どちらも企画ものなので、恋愛ドラマのタイトルが尽きてきたのか? ってくらい困っている感、満載です。

 

途中に感想書いてきたので、感想は少なめです(敬称略)

【未来への10カウント】とにかく私のイチオシ女優、満島ひかりが久々に連続ドラマに戻ってきてくれて、幸せでした。脚本、福田靖なので、はずしようがないです。ちょっとうまく行き過ぎの展開ではありましたが、満島ひかりから目が離せない私には充分楽しめるドラマでした。木村拓哉主演ドラマと思いきや、満島ひかりもしっかり主演でした。前述の通り、彼女の芝居はセリフ以外のところが目を離せません。フリーになってからテレビでの露出が極端に減り、とても哀しいのです。もっともっと今の年齢の満島ひかりを見せてほしいです。可愛いらしくて、演技は日々上達していて、30代の今できる役をもっともっとやらないと勿体無いです。

【ナンバMG5】高校生の役を大人で演じることには意味があるのだと思います。「今日から俺は」の時もそうでした。どちらもヤンキーたちの話で、高校生には見えない大人をキャスティングしています。今回もキャスティングの年齢はバラバラ。それなのにしっくりくる。例えば一年生役の子は若い子を使っている。ヤンキーが自分のツレを大切にし、仲間がやられている時には黙っていられない正義の味方。武器を使わず素手で戦う。武士道に繋がっているかのような男らしさでした。

【やんごとなき一族】土屋太鳳、声は可愛いけれど、時々セリフの声が上っ面、何故でしょう? 敵役を演じた佐々木希と対面するとどう見ても土屋太鳳の方が悪役になる。その逆の感じが面白いとかいう発想でしょうか?

 センスのかけらもない美術、あり得ない金持ちの家の設定。どれもこれも作り物過ぎて、一瞬たりともドラマの中に入って行けません。しかし、もしもこういうドラマが今受けるのだとしたら(悲しいです)その展開の速さというか、絶えず何かが起こっていることでしょうか。つまり本来伝わるはずの空気感とか世界観とかではなく、その場で起こっている事象と交わされる言葉、事件、それがないとドラマチックに楽しめないということかもしれません。

 松本若菜、最も綺麗な女優さんの1人なのに、勿体無い。こんな役やって欲しくないです。こういう役は誰でも出来ますから。

【今度生まれたら】作:内館牧子

なんだろう?この変なシナリオ。多分、脚色の仕方。ドラマの構成が間違っていると思います。内館牧子という作家の本ですから、原作がしっかりしていると仮定した場合、例えば、その原作に忠実にやろうとしてまとまりがつかなくなったのか、本に書かれているシーンにばかり囚われて、本の本質がどこかに行ってしまったのか、原作の脚色化に失敗したとしか考えられません。

 分かり易くは、登場人物が誰だかよく分からなくなったり、無駄に見えるシーンが延々と続き、何のドラマを見ているのか分からなくなったり、つまり主軸から話が外れた時のシーンのその長さの意図が不明。不思議なシーンがいくつかあり、それを役者が埋めきれていなかったり。

因みにこれもシナリオ:真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜と3人の名前があるので、誰の問題なのかは分かりません。

素敵な映画を見ました。

(いつも書きますが、アマゾンプライムとかで見ているので、新作を見ることは殆どなく、全て数年前の作品です。ご了承ください)

 

河瀬直美監督 辻村深月原作「朝が来る」

原作を読んでみようと思います。

 

見終わって、「朝が来る」というタイトルは少し弱い気がしました。

「ベビーバトン」なんてストレートなタイトルには、作家はしたくなかったのでしょうが、映画として売るためには、タイトルにもう少しインパクトがあってもいいと感じました。

 

特別養子縁組の、それも生まれる前に縁組をするというシステムで、子どもを受け渡した産みの母親と育ての両親の話で、テーマは非常に微妙で重いものなのだけれど、登場人物が全ていい人で、日々の暮らしの空気感が感じられる優しい映画だった。

 

ただ純粋に恋をして子どもを身篭ったのに、中学生だからという理由で母親になれない少女。

結婚してから子どもが出来ないとわかった夫婦。

それを縁組する施設。

 

最初は、6歳になったその息子が幼稚園で他の子を突き落としたという濡れ衣による面倒臭い事件から始まる。突き落とされたと訴えた子どもの母親が面倒臭いのだ。ああ、面倒臭い!とそのママつながりの付き合いの大変さを伝えられる。

 その次に、やってくるメインの面倒臭い事件は、その子どもを産んだ母親と名乗る女からの電話で、「子どもを返すか、返さないならみんなにバラすからお金をくれ」という脅迫事件。

しかし、この養子を貰った夫婦はとても出来た人間でそんなことには揺らがない。

そんな面倒臭い事件がいくつか起こるし、子どもを産んだ若い母親のその後の暮らしぶりもあまりついていなくて、なんかいやーな空気が何度も流れるのだけれど、結局は、誤解だったりして、全ての登場人物がとても心優しいのだ。ただうまくいっていないだけ、ただ、ついていないだけ。

 

そして、時々挿入される 都会や森の映像がこの上もなく美しい。

時間軸を移動する編集も見事!

かなりあっちこっち時間軸が変わるのだけれど、見ているこちらが、考えさせられることはあっても迷うことはない。

どんどん引き込まれていって、だんだん見ている私の体が前のめりになっていった。

 

浅田美代子の前に出るべき感と、目立たない感、のバランスが素晴らしく、実は彼女のミスで里親の住所が盗まれてしまうのだけれど、責める気になれない。そう、誰も責められないのだ。

 

中学生で愛し合い、子どもを産んで手放した少女は、その後ちょっと不運な人生を歩み、外見的には不良のように見える程になっていくが、相手の男子は、全く変わらず普通の学生として歩んでゆく。その不公平さはきちんと描かれているけれど、それでも恨むのとは違うのだ。

 

いろんな成り行きで苦しむ人たちがそこに存在して、それを繋ぐ人がいるのだけれど、その全ての人が美しい心を持っている。そして映像も美しい。全てが美しくてもこんなに不幸な人がたくさん存在してしまっているという事実も突きつけられた気がする。

 

河瀬直美監督素晴らしいです。

今後の作品も本当に楽しみにしています。

私はpositiveなので、殆ど毎日ハッピーに過ごしている。

年のせいなのか体が重かったりする日は多々あるけれど、それはそれ、ハッピーな1日にすることは可能だ。

 

しかし、それでも、妙についていない日というのがたまーにある。

私の場合、年に2回か、もう少し。

 

バイオリズムの関係なのか?とにかく朝起きてからささやかなことだとしてもついていないことが続くことがある。そういう日は、とにかく静かに暮らす。

 

まず車の運転を気を付ける。

いつもよりもゆっくりのスピードで運転するようにしている。

車の運転ほど、ついていないと何が起こるか分からない恐ろしいモノはない。

 

そして多くを望まず、淡々とその日を過ごす。

やり過ごす。

 

ちょっとついていない日

取り立てて何もしていないかのような1日になる。

でも、それはきっと最悪のことを避けたとてもラッキーな1日だったに違いない。

コロナ禍、とにかく出かけなくなった。

以前、どう言う感じだったのか思い出せない。

 

コロナ当初は、活動的な若者は可哀想だなあと、そればかり思っていた。

夢を追いかけてバリバリ活躍しようとした矢先の子達。

都会に出て来て狭いアパートに引っ越したばかりの子。

 

でも、今になって考えると、どの世代にも厳しく可哀想だった。

 

青春真っ只中の、とにかく行動力があり行動範囲の広い若者は、

その自由を奪われて辛かったに違いない。

 

私は、家に引きこもり、このまま一生出かけなくても大丈夫なんじゃなかろうか?と思われたり、昔の友人や遠くの友人と会っていないことで、このまま閉鎖的になっていくのではないかと言う恐怖感が先に立った。

 

私よりも年配の人たちは、出かけないことで、身体を使わず筋肉が衰えて行ったり、人と会話しないことで、脳が活性化されず、病気になった人、病気が悪化した人も少なくないだろうl。

 

変化の少ない毎日。

平凡な暮らし。

 

でも、そこに少し風を送ることはそれほど難しいことではなかった。

 

先週、私は茨城の知り合いに電話して、久しぶりに長電話した。

次の日、その繋がりで千葉の友人と電話で話した。

その三日後、東京の知人から電話があり多くを語った。

その繋がりで、都会にいた頃の仕事仲間とZOOMでMTGを行い、

数年ぶりにみんなの顔を見た。

 

それだけのことなのだけど、確実に日々の暮らしの中に違う風が吹いた。

 

ザワザワと

フワフワと

ドキドキと

 

それだけのことで、誰かを想う気持ちがちょっと増え、

ご飯の支度をしている時に、にやにやしたりした。

 

そりゃあ、直接会って喋りたいけど、

コロナのみならず、遠くだし、みんな忙しいし、私は体力がないし。

今は色んなツールで、遠くの人を近くに感じることが可能な便利な時代。

好き嫌いは別として、それを使わない手はない。

 

気が滅入ったら、誰かに電話するだけで元気になれることがある。

誰かの顔が見られたら更に良い。

 

メールじゃない方がいい。

 

絶対に声を聞いた方がいい。