ぐりっど洛西のKと申します。
『アドボガシー』という言葉、普段耳にする方しない方。
最近は、少しずつ広まってきたような気もします。
アドボガシーとは、「代弁」です。
英語からきておりまして、福祉現場で使用されることが多い言葉。
弱い立場や、認知症や精神疾患等により、自身の訴えができない方の権利擁護として、
生命だけじゃなく、利益や権利を擁護して代弁すること。
これが仕事上で関わってくることが多い福祉では、
成年後見人を担う社会福祉士や、ケアマネがよく対象者のアドボガシーを行うことが多い。
もちろん、介護福祉士もアドボガシーを行うことがあります。
この『アドボガシー』、今後記事で度々出てくるので、記憶の片隅に置いて頂けると助かります。
いつもお世話になります、ぐりっど洛西のKと申します。
先日、ここで「コンピテンシー」についての記事を書きまして、今回その「レベル」についてお話します。
コンピテンシー・レベル1
「言われたことを言われたときやる」(受動行動)
コンピテンシー・レベル2
「やるべきことをやるべきときにやる」(通常行動)
コンピテンシー・レベル3
「いまある状況の中で、工夫を加えた行動、明確な意図や判断に基づく行動、明確な理由のもと選択した行動」(能動行動)
コンピテンシー・レベル4
「状況を変化させるため、独自の工夫を加えた行動、独創的行動。状況を変化させよう、打破しようという行動」(状況変容行動)
コンピテンシー・レベル5
「まったく新たな、周囲にとっても意味ある状況を作り出す行動」(状況創造行動)
よく、介護現場でも「人手不足」また、「人が育ってくれない」や「教育の仕方を見直さないと」で、「マニュアルを作成しなければ」という声をよく耳にしますが、
確かに、それはあった方が良いと思います。
しかし、教える形はとっているにしても、ちゃんとスタッフを「育てて」いますか?
コンピテンシー面接はよく、上記のレベル段階を面接時に見極めて、「この人は即戦力」という判断をするためのポイントを述べていますが、
では、「コンピテンシーマネジメント」という、そのようなレベルに上げていく、育て方を介護現場はしているでしょうか?
以下、私見ですが、コンピテンシー・レベルを上げるには、仕事やマニュアルを教えることで伸びていくものではないです。
ちゃんと育ててくれる人、この人は見本になる・尊敬できる人や環境でないと、レベルは上がらないと思います。
介護現場でよく、人手が足りないという言葉の中にあるもので、
本当に人が足りないという内容と、上記のコンピテンシー・レベルが1や2の人が多いからだと、
私はいくつかの施設を見てきて痛感しました。
私なりの教育は、仕事を教えることに加えて、その人がどう最も伸びるのかのマネジメントをしていくこと。
ケアマネらしく、そのスタッフの「アセスメント」をとって、プランを立てることです。
そのアプローチのひとつとしてもまた、前回お話した「ナラティブアプローチ」はスタッフにとっても有効だと私は判断しております。
あと、コンピテンシー・レベルを最初から一番上の5を意識しておりません。
レベル3ないし、レベル4を展望としてスタッフの支援をしています。
コンピテンシーレベル4
このあたりが、福祉の現場にとって、求められているスタッフなのだと思います。
ぐりっど洛西のKです、いつもお世話になります。
「自立」という言葉、日常で使用されていますが、皆様は”自分で自分のことができる人”とイメージされていると思います。
その通り、自立はそのような意味合いが使用されますが、福祉の場面では少し違います。
①医療的視点
②生活的視点
③社会的視点
④本人自身が社会資源
①は歩ける、や自己管理ができる等のよくイメージできるものだと思います。
また②も、自分のことは自分でする。の典型の視点です。
実際に介護をしている方も、①と②の視点で自立を目指した介助を仕事の中でしております。
ここからが、今後の介護や福祉、人助けで皆様が持っていただければありがたい視点です。
③は、本人様が「~できない」という能力を有していても、そのできない環境に参加することができること。
③には、「できないということを気軽に伝える。助けを求める”力”」が社会にあるかという考え方も担っており、
ただこれがとても難しく、できるのに依存して「~してほしい」とは少しニュアンスが違ってきます。
できるようにするための、手伝ってほしい。と書き直してもやはり、伝わりにくいのかもしれません。
そして④が、誰かの社会資源になるということ。
社会資源とは、色んなサービスを提供する事業所等をイメージしがちですが、
ひとりひとりも立派な社会資源です。
その人ひとりが、誰かの大切な人になっている。
それが、もしかしたら自立であって、昨日にも触れた「福祉の意味」である、
幸福感なのかもしれません。