ミニチュア制作 La Petite Fleuriste -9ページ目

展示会のおしらせ2

こんにちは。
手工芸作品展が始まりました。
多岐に亘り、素晴らしい作品が展示されています。
私の作風とは異なり華やかです。

私の方は作品の照明を点ける許可がおりず、とても悲しいです( i _ i )
自分がいるときだけでも点けさせていただきたく交渉しましたが駄目でした。
作品を取り下げたいくらい残念です。
小さい作品なので、コードが見えるのが嫌で豆電池にしたのですが、作品に本人も触れることができず…。
作品の意図が変わってしまいました。
展示により作品も変えないとならないとのこと、勉強になりました。
協会の方々にもご迷惑をお掛けしました( i _ i )
目線の位置も低かったので今後の参考になりました。
今回はしゃがまないとよく見えないので、次回作は脚の高い台座を作りたいです。

招待状まだ沢山ありますので、ご希望の方はご連絡ください。
prince1ilias1@gmail.com




展示のお知らせ

展示のお知らせです。

再度更新致します。メアドが間違っておりましたー!

prince1ilias1@gmail.comです。

大変失礼致しました!

 

平成28年 公募展 手工芸作品展

 

東京都美術館 公募棟2階第3展示室

JR「上野駅」公園口から徒歩7分

銀座線・日比谷線「上野駅」7番より徒歩10分

 

日時:10月31(月)~11月6日(日)

9:30~17:30

最終日の6日は来場12:30までで、13:00閉場。

 

※入場料が1000円かかります。

招待券を持っておりますので、prince1ilias1@gmail.com

ご連絡いただければ、会場入り口で差し上げます。

数に限りがあります。

会期中は仕事をお休みして毎日館内にいると思います。

是非是非お気軽にメール、もしくはお声掛けください☆

 

私は立体の部門のクレイアートで 、

“Downsizing”というタイトルで出しています。

タイトルの字数制限があったので、省略して出しました。

 

 

こちらの公募展ですが、偶然見付けて応募してみました。

会場の雰囲気を含めてどういった展示なのか本人は分かっておりません。

色々な分野の作品が展示されるようです。

私はちょっと場違いかなぁと心配しております。

 

公式サイトはこちら↓

http://syukougei.ec-net.jp/

 

 

作品『Down-sizing Cubes』

完成した作品で、明後日から出展予定の作品の写真を載せます。

2016年5月に仕上げました。

 

 

この作品を媒介し、鑑賞者が積み重ねてきた人生のある瞬間や心的現象を想起、

または共有できればと思っています。

 

 

本の大きさ 21×14×5.5cm 台:32×25cm

 

 

座りをよくするために木(ゼブラウッド)を接着しました。

 

本を開きます。

 

 

 

 

 

 

 

クリックすると若干大きくなるかと思います。

 

 

 

 

大きさが分かるように手を入れています。

 

 

 

 

目立たない色の中で映える色は赤やオレンジかなと思い、そのような配色にしました。

退廃しつつも大切に飾られているモノと生きている植物の対比です。

額縁の中から花が飛び出したかのようなアレンジにしてみました。

花自体は随分前に制作したものです。

ピンボケしていますが、ピンポンマムもかなり細かな作業で作っています。

葉も細かい作業をしているのですが、iPhoneで撮影した方が写ったのかもしれませんね。

 

 

 

 

ライトが額縁の中の花を照らします。

グースネックライト風。

台の上にリアルサイズのグースネックライトを置きたいと思っています。

本の中に本、グースネックライトが照らすライトの下でグースネックライトが額縁を照らすといった感じで。

 

 

 

 

先日載せた棚の半分を再アップ。

古い宝物が棚に詰まっています。

 

 

 

 

ちょっと枚数が多かったですかね。

ピントが結局合わなくて思うように撮れませんでした。

 

アンティークな雰囲気に仕上げ、自分の好きなように制作したので一般的なウケは全くないと思います。

マトリョーシカのイメージが頭にあり、本の中に極小の本があるということから作り進めていきました。

本は厚紙を重ねてくり貫いています。

本当は金箔を貼る技術があれば良かったのですが、そのような技術は持ち合わせていないので、アクリルでペイントしています。

 

 

今制作し始めた作品も、不可視で心からなくならないノスタルジーというものを可視化できればと思いつつ手を加えていっています。

緑色の世界で、これよりも大きい作品です。

花も久々に作りました。

パワーアップしたと思いますが、まだチャレンジしたいことが多くあるのでできるかなぁ。

時間がなく、かれこれ2ヶ月は制作していないので、仕上がるのは半年くらい先ですかね・・・。

 

今年は制作をストップしていますが、蒔絵や螺鈿も始めてみています。

本物の金や銀を蒔いたり、貝を使ったりしています。

ミニチュアでも和風な感じで作り始めましたが、例によって頓挫しています。

時間もないのですが、制作する意欲がなかなか湧きません。

木を加工した螺鈿の指輪や箸も作り始めていて、それも途中になっているのですが、完成させてブログに載せたいと思っています。

あと、彫刻も始めてみています。

手当たり次第過ぎかな。

全てが形になるのに、随分と長い年月がかかりそうです・・・。

 

明日は、展示会のお知らせをします。

明後日から始まるのに、明日のお知らせって急すぎですね。

しかも1点だけという。

枚数に限りがありますが、現地でチケットをお渡しできるので、ご興味がある方は明日の更新を見てください。

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

Down-sizing Cubes 制作過程 2/2

アメブロって仕様が大分変わったのですね。

4年のブランクがあるので一旦、アメンバー(?)全て解除させていただきました。

 

続きを更新します。
メインとして制作していた花の撮影を忘れていたので、中の鉱物の標本のみになります。

貝はピンボケしているので、外します。
写真に写っている天秤は何となく制作しましたが、今回は使用しませんでした。




ちびちびさんたち。

とても素敵な方からご提供いただいた石もあります。

制作するにあたり、いただいたメールが今一番の励みになっています。

 

写真以外にも石の標本を追加で作っていて、完成させた作品の中にも入っています。

その中にはプレシャスオパールも入っています。

沢山作ったので、そのうち販売しようと思います。


 

この石を作ろうとしたきっかけは、祖父の玄関にある石のコレクションです。

祖父は昔から石を収集していて、その台も自作して削り出し、漆で仕上げています。

ミニチュアではなく、大きな石です。

以前、「私も台を作ってみたい!」と言ったら、孫を見る優しい眼差しの元

小さ目の石で作らせてくれたのですが、漆の塗り方が下手で、ダメ出しをされ、

次の日には綺麗に塗り直されていました・・・。

 

祖父の技術は多岐に亘っていて、

クジャクの羽の芯を使って釣り具のウキを作って漆塗りで仕上げたり、

キンケイ・ギンケイのはく製を作っていたり、バードカービング、鳥籠、刀、家紋の装飾、プレハブ作り・・・

昔から本職以外にも色々と作っていて、感心します。

大雑把な私はそれを引き継ぎませんでした。

 

 

今回の石の台は簡単な手順で作ったので、もう少し凝ったこともしてみたいです。

 

 

 

 

命が凝縮されている感じ。

長い時と多くの人の手を渡って私の元にやってきてくれました。

 

 

 

公募展の搬入をしてきました。
作品の台として使用しているライムストーンが10kgあるので重かったです。
車が運転できないので電車での移動です。
これで展示されなかったらガックリ度が増しますね^_^;
ガックリといえば、ぎっくり腰になって3週間が経過しました…。
ギックラーからギックリストに昇格したようです。
先日購入した本300冊もこの時期に一度に到着(笑)。
全7箱で確か1箱45kgくらい…。
ヤマト運輸さんに悪いことしました。
運送業のお仕事の方ってぎっくり腰になったらどうするのでしょう。
休む訳にはいかないですよね。
座って仕事していても辛いのに。
壁と化した本たちを玄関から移動させたら、当たり前ですがぎっくり腰が悪化しました(笑)。
頚椎症でボルタレンを常用しているのですが、バファリンの半分じゃなくて、私の半分がボルタレンのようです。
ジムに行って体幹を鍛え始めていたのに、中腰の姿勢+くしゃみで何故なるのでしょう。

器械体操や陸上をやっていたときの私の身体はどこへ行ってしまったのでしょう・・・。
ブタクサの花粉飛散時期も重なり、くしゃみが我慢できません。
書いていて思い出したのですが、

ゆる系のCGアニメ、Peeping Lifeをご存じの方はいますか?
あのキャラのオタクくんみたいに自己ツッコミの今日この頃です。
コールドスリープの回なんて、痛がり方が今の私そのもので^_^;

動かない訳にはいかないのでボルタレンと気合いで乗り切ります。


次回、完成した作品をアップします。

 

Down-sizing Cubes 制作過程 1/2

立て続けに更新します。
久々に更新するので、なんだかドキドキしています。
 
Down-sizing Cubesというタイトルで作品を仕上げました。
その制作過程を記録します。
 
作品のメインにくる花の枠組み、額縁です。
大体が真鍮です。
 
 
 
大きさはこんな感じです。
 
 
本の中に棚があり、小さな本が入っている作品を制作しました。
マトリョーシカのようなイメージです。
棚の上に額縁を乗せ、中に花を飾りました。
その棚が下の写真のものです。
クリックで多分拡大します。
ブログが久々で不慣れです汗
 
 
 
 
蒐集した宝物として石や貝、蝶、サイコロやトランプ等を入れました。
小さな命を籠めたイメージです。
古びた感じに仕上げました。
 
 
本棚の木は確か楓だったと思うのですが、反りが出そうな模様が気に入って使ってみました。
カンナ掛けを祖父に教えてもらって厚さを薄くしています。
 
 
 
 
 
蝶や貝が入っているケースや額縁にはガラスを使用しています。
角度によってピカッと光る感じは、やはりガラスが一番強烈で存在感が増すと思っています。
6か所ガラスがあり、そのガラス毎に角度を変えているので、どこから見ても大体ピカッとすると思います。
この写真だとそのピカッとした感じが出ていると思います。
 
 
作業が遅いのもありますが、完成させるのに相当時間がかかってしまいました。
 
この写真を撮ったあとに、いくつか修正をしたり石を足したりしているので、完成品と若干違います。
石の台は漆で仕上げています。
一言で漆と言っても、大体がカシューであることが多いけれど、本物の漆を使いました。
 
次の更新で、細部のパーツの写真を少し載せてから、完成した作品を載せます。
久々ですし、自信がなくて、無駄にドキドキします。