ミニチュア制作 La Petite Fleuriste -10ページ目

敬愛の念

更新します!!
 
最後の更新から約4年も経ち、なんだか浦島太郎のようで、気付いたらおばちゃんになっていました(笑)。
ログインも4年振りでブログってどうやるんだっけ状態です。
 
改めまして、お久し振りです!
もう流石に存在が忘れ去られてしまったかしら。
コメントを沢山いただいていたのに、反映させずにいたようで、消えてしまいました。
コメントしてくださった方、ごめんなさいT^T そしてありがとうございます。
久々の更新なので、とても長文になります。
私の性格上、何もなかったかのように活動は再開できないので、ある程度綴らせてください。
4年前から今現在のことと向き合うのは辛いことなので、見ている人も気分の良いものではないと思います。
それを付け加えて本題に入りたいと思います。
 
 
祖母は2014年12月27日に亡くなりました。
以下は祖母の話です。
2014年12月半ばから、私は毎日毎日今に至るまで自責の念を手放せず、制作も殆どしておりませんでした。
というのも、仕事を一旦辞めて週5日以上、祖母の身の回りのお世話をさせてもらっていましたが、頚椎症と疲労で、毎日の病院通いを数日お休みしました。
その間あることが起きていて、次に病院に行ったときには、祖母は私が行かなかった数日間ご飯も水も口にしていなく、薬も一切与えられず、点滴も何もされておらず、話すことも歩くこともできなくなっていました。
それまでいつも私が来る時間までに薄化粧をして髪の毛を整え、ちょこんと座って待っていた祖母は、ただただベッドに横たわっているだけでした。
家族で何度も懇願して、漸く点滴だけできました。
程なくして肺炎になりました。
私が数日お休みする直前には一緒に手を繋いでお散歩をしたり、おやつでみたらし団子を食べたり、会話もしていました。
早めにあげたクリスマスプレゼントは子供のように嬉しそうに開け、喜んでいました。
度々病院であることを目撃して以来、証拠を残すようにしていましたし、あまりにも色々なことがあり、祖母本人や家族の希望もあり、急いで在宅介護の準備を進めていて、年内に帰宅する予定でした。
当時はこれからが長い自宅介護の生活だと思っていたのです。
無理して私がいつものように病院に行っていたら、こんなことにはなっていなかったのです。
当時は一生懸命でしたが、そのときはもっと頑張れたはずですし、ちょっとした痛みと疲労で行かなかった自分に対する後悔の念には4年間毎日苛まれています。
 
痰が取れず苦しんでいた祖母をどうにかしたく、慌てて痰を吸い取る機械の講習を受け、自分で実験をしたりもしましたが、もうそのようなものが使える状態ではなく、なす術がなく、現状を受け入れる他ありませんでした。
詳しくは話せませんが、亡くなったその日まで病院で色々なことを目撃してしまいました。
週5日以上昼過ぎから夕方まで通い、祖母の他のことにも事細かに観察し、口を出すこともありました。
ただ祖母を守りたかったのです。
ある負の事象と対峙したとき、それを対処する能力と覚悟が欠如した状態で行動を起こせば、中途半端に終わり、且つ、自己や周囲へのリスクは想像以上であるはずで、それこそ再起不能になる可能性すら秘めています。
それは分かっていて、途中で踏み込むことは辞めました。
あるファイルを開いたら、また新たな事実を知り、多分私は私でいられなくなることでしょう。
なので、開きません。
時間をおいて再帰的に振り返っても有益ではなく、自己の感情を置いて、転換的な思考が必要となっているのが今の現状です。
 
 
当時、病院で祖母を看取るために母と寝泊まりをしていましたが、私も母も運悪く風邪を引きました。
私はそれが悪化し、深夜の救急外来へなんとか自分の足で行ったところ、急性気管支炎の悪化で肺炎の疑いがあるとのことでCTの撮影を勧められましたが、ここで撮ったら看取ることはできなくなると思い、薬だけ貰って、耐えました。
肺炎(?)な上、泣いたことで鼻が詰まり、過呼吸になり、十二指腸潰瘍にもなり、なんだかもう死ぬかもと思いました^_^;
そうなったとしていいやという想いが強かったですし、祖母はもっと辛いだろうし、ここまで色々やってきて看取ることができないことは悔やみきれないことだという想いが強く、必死でした。
祖母の心配事を取り払おうと声を掛け、感謝の気持ちを伝え続けました。
最期に祖母はそれに頷き、家族で看取ることができました。
語弊があるかもしれませんが、
解放された祖母はこの世のものとは思えない美しさで、尚且つ神々しく、何かキラキラとした光りが空中に舞って光っていました。
 
亡くなったのが、クリスマスでも大晦日でも正月でもないのが祖母らしいです。
祖母は、頑張り屋で苦労人でお茶目で人懐こく、優しくて可愛い可愛い人でした。
また、深い愛に満ちた人で私をずっと可愛がってくれました。
怒ることもせず、不平や不満、愚痴も家族誰一人聞いたことがありませんでした。
私にとっては永遠のお手本です。
宗教はしませんが、仏教でいうところの菩薩のような雰囲気で、六波羅蜜をなんとなく感じました。
菩薩の修行は、施しを与える(布施)、戒律を守る(持戒)、何事にも耐える(忍辱)、努力する(精進)、真理を見極めるために智慧を磨く(禅定)、物事の本質を見抜く(般若波羅蜜)の6つが六波羅蜜です。禅定以外の全てを感じました。
そんな祖母が1日1日弱っていくのを見、祖母が祖母でいられる時間が毎日毎日減っていることは経験したことのない辛さでした。
今では私にそういった役目を与えてくれた家族、頼ってくれた祖母本人にも感謝しています。
辛いことは沢山あったけれど、一緒に過ごせたことは本当に幸せでした。
 
お棺には祖母が大切に保管していた私と弟の書道の作品やミニチュアの作品、想い出の品や手紙を添えました。
小学校のときに書いたお正月の書き初め「敬愛の念」「大切な命」などの言葉は祖母にぴったりでした。
お寺で書道を習っていたときの作品で祖母が喜んで眺めていたものも添えました。
大切な思い出と共に送りました。
 
亡くなった数日後の大晦日は祖父と母とで家で過ごしました。
毎年恒例のNHKの「ゆく年くる年」の除夜の鐘を聞き、0時になると同時に、窓も開いていないのに風が吹き抜け、お骨を納める前の仮祭壇のロウソクがフッと消えました。
「もう私のことは終わり」と聞こえました。
祖母への愛が強過ぎて、心配を掛けてしまったようです。
「成仏できなかったら困る」と想いを改めたものの、それから2年間はとてもとても不思議なことが何度か起きました。
でも最近は何もありません。
もう自責の念も他へ転換させなければならない時期だと思っています。

制作するということはセラピーでもあるし、他者とのコミュニケーションでもあるという想いが強いです。

もう大分歳を取ってしまったし、一人だし、私には何もない。
脈々と続いてきた生命のリレーも自分の代で終わってしまうようだし、何も生み出せずに絶えてしまうのは、潜在する恐れとして最も大きなものです。
大体のことは努力をすれば一定水準に達することができると過信していたけれど、実は私は何もできないことに今更気づきました・・・。
そもそもセンスも技術も取り柄もない。
ないからこそ打開しようとする向上心はどうも消え去らないのです。
時間は有限だと身に沁みているので、覚悟を決めて制作に時間という命を注げればいいです。
大したものはできないかもしれないけれど。
そろそろモチベーションを上げて制作していきたいと思っています。
今は制作する時間が割けず、2ヶ月に1日取り組むことができるかできないかという現状ではありますが、細々とでも続けていこうと思っています。
本当は仕事しないで制作だけできたら良いのですけど(笑)。
 
大きな作品を作りかけていましたが、自分にしては壮大すぎて頓挫してしまい、小さめの作品を作り始めました。
作品はまだ一つしか仕上げられていませんが、次回から制作仮定と作品の写真をアップします。
自分の小者感に辟易としていて、需要があるかわかりませんが、活動再開に向けて頑張りたいなぁと思います。
今月31日から1週間、都内の展示に出させていただく予定です。
予定です^_^;
私の作品は場違いかな?T^T
ボツになるかな?
展示の会場の雰囲気すら分かっていません・・・。
ちょっと無謀かな。
 
詳細は30日にお知らせしたいです。
 
 

だあしゑんか

こんな時間に起きちゃって、気まぐれで更新しています。


祖父母のお世話は土日は母がしているので、土日は予定を入れています。

昨日は、充実した日でした。

まず、午前中に向かったのが、私が通院している病院の近くにある喫茶店。




ミニチュア制作 la petite fleuriste




ミニチュア制作 la petite fleuriste





ミニチュア制作 la petite fleuriste




ミニチュア制作 la petite fleuriste

古い木馬がいくつか飾られていて木馬好きの私には堪らないのですが、

分煙ではないので、食事中に煙かったりすることがあって、それが唯一の残念な点。

4,5回行ったけれど、食事中の煙は嫌なので、次はないかな・・・。

マスターも感じがよく、お店の雰囲気もアンティーク風で素敵なんですけどね><


ミニチュア制作 la petite fleuriste



カフェ巡りが好きで、お気に入りのカフェは何軒かあるけれど、家から遠いところが多いです。

以前もちょっと書いたかもしれませんが、カフェ(喫茶店)で一番驚いたのは、

渋谷の「喫茶ライオン」ですね。

何が凄いって行けば、一瞬で分かると思われます・・・。

行ってみたい方は、是非とも一人で行ってみてください(笑


さて、

喫茶店に行った後、秋葉原での即売の展示会(?)に向かいました。

知人が招待してくださって、ドールハウス商品もあるとのことでワクワクで行きました。

ワンフェスとは言わないまでも、フィギュアだらけでオタクの熱気が凄かったです・・・。

以前、HOTTOYSの出来には驚愕したものの、フィギュアは、よくわかりませんので、

感想は何とも言えませんが、

知り合いのお二方は非常に素晴らしい作風と技術で、刺激になりました。

私は自分が恥ずかしいばかりです。

一応は本名を伏せて活動していて、ブログもあまりお教えしていませんが、

このブログ、どなたか私の知り合いのリンクになっているようです。

どなたでしょう。

なんでこのブログ知っているのかなぁ・・・。

自分の作品に満足していないですし、凄く恥ずかしい・・・。




秋葉原の即売会のあと、ハンズで材料を買ったり店員さんと1時間ほどお話したりして、

そのあとチェコレストラン「だあしゑんか」に行ってきましたドキドキ

チェコの絵本が店内で閲覧できるとのことで、行ってみたいと思っていました。



カメラの充電が切れて、携帯カメラです。

しかも三枚撮ったら携帯も充電切れ。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


こじんまりとしています。


ピンとくる方もいらっしゃるかと思いますが、

レストラン名の「だあしゑんか」はチェコの作家兼ジャーナリストのカレル・チャペックが飼っていた

わんちゃんの“ダーシェンカ”からきているそうですよ^^

フォックステリアのわんちゃん。

今度、絵本とアニメを紹介したいです。

ダーシェンカの写真集もお気に入りです。



ミニチュア制作 la petite fleuriste



ミニチュア制作 la petite fleuriste



私は、チェコに行ったことがないですし、お料理も食べたことがないので、

店長さんのお勧めを頼みました。

“ビール煮込みのグラーシェ”。

ビーフシチューのようなものです。

以前こちらでも書いたワインに浸かっているスパゲティの二の舞になるかと思いきや、

ビールのアルコールと風味はコクに変貌していました。

たまねぎと薬味が効いた少しパンチのあるシチューで美味しかったです。

ご飯ではなく、“クネドリーキ”という茹でパンがついています。

もっちりとした食感に優しい味のする柔らかいパンと少々パンチのあるシチューのコンビネーションは嵌りそうです。

このパンはインドカレーのナンと共通するものがありました。

チェコビールの“ピルスナーウルケル”がまたシチューに合います。

 

絵本の数も相当なもので、チェコの絵本は正にアートでした。

実際、著名な画家が書いている挿絵もありました。

あと、驚いたのが、あのフランツ・カフカの短編絵本もありました。

中学生のころ、カフカに嵌って読みあさりました。

嵌った要因としては、

調度、思春期に感じていた孤独や不安を作品から感じ取ったことと、

夢のような狂気の世界や展開が読めないストーリーが衝撃的だったことだと思います。

あの救われない悲壮感には、当時の私は心臓が抉られるかのようでした。

懐かしい。

日本の小説家でいうと、チェコは、大江健三郎や遠藤周作も滞在していますね。

アニメでもなんでも、政治的な背景をどことなく感じます。


話がまた横道に反れていますね。

私が店内に入ったのは17時前で、暫くお客さんがいなくて、

絵本と写真、食事に夢中になっていました。

店長さんはとても感じの良い方で、絵本や旅行、ビールの話など沢山しました^^

旅行も行きたいので、参考になるお話ばかりでした。

それに、なんと!!!特別にチェコアニメと映画の上映会をしてくださって、

「ぼくらと遊ぼう」と「レモネードジョー」を観ました。

思いの外大きなスクリーンで驚きました。

「ぼくらと遊ぼう」は、クマちゃん2匹のお話で、

ロマンカチャーノフの作品的な人形の動きに、

自由な発想とコミカルさが加わった感じです。

クマちゃんのモフモフ具合がかわいい!

瞬きしたら勿体無いほどの展開の早さなので、

より子供の好奇心や腕白さを感じられます。

対象物が様々に変化するさまは、パラパラ漫画のようでした。

コミカルの中にもシニカル、切なさ、哀愁もどことなく漂っていました。

色彩や質感やキャラクターもすっかり気に入り、早速アマゾンを検索。




ミニチュア制作 la petite fleuriste



「レモネードジョー」は西部劇風のコミカルな映画で、予測通りの展開や台詞に笑いました。

結構ツボでした。

「ポパイ」のほうれん草と同じように、レモネードがジョーの強さの秘訣(笑)。

イケメンで逞しいジョーに、バーの清楚な看板娘と歌姫は夢中になります。

映画の扱いとしては、日本でいう“寅さん”的な扱いのようです。

お正月だったかな、年に一度放送する国民的な映画で、映画で流れる音楽も有名だそうです。

女優さんも美人で可愛らしく見惚れてしまいました^^



楽しい楽しい休日でした。

店長さんには、ホント感謝感謝でした。

小話も多々していただき、とても参考になりました。

途中からお客さんが沢山入ってきたので、営業の妨害をしてはいけないと思ってお店を出ました。

ラストまで居られず(笑)、

絵本もまだまだ沢山見ていないので、また行きます。

チェコアニメや絵本についてはいずれ更新できたらなぁと思います。



果物

毎回、始まりが「ご無沙汰しています。」ですみません汗

「制作の写真を楽しみにしています。」という内容のメールをいただき、

嬉しくて今日は更新します。



近況ですが、祖母が入退院を繰り返しています。

退院時は、住み込みで朝昼夕のご飯を作って、薬を飲ませて、

身の回りのお世話をして・・・

入院時は、祖母のお世話と祖父のお世話で、行ったり来たりです。

なので、祖父母の近況=私の近況

って感じです。

祖母は、朝昼夕の食後に飲む薬と朝9時夜21時の薬と寝る前の薬に加え、

痛み止めの医療麻薬もあるので、薬の管理が大変です。

あとは、体調次第で、担当医の指示通りに私が診断して薬を追加したり減らしたりしています。

祖父は介護を受けたがらず、宅配の食事も頑固として取りたがらないので、

困った・苦笑

三週間ほど前、祖母が落ち着いたので仕事を再開しましたが、

また病状が急変したので、私もお世話の日々に戻りました。

祖母の入院中は土日以外は毎日病院に行っているので、

なんだか私も他の患者さんたちと仲良くなってしまって、メアド交換したりしています(笑

この前も近所に住んでいる70歳の方と仲良くなりました。

イギリスの古い家具や中世の佇まいが好きだそうで、意気投合しました。

本当に素敵なセンスをお持ちで、書籍も紹介していただきました。

あと、病院に行く途中にある近所のガラス屋さんや

材木屋さんの店番の人とも一昨日仲良くなって、メールをしています。

一応、ものづくりと繋がっています^^


肝心の制作の時間はなかなか割けずにいます。

最近は、頚椎脊椎の調子が悪く、固定をちょこちょこしているので

調子が良いときに30分ほど作っています。

今は、まだ壁の制作をしています。

木を切ったりヤスリがけが大変><

苦手!

モールディング部分が徐々に出来てきて、塗装をしながら進めています。

ふる~~~い雰囲気の壁です。

壁紙が剥がれて相当なボッロボロ具合(笑

計算されたボロボロです。

それを載せる予定でしたが、今日は大分前に制作した果物を載せますね。

果物を作ったのは青いりんごを2個作って以来なので、初めてに近いです。




ミニチュア制作 la petite fleuriste



りんごと洋ナシのアップ。


ミニチュア制作 la petite fleuriste



プラムだかすももだかどっちを作ったか忘れましたが、上手くいきました。

一番左は、表面が毛羽立って柔らかい雰囲気、あとの4個は傷んでいる雰囲気に仕上げました。

粉っぽい感じや表面がめくれて中身が出て汁っぽく光っている感じを表現してみました。

あまりクッキリ写ってないかな・・・。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


バナナは上手くできなかったので、また作り直そうかな。




大きさの比較。


ミニチュア制作 la petite fleuriste



この使い道はまだ未定ですが、部屋の中に配置しようと思っています。




毎日大変だけど、意外と前向きに頑張ってます^^

合間を見て、出歩いたりしているので、ちょっとワクワクする出来事もあります。

制作に関わるワクワクとしては、彫刻家の工房訪問は有意義で楽しかったです。

お名前は挙げない方が良いかしら。

今週は久々に友達が来日するので、頚椎が調子良ければ飲みに行ってこようかと音譜

では、また気が向いたら更新しますアップ





諸々と。

またまた更新しなさ過ぎなので、更新♪

ブログを全削除して、一切の更新を辞めるか迷うところです。


私は、元々過度な行動派。

それに輪をかけるかのように色々な出来事が目まぐるしく起きていて、

ここ2ヶ月で1、2年経った気がするほど。

心の友もできました^^

あとは、油田を持っている外人たちと知り合ったこともネタとしてウケます。

散策して得た面白い情報なども更新したいところですが、制作と身内のことを書いておきます。


ミニチュアの制作は、普段の生活が忙しくてなかなか腰を据えてできません。

とはいえアイディアは次から次へと。

最近、深夜に少しずつ作業しています。

土台は、45×60cm程度で、大きな作品になります。

ライティングで昼と夜の表現をするので、外装がもう少し大きくなります。



フローリングの床は、寄木で細部まで拘ったものを完成させました。

ところが、喜んだのも束の間、先日黒い塗料を派手に溢し、台無しにハートブレイク

一ヵ月半掛けたのに・・・。

凝り過ぎたので、全体のバランスを考え、簡素化して作り直しています。

デザイン性が高すぎたので、作り直して正解かな。

2/3ほど完成。

他のバランスを考えたいので、中断。

シャンデリアの制作を始めましたが、素材がなかなか揃わず。

ガラスに0.4mmの穴を開けたりするのに、手古摺ってこちらも中断。

材料で加工が施されているものもありますが、大作り過ぎるので自分で一から作りたい。

諦めないぞ。


一昨日から、壁に取り掛かりました。

全体をアンティーク調にします。

ノッペリした壁ではなく、予てからチャレンジしてみたかった質感重視のアートっぽい加工をし、

下部のモールディングなどの部分はグレーイッシュなブルーにします。

このブルーは作品のイメージカラーの一つ。

全体の壁の色は、白、くすんだ白、模様のある壁紙、くすんだブルー、そしてピンクで引き締めます。

キャンバスに絵を描くみたいでちょっとワクワク。

壁は下地しかできていません。

あと、できているのは見せるための釘かな。


制作の近況はここまでで、日中の生活の近況に移ります。

長文になりそうです。

一年半前、祖母が珍しい癌になっていることが分かりました。

それからずっと、病院に行くときは私が必ず付き添い、

そして生活の様子を伺い、病状をみてきています。


私は大のおばあちゃんっ子です。

祖母にとても可愛がられて育ちました。

恩返しの気持ちもありますが、祖母が大好きなので、

祖母の役に立ちたいと日々過ごしています。

副作用が原因で大怪我をしたときは、通院の関係で私が治療の仕方を病院で覚えて、

二週間ほど毎日手当てをしたりしました。

落ち着いてはまた別の症状、落ち着いてはまた別の症状・・・。

時間と病気は祖母を別の人間にしていっているようで、残酷さを目の当たりにしています。

詳細を書いているととんでもない長文になりますが、

祖母がいることの有り難味と相互の愛情を感じる日々を送っています。

周りからは「大変だねぇ」と言われますが、そういう感覚はないです。

人に全く頼らない祖母も今では、

「すっかり頼っちゃって。○○ちゃん(私)がいて良かった。いなかったらどうなってたかと思う。」

と頼ってくれていることが私はとても嬉しいです。

言動も可愛い祖母です。

一年半前からですが、病院内で移動するときも

ずっと手を繋いで移動しているんですよ☆

私と身長さが30cmちょっとあるので、デコボコです。

昔からする別れ際の“なげキッス”もこなれていて、なんだかとっても可愛いです(笑


一年半はそんな生活でした。

半月前、病状が悪化し、緊急入院となりました。

それから私は毎日12時30分から18時30分まで病院にお見舞いに行って

身の回りのお世話をしたりしてます。

一命を取り留めましたが、倒れてからの3日間は気が気ではなかったです。

私が家族の中で、一番仕事を休みやすいというのもありますが、

「仕事はいつでもできるけど、お見舞いは今しかできない」と思っています。

私ができる精一杯のことをしたい。

後悔はしたくないし、クビになったらクビになっただなぁ。

母もあまり具合がよくないし、私が行かないと心配。

祖母は我慢をしがちで、医者や看護師に病症をはっきり言わないので、

汲み取らなければならないです。

手術も控えているので、より気を配っています。



祖母が入院してからここ半月における私の1日のスケジュールは、2パターン。


まず、1つ目。


朝、祖父(祖父も病院通い)をタクシーで病院に連れて行って、

それから祖父と昼食を食べ、一緒に祖母のお見舞いに行き、

祖母と話を一時間ほどしたあと祖父を見送り、

それから祖母のリハビリや診察や検査に連れて行き、そのあと軽く散歩をした後、

祖母の夕食が終わるのを見届けます。

祖母は食べられないものが多いので、食べられるものを持参して私が用意します。

病院からはバスと電車を乗り継ぎ、地元の駅へ。

祖父母の必要なものの買い物をし、

15分位歩いて祖父の家に行って一緒に夕食を食べて家に帰る…。


ざっくり過ぎますが、こんな感じです。


大体、9時15分に祖父を迎えに行って、帰宅21時。

身内は、祖父母とは同居していないので、祖父は今一人ぼっちです。

祖父も祖母がいなくて余計に寂しがっているし、癌、脳卒中、心筋梗塞の三大疾病持ちなので、

様子が気になります。

祖父は元職人でとても器用。

頭も篦棒に良く(記憶力も未だに私より良かったり・・・)、

多才だし面白いし尊敬してます。

ただ、相当な話好きで、話し出したら6時間以上もバラエティーに富んだ話が、

引っ切り無しに続き、それがたまに傷。

ウィットに富んだビートたけしのようなブラックユーモアが得意な祖父。

ちょっとお茶目なところもあって可愛いです(笑)。



2つ目。


午前中、祖母の必要なもの、あったら喜びそうなものをあっちこちで買い物して、

自転車+バス+電車で病院に向かいます。

途中で夕食のおかずや好きなお菓子を買ったり。

祖母は胃は弱くないのですが、

前述した通り、好き嫌いがあるので病院食があまり合いません。

バランス摂れて食べられそうなものを私が選びます。

時間があるときは、たまに家で作って持って行ったりします。

あとは、1つ目に挙げたような内容です。

土日祝日は病院がお休みなので、私がリハビリの体操をしてあげます。


毎日、祖母は私が来るのを心待ちにして、帰る時間が近づくと腕時計をチラチラ見始めます。
後ろ髪引かれるような想いですが、「また明日ね!」と投げキッスをおどけて返します。

あまり細かくは書いていないけど、超長文気味・・・。

最近、こういう生活です。

遠慮がちな祖母も私には我侭を言ってくれるようになって嬉しいです。

少しでも気分の良い一日を送る手助けを、甘やかし過ぎない範囲で^^

手術が成功し、元気に生活を送ることができますように。



昔から高齢者の扱いが上手いと家族や友達に言われるので、

ちょっとは役に立ってるかもしれないです。

先日はホスピスで働いていた友達にも、

「気配りもそうだけど、相手が気分良くなるような注意もできてすごい」と感心され、単細胞だから嬉しくなっちゃった。


そうそう、

祖母に対する愛情から、自分ができる範囲以上のことをしてしまって、

4日前からナント、ギックリ腰になりました。

病院の簡易的な椅子も要因かな。

学生の頃は、陸上(ジャンプ系)と体操を習っていましたし、遺伝的にも腰(背筋)は強いので、

まさかのまさかです。

しかもまだ20代なのに。

見た目の方が老けていると思っていたのに、体まで・・・。

病院に掛かる時間がないので、自己治療していますが、

姿勢を変えたり、咳、くしゃみをすると激痛が・・・。

というより、何もしなくてもかなり痛くて、気力で動いてます。

夜も寝返りの度に目が覚めているような・・・。

あと一週間はかかりそう。

腰は肝心要ですね。


画像なしはちょっと寂しい気がするので、画像と一緒に昨日の出来事を書いて終わりにします。


昨日の夕方、祖父の家に行く途中、ちょっと微笑ましいことがありました。

スーパーで買い物をして、外に出たら、小学校5,6年生の男の子が、

「○○(電化製品店)ってどっちだっけ」って呟いているのが耳に入ったので、

大きな声で、「○○は、そこの信号渡って、真っすぐ行くと直ぐあるよ~」

って教えたら、少年はハッとした表情をして、忽ち笑顔になり、私にお礼を言いました。

少年は教えた方向に向かおうとしていたので、私は自転車を出そうとしたら、

「すいません」と、先ほどの少年がまた戻ってきました。

「良かったら、これあげます」ってクマのぬいぐるみを袋から取り出しました。

いきなりのことだったので、

「え~!?もらっちゃっていいの?」って言ったら、

「僕いらないので、良かったら!」って。

道を教えてくれたお礼!?

その日に購入したクマさんのようでしたし、

誰かにあげるものなのかもしれないと過ぎりましたが、

思い切った行動をとってくれたのに、遠慮して貰わない訳にいかないし、

何より嬉しかったです。

少年が可愛すぎました。

クマさんも可愛かったけれど。

今、書きながらまたキュンキュンしてます(笑

日に焼けて健康的な少年。

私が「ありがとう!」とニッコリ受け取ったら、どこか不安そうな顔が一変。

満面の笑みを浮かべていました。

少年はその場を去り、私はクマさんをバッグにしまいました。

ほんわかした気持ちに浸りつつも自転車を出そうとしたら、

少年が信号の手前で振り返り、私の様子を伺っていました。

目が合ったら照れくさそうにしてすぐさま青信号を渡り、見えなくなりました。


子供のときからこんな行動力があるなんて驚愕しちゃいます。

大きくなったらイケメンになりそうだしモテモテだと思います。


少年からプレゼントを貰っちゃって気分の良い一日になりました。





ミニチュア制作 la petite fleuriste





優しい表情のキラキラクマさん。



ミニチュア制作 la petite fleuriste



ありがとう音譜







アクセサリー☆アンマリー・シャニョン

もう一回更新します☆

PCが故障していて、1アクセス毎に30秒~5分程度かかるので、

更新も余計滞ってしまう原因のひとつではあります・・・。


旅行の記事か制作の記事か迷いましたが、

今回は久々にファッション系の記事にします。



アクセサリーが好きで、集めています。

ショパールなど高級なものが好きで前は買ったりしましたが、

高すぎますし、もっと気軽に楽しみたいのでそんなに高くないものを買います。


大分前に、一瞬だけハイブランドの宝石の販売をしたことがあります。

500万とかあったなぁ・・・。

ダイヤも専用ルーペで見れば、価値がある程度は分かるので、

ブランドのものでもよく見るとガッカリすることが多々です。

日本人はよく鑑定書が好みますが、あれはあってないもので、

鑑定書=ダイヤの価値を保証するものではないです。

鑑定を出した保証書の値段しか保証されません。

年や鑑定する人によって、ダイヤのクラリティなど変わってきます。


ブランドもののダイヤだと、ハリーウィンストンがダントツ綺麗ですね。

あ、綺麗でもそうでなかろうと、殿方にいただけるならなんでも嬉しいです。

ナンチャッテ。


ハイジュエリーはキリがない!



最近といっても、二ヶ月位前ですが、買った中で気に入ったのは、

タイトルにあるアンマリー・シャニョン(Anne-marie chagnon)です。

身に着けるアートというのがコンセプトらしく、

ピューターやレジン、革などの組み合わせが独特で、

ブレスがリバーシブルで使えたり、ネックレスは一部を取り外してピアスにできたり、

楽しみ方が色々あります。



外人のカッコイイ写真はHPにあります。

http://www.annemariechagnon.com/

現実味がない&せっかく買ったので、私で・・・。


紫系の明るい赤で揃えてみました。





ミニチュア制作 la petite fleuriste






ミニチュア制作 la petite fleuriste





ミニチュア制作 la petite fleuriste




ミニチュア制作 la petite fleuriste

全部つけての写真ですが、全部付けるとジャラジャラ過ぎる気がします。





ミニチュア制作 la petite fleuriste

普段付けるときは、一点くらいがいいかもしれません。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


長時間つけていたら金属アレルギー(スズ?)が出たので、要注意かな・・・。




本当は、以下の写真のブレス、上Eが欲しかったのですが、サイズが合いませんでした。



ミニチュア制作 la petite fleuriste


日本に入ってきているアンマリーのアクセサリーは日本人向けに小さめに加工をし直したものと、

そのままのものがあるのそうで、試着をお勧めします。

私が買ったブレスだと、ゴムが入っていますが、金属同士を引っ掛けて脱着するタイプなので、

緩いと角度によって外れてしまいます。

手作業のためか、個体差がこのブランドは大きいと思います。

金属部分の引っ掛けがキツいものを選びました。


今度買うときはブルー系もいいなぁ。

全体的に暖色と寒色の組み合わせだったり、極彩色だったり、

色がぶつかる派手目のものが多いので、

もう少し落ち着いた色の組み合わせのものが欲しいかも。

自分で輸入した方が安いので、試着が必要ないタイプだったら今度はそうしようかしら。


アンマリーシャニョンだと、アートな感じですが、

可愛らしい系だと、レネレイドが大好き。

表参道の本店の店員さんの接客の感じも好きです。

あとは、joujouやsatellite(サテライトではなくサテリット)も可愛い系だと好きです。


格好良い系だと、イオッセリアーニ、ダンニージョ、ジェムキングダム、メイデンアートかなぁ。

ダンニージョは民族っぽいのではなくて、スタイリッシュ系が好きです。

http://dannijo.com/ (ここ数ヶ月HPでエラーが・・・)

ちょっと高いです。

ブレスはこんな感じ。


ミニチュア制作 la petite fleuriste


自分でもたま~に、ジャラジャラしたアクセサリーを作ったりします。


おっと、もうこんな時間。

また気が向いたらこういう記事も書こうと思います。