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死産に関するブログです。

閲覧は自己責任でお願いいたします。

※このブログは2018年4月末、18週2日で初産で死産をしたことの記録をするものです。
はじめての方はこちらの記事をご覧ください。

 

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※全ての記事に心情の付記がありますこと、あらかじめご了承ください。

 

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不育症の検査に関する相談をしに病院に行ってきました。

これから受ける方の参考になれば、と書きましたが分かりにくいかもしれません;

 

不育症について死産・流産を経験したした人は知ってる方も結構いると思いますが、参考までにリンクを張ります。

Fiuku-labo (不育症についての様々なことが載っているサイトです)

 

一般的には流産・死産を2回以上した人が不育症の可能性があるとされますが、私の場合は一度の妊娠、一度の死産であり、産院でも別の婦人科でも

 

「一回くらいの死産で不育症?ないない。検査は無駄だよ」

「一回しかしてないんでしょ?関係ある訳がない」

 

と言われました。(半笑いというか笑って言われたのが本当に今でも腹立たしいです)

が、ある程度週数のいった死産に関しては不育症の検査をする意義がある、と提唱している医師もいます。↑のリンクのサイトもそのひとつです。

 

検査を受けるか悩んでいることはブログにも書いてきましたが、ようやく行ってきました。

自宅の近くには不育症検査を扱う病院が少なく、あるとしても産婦人科で妊婦さんもたくさんいるところしかありませんでした。正直、まだ妊婦さんがいるところに行くのはしんどいです。

不妊・不育を専門にやっている病院を探して、少し遠いですが夫に付き添ってもらいとあるクリニックに行きました。

 

先生はすごく親身に話を聞いてくださり、妊娠の経過についても細かく聞いてくれました。こういう先生に早く会いたかったな…というのが率直な感想でした。

色々私と夫からの情報を聞いてから細かく説明してくれました。

  • 不育症というものが見つかったのはここ十数年の間。その為未解明な部分がある。
  • 医師によって考えの違いが大きい分野。
  • 私の場合は18wの死産で週数が結構いっているので検査することに意味はある。

ということをまず言ってくださいました。

次の妊娠を考えた時、結果として死産の理由が分からなくても「やるべきことはやった」という安心材料になることも大きいし、理由が分かった場合は治療を出来ることもあるので「意味がない」「無駄」なんてことはないですよ、と仰っていて、ああ来てよかった……と思いました。

 

検査内容の提示は以下のものがありました。

  1. 内分泌異常の検査(糖尿病や甲状腺機能異常など):採血
  2. 子宮形態異常の検査:超音波検査、子宮鏡検査
  3. 抗リン脂質抗体・血液凝固異常の検査:採血
  4. クラミジア抗体検査:採血
  5. 夫婦染色体構造異常の検査:採血

他にも肝機能・腎機能の検査、感染症検査(肝炎、HIVなど)、風疹抗体検査もありましたが、これらは別件で私は受けており、検査結果を提出したので受けなくてもよいことになりました。

 

1と2は保険適用内、3~5は保険適用外の自費診療となります。

これは私の場合の話ですが、1~4はやった方がいいと言われました。

ただ5の染色体の検査に関してはご夫婦でよく考えてくださいと言われました。

 

先生からはかなりかみ砕いてお話して頂きましたが、染色体とはそもそも何なのか、そして異常があった場合は……などなど、書きたいけど間違ったことを書くと良くないし、かなり難しい話なので私にはうまく説明できないのであまり書けません。(気になる方は検索してくださいね~)

 

染色体は生まれ持ったもので、異常があった場合も基本的に治すことは出来ません。異常があった場合、カウンセリング等を受けたり、出来るケースであれば対処をすることも出来ますが難しい場面に直面することになります。

そして遺伝性のものですので血縁関係のある親族も……とか色々考えすぎてしまったり、何より夫婦の片方もしくは両方に問題があった場合の精神的負担が大きいです。

 

その点を踏まえてご夫婦でよく考えて決めてきてくださいと先生から言われました。

 

異常がなければ安心、異常があった場合は対処できる方に賭けるしかないのかな……と私は思いました。

受けた方がいいと考える人もいれば、受けない方が、知らない方がいいと思う人もいるものであると私は思います。

個人によって、そのご夫婦によって、出る結論は違うものになると思うのです。

難しい問題です。多分正解はないと思います。

 

私たち夫婦の出した結論は1~4の検査は受けるが、5の染色体検査はしないとなりました。

 

この日は保険適用内の採血と内診をして頂きました。

採血の結果は後日ですが、内診で子宮形態の異常は認められなかったので一先ずほっとしました。

子宮や卵巣の写真を頂いたのですが、久しぶりにみた子宮の中は当たり前ながら空っぽで、何だか切なくなりました。

 

(余談ですが生理痛がものすごい重いので色んな婦人科をジプシーしているのですが、子宮を診てもらうとどこにいっても異常なしと言われ、この生理痛何とかならんの…と毎月苦しんでいます。以前は喫煙していたのですが妊活の為にやめたので、妊娠を考えなくなったら絶対ピルを飲みます…)

 

ということで、第一回不育症検査はこれで終了。

次回は自費診療の方の採血だけをしに行ってきます。(保険適用内の検査と同日には出来ないようになっているそうです)

 

夫には半休を取ってもらって同席してもらったのですが、以前は不育症の検査に関しては「灯子がやりたいならやりなよー」という感じでした。

私だけが希望していた検査でしたし「今日はお休み取ってついて来てくれてありがとうね」と終わってから言いました。

でも同席して実際に医師から説明を聞き、色々質問したり、考えることもあったみたいです。

「こちらこそずっと頑張ってくれてありがとう」と夫は言ってくれました。

いつも体を張るのは灯子だけで、重症妊娠悪阻も出産も、採血も、痛くて辛いのは灯子ばかりで、何にもしてあげられない。とも。

男女の身体の作りだから仕方ないのですけど、ありがとうと言ってくれて何だか涙が出てしまいました。

検査結果を聞くのは正直怖いところもありますが、これからも二人で一緒に歩いて行けたらいいなと思います。

 

最後に空の写真。

 

 

これは昨日の朝の空です。

不育症の検査にいくからか朝からしんどかった私に、レイちゃんが「お母さん大丈夫だよー」って笑ってくれているような、そんな気が勝手にしました。

ありがとうね、レイちゃん。

青空はなんだか安心するというか、以前よりも大好きになったなあ。

今日は雨でグレイの空ですね。明日は晴れるといいなあ。

 

レイちゃん、お母さんとお父さん、これからも仲良く一緒にいるからね。レイちゃんのことをずっと二人で大切にするからね。

大好きだよ。