ぐりっど洛西のKです、いつもお世話になります。
「自立」という言葉、日常で使用されていますが、皆様は”自分で自分のことができる人”とイメージされていると思います。
その通り、自立はそのような意味合いが使用されますが、福祉の場面では少し違います。
①医療的視点
②生活的視点
③社会的視点
④本人自身が社会資源
①は歩ける、や自己管理ができる等のよくイメージできるものだと思います。
また②も、自分のことは自分でする。の典型の視点です。
実際に介護をしている方も、①と②の視点で自立を目指した介助を仕事の中でしております。
ここからが、今後の介護や福祉、人助けで皆様が持っていただければありがたい視点です。
③は、本人様が「~できない」という能力を有していても、そのできない環境に参加することができること。
③には、「できないということを気軽に伝える。助けを求める”力”」が社会にあるかという考え方も担っており、
ただこれがとても難しく、できるのに依存して「~してほしい」とは少しニュアンスが違ってきます。
できるようにするための、手伝ってほしい。と書き直してもやはり、伝わりにくいのかもしれません。
そして④が、誰かの社会資源になるということ。
社会資源とは、色んなサービスを提供する事業所等をイメージしがちですが、
ひとりひとりも立派な社会資源です。
その人ひとりが、誰かの大切な人になっている。
それが、もしかしたら自立であって、昨日にも触れた「福祉の意味」である、
幸福感なのかもしれません。