やっぱりこいつが悪いヤツ…
※画像はお借りしているものです。
これも80年代の象徴映画のシリーズだな。
30年ぶりの続編だ、他の有名作品がどんどんウン十年ぶりの続編作られてるんでやっとという感じか。
テーマソングが流れるだけでテンション上がって、お約束のトレーラーが車を巻き込んでの爆走で一気に80年代に引き戻されたよ。
かつて高級住宅街のビバリーヒルズで数々の難事件を解決したアクセル・フォーリー(エディ・マーフィー)は現在はデトロイト市警刑事だが、型破りは相変わらず。
仲たがいにより疎遠になっている娘ジェーン(テイラー・ペイジ)はビバリーヒルズで弁護士をしていて、担当している事件のせいで命を狙われる。
娘の命が危険にさらされたアクセルはビバリーヒルズの娘の元にかけつける。
新たな相棒ボビー(ジェーンの元カレ)(ジョセフ・ゴードン=レビット)と組み捜査に当たるが、時代の変化により以前のような捜査ができない。
しかしアクセルは旧知の仲間ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)、タガート(ジョン・アシュトン)の力を借りながら持ち前の行動力で核心に迫っていく。
ノリとテンションはかなり頑張っていると思う。
あの頃は世の中が確かにビバリーヒルズ的な雰囲気だった。
バブルだったしな。
エディ・マーフィーも多少恰幅よくなったけど、よく頑張ってるよな。まさにアンチエイジング。
エディ・マーフィーに比べるとジャッジ・ラインホルドにジョン・アシュトンはかなり歳を取ったな…、エディ・マーフィーの倍のスピードで歳とっちゃたような気がする。
てか、タガートってどう考えても定年すぎてるだろ!
でもノスタルジーを感じていてる場合じゃない、この絵はやっぱりうれしい。
何となく感じるレトロ感が何とも言えんな。
エディ・マーフィーの口八丁は相変わらず楽しいんだけど、マシンガン・トークとまではいかないな。
7連射のピストルぐらいかな、時代的に軽口も叩けないんかな、随所にあの頃の雰囲気を感じるもののかなり窮屈そうだ。
黒人差別をネタにしてるのが今じゃギリだろうな。
疎遠になっている父娘が絆を取り戻すというベタ…、いや、鉄板のストーリーなんで安心して観れる。
悲劇的な結末になったりしないからな。
観終わった満足感は、これがストリーミングで観れるんだからいい時代だよな。
でも続きはもういいかな。
今のままで終わるのが一番きれいだろうな。
鑑賞メモ:NETFLIX