こんばんは。

ブログのタイトル、変えました。

でも、中身は変わりませんので、

これまでどおり、お付き合い、

よろしくお願い致します。


最近は、

「仏教=葬式・法事・墓」

というイメージを何とか払拭しようと思って、

よく誤解されている仏教の常識をとりあげて

載せています。


名づけて、

「都市伝説 仏教版のウソホント」

みたいな感じでしょうか??

(お昼の番組で、それっぽい特集をやっていました)


葬式、法事、墓のことで、

世間一般に、一番問題になるのは「お金」のこと。


葬儀関係の費用のなかでも最もわかりにくい

といわれるのがお布施や戒名料です。


週刊ダイヤモンドでも、以前、次のようなことが

記事に書かれていました。


…◆……◆……◆…


僧侶は読経と戒名授与に数時間しかかけないにもかかわらず、

高額なカネを懐に入れる。

なかには数百万円というお布施を要求されることがあり、

その金額体系はきわめて不透明だ。

消費者団体の相談窓口にも、

お布施に関する相談や苦情が数多く寄せられている。


…◆……◆……◆…


このようなこともあって、

葬儀事業に参入した流通大手のイオンが、

お布施の金額の目安を打ち出すことになったのでしょう。


料金として支払う“お布施”は、お布施でも何でもなくて、

単に“葬儀費用”以外の何ものでもありません。


これまで書いてきた内容を読んでいただければ、

“布施”とはどのようなものか、

少しはお分かりになっていただけると思います。


戒名料についてもふれたので、

少しお話しておきましょう。


戒名(かいみょう)は、

「故人が極楽に往くために付けられる名前」

と思われていますが、とんでもない誤解です。


戒名とは、本来、生前に仏弟子として“戒”を受け、

師の僧から与えられる名前のことです。


戒とは、

「殺生してはならぬ。嘘をついてはならぬ」

と、体や口や心の行いを慎む規則のことです。


ですから、死んだ人につける名前と思われていますが、

本来は生前につけるのが戒名です。


浄土真宗では、戒名と言わず、法名(ほうみょう)といいます。

これは、正しい信仰に入った人に、

師から授けられる名前です。

やはり生前に与えられるものです。


戒名や法名をお金を出して買うような、

おかしな常識がまかり通っています。


その戒名や法名を、

極楽に往く手形のように思っている人が

いかに多いことでしょう。


高いお金を出してつけてもらった戒名や法名の方が

より素晴らしい世界へ往ける、というのであれば、

お金持ちしか救われないことになります。


そんなバカな話はありません。


戒名や法名と、死んだ後の往く先とは、無関係です。


お経のどこを読んでも、

親鸞聖人の書かれたものをスミからスミまで読んでも、

戒名や法名で極楽に往ける、とは書かれてありません。


読経(お経を読むこと)についても同じことです。


人が亡くなるとお経を読んでもらいます。

お経は死人のご馳走であり、

亡くなった人に聞かせるもののように思っています。

しかし、ちょっと考えてみると、おかしくはないでしょうか?


お経は、お釈迦様の説法(今なら講演)を、

お弟子たちが後世のために書き残した、いわば講演録です。


お釈迦様は、死人相手に話をされたことはありません。

生きている人々に、生きている間に果たさなければならない、

人生の大事、人生の目的を教えられました。


「え!?じゃあ、お経は何のために読むの?」


こんな声が聞こえてきそうですが、

もちろん生きている私たちが聞くためです。


チンプンカンプンで、聞いてもどうせ分からない?

そうですよね。

だからこそ、読経のあと、そのお経の意味を

聞かせていただくことが大切なんです。


「でも、お経を読んだら、死んだ人が

 苦しみの世界から浮かぶと、みんな言いますよ」


「そうそう、お経の長短でお布施の額も違うし、

 やっぱり長いお経の方が、効果が高いんでしょう?」」


そんな根強い疑問に答えておきましょう。


ある人がお釈迦様に質問をしました。


「お釈迦様、長いお経を読んでもらったら、

 地獄に堕ちている者でも

 極楽へ往けるという人がいるのですが、

 本当でしょうか」


その時、お釈迦様は無言で立ち上がり、

小石を一つ拾って、大きな池に投げられました。

そして、水紋を広げながら沈んでいった

石を指さしておっしゃいました。


「そなたたち、この池の周りを、

 石よ浮かび上がれ、石よ浮かび上がれ、

 と言いながら回ったら、あの石が浮かんでくると思うか」


「お釈迦様、そんなことで、石が浮かぶはずがありません」


「そうだろう。石は石の重さで沈んでいったのだ。

 どんなに浮かび上がれと言ったところで、

 浮かぶものではない。

 人間もまた自業自得によって、死後の果報が定まるのだ」


このように、読経で死者が救われるという迷信は、

もともと仏教にはありませんでした。


仏教は、このような俗信を正して、

生きている時に、本当の幸福に導く教えです。



━ ぴょんたの ◆◆
◆◆ ひとりごと ━


「都市伝説 仏教版ウソホント」は

いかがでしたでしょうか?

他にも、「コレってどうなの?」と思われるような

ことがあれば、

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今日は、お昼の番組で、「都市伝説」なるウワサの

検証をやっていました。


・夏カゼを治すには
 汗をとにかくいっぱいかいた方がイイ

 →ウソ


・扇風機や冷房をかけっ放しで寝ると
 死ぬことがある

 →ホント


・カゼを引いたら
 お風呂に入らないほうがいい

 →ウソ


・ウナギとウメボシは食べあわせが悪い

 →ウソ


※番組では、ちゃんと専門家が解説していたので、
 単純には理解しないで下さいね。


カゼを引いたときは、汗をいっぱいかいた方がいい、

というのは、以前の医学ではその通りだったんですが、

今は脱水症状を恐れて、そのようには言われない、とか。


「まかりとっている常識」はたくさんありますが、

みんなが信じているからといって、それが正しいとは

言えない、ってことですね。


仏教にこそ、そういう内容が多いので、

来月はお盆ですし、お盆に関係する都市伝説仏教版も

山ほどあります。


また、御縁があれば、紹介しましょう。



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