私、失敗しかしないので!

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

いつも失敗ばっかりしているおれは一度でいいから言ってみたい言葉、

「私、失敗しないので!」

自分を奮い立たせる言葉、いわゆるマインドフルネスっていうやつだ。

自分ならやれる!自分ならやれる!と唱え、自らを奮い立たせるのを映画なんかで観たことがあるだろう。

おれには最も似合わない言葉なんだよな、だって失敗するのが目に見えてるもん。

 

ずっとドラマファンだったんだけどついに映画に。

西田敏行さんの姿も目に焼き付けたいし、土曜日の3本目はこれでキマリ!

 

フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、某国の大統領を秘密裏に手術するため日本を離れていた。

そのころ、東帝大学病院では凄腕の外科医・神津比呂人(染谷将太)が新院長に就任していた。

比呂人は凄腕なだけでなく、政財界にも顔が利く。

また、双子の弟・多可人(染谷将太:2役)は医療機器メーカーのCEOで資金バックアップもふんだんにある。

比呂人は徹底的な合理化を進め、医師や看護師を次々と辞職に追い込んでいく。

そんな時、かつての同僚・森本(田中圭)に呼び戻された未知子は比呂人と意気投合するが、未知子の師匠・神原昌(岸部一徳)と会った比呂人の顔色は一変する…

 

ドクターXだからな、ある程度面白いのは観る前から確定の医療ドラマなわけだけど、なんていうんだろう?

観ている間は面白かったんだけど、終わった後にあんまり余韻が残らなかったんだよな…

未知子はもはやブラックジャックじゃん、って感じ。

見どころもそれなりにあって、やっぱり歴代のキャラクターが集結してるってのはいいな。

いわばウルトラ兄弟集結みたいな。

ちょっと薄味に感じたのは映画だからだろうな。

この物語り、10話ぐらいでドラマにした方がいいないようだな。

映画という時間の制約上、どうしても駆け足になっちゃったんだろうな…(もちろん、すっきりと観れるというメリットもあるぞ)

 

 

おれも大門未知子に手術してもらったら完璧に治るんかな?

ぜひお願いしたいな、ウン千万はムリだけど、3万なら出せるよ。

ところで西田敏行さん、セリフの一つ一つが心に染み渡り、特に麻雀しながら、いつまでも生きるような気がする…、ってセリフはたまらんかった。

ホントに味のある暖かい人だったな。

しかし染谷将太って最近出まくってるな。

最後に、カエルを海辺に逃がすなよ。

 

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

 

 

コーンの粒が混じってる…

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

理科の勉強の時間です。

今日は体の中の細胞について学びましょう。

ってことで『はたらく細胞』だ。

そういうマンガがあるのは知ってた。

でも読んだことないし、どんな話なのかも全然しらん。

とにかくテレビで永野芽郁佐藤健芦田愛菜がやたらと番宣でてるし、結構ヒットしてるみたいなんで観てみようかなと。

ところが映画館は大混雑でビビった。

スクリーン2つ使って上映してるって最近めずらしい。

 

人間の体の中に約37兆もあるという細胞を擬人化して体内でのそれぞれの働きを、そしてその細胞たちが働くある親子の人間ドラマを並行して描くという斬新な設定の映画だ。

結果から言うと、おれ、この映画で爆泣きしてしまってマスクの中がびちゃびちゃになってしまったんだわ。

 

人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、それぞれが様々な役割を持ち、人間の健康を守るために日夜働いている。

高校生の漆崎日胡(芦田愛菜)は父・茂(阿部サダヲ)と二人暮らし。

健康な日常を送る日胡の体内では不器用ながらも一生懸命に酸素を運ぶ赤血球(永野芽郁)、いつも勇敢に細菌と闘う白血球(佐藤健)、免疫細胞リンパ球キラーT細胞(山本耕史)、細菌などの異物を攻撃するナチュラルキラー細胞(仲里依紗)、免疫細胞マクロファージ(松本若菜)、そして各細胞への司令塔・ヘルパーT細胞(染谷翔太)たちがいつも生き生きと働いてた。

一方、不規則で不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に細胞たちは疲弊し不満が募っていた。

そんな中、彼らの体内へ侵入を狙う病原体が現れ、細胞たちの戦いが幕を開ける。

 

 

 

 

最初の10分ぐらい、独特の世界観について行けなくて、この映画のチョイスちょっと失敗したかなと思ったけど、途中から俄然面白くなり、細胞たちの役割りがとても解かりやすくて勉強になった。

ふーん、細胞たちはこんな風におれの身体の中で働いてくれてるんだ。

いつもありがとう、おれの身体の中で芽郁ちゃん頑張ってくれてると思うと勇気が湧いてくる。(決しておれの身体の中に芽郁ちゃんいません!)

そして抗がん剤の仕組み等あまりにタイムリーな内容で、あー、こういうことだったんだ、不摂生したら体の中はこうなるんだとマジで生活正そうと思ったよ。

 

愛菜ちゃん、相変わらずかわいい。

 

 

そして、おれはこの看板がツボだ。

 

 

出演者の数もすごいぞ、なんてったって37兆の細胞を表現するんだからその物量は凄まじい、『敦煌』と肩を並べるんじゃないか?

生活習慣に対する啓蒙も素晴らしい、こういう作品こそ課題図書、いや課題映画として子供たちにみせるべきだ。

とにかくおすすめ、みんなで健康について考えようぜ。

 

 

 

  鑑賞メモ:劇場

 

 

 

ま、親子げんかですね

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

今日は朝から梅田で街ブラ(言い方、古っ)。

どこもかしこも人が多くてめっちゃ疲れた。

お茶でもしようと思っても喫茶店もどこもいっぱい。

手っ取り早く座るには映画館しかない。

ってことで映画館に避難することにした。

何を観ようという目的もなかったんで、スマホで適当に時間の合うやつをチョイス。

ラインナップはこれだ。

 

1本目はマーベルの『クレイブン・ザ・ハンター』

なんだ?クレイブンって?

スパイダーマンに出てくるキャラの一人らしいけど全然知らん。

実際、オープニングのマーベルロゴがなかったらマジでわからんかったぞ。

 

セルゲイ(アーロン・テイラー=ジョンソン)は幼いころ、裏社会を牛耳る冷酷な父・ニコライ(ラッセル・クロウ)と弟・ディミトリ(フレッド・ヘッキンジャー)と狩猟に出掛けたときに巨大なライオンに襲われ、その時に「百獣の王」のパワーを手に入れる。

成長したセルゲイは父と縁を切り、「百獣の王」のパワーで悪人を次々に狩っていく。

やがて“裏社会の殺戮者”と呼ばれるようになるが、狩りを続ける中で悪人を動かす巨大組織に近づいていき、縁を切ったはずの父と対峙することになる。

 

 

うーん、微妙だ。

全然おもしろくなかったわけじゃないけど、面白かったわけでもない。

とにかく全体を通して雑!

「百獣の王」のパワーを手に入れるところなんてマジ?と口をぽかんと開けてしまったし、それぞれの動機や目的もよくわからん。

とにかく緩い。

こんな脚本よく通ったなとマジで思う。

 

セルゲイ役のアーロン・テイラー=ジョンソンはやさ男からすっかり肉体派になってて、はじめは誰かわからんかった。

 

 

 

 

父親役のラッセル・クロウ、この前は悪魔と闘う神父だったけど、今回はマフィアのボス。

こっちのほうがしっくりくるな。

 

 

特にお勧めするポイントは無いんで、時間とお金に余裕のある人だけ観に行って、あ、あくまで“自己責任”な。

 

  鑑賞メモ:劇場

 

 

 

今日は家でゆっくり、片づけしたり、年賀状の準備したりしてそのあとバリバリとポテチ食べながら映画観てたんだ。

ポテチを食べると、丁寧に食べてもなぜか床にクズが散乱してる。

だから食べた後はいつも掃除機をかける。

今日もいつものように掃除機で床のクズをきれいにしようと思ったら、掃除機が動かない…

使ってた掃除機は5年ぐらい前に買ったダイソン。

掃除機はほぼ毎日使うんだけど、なんだか最近吸い込みが悪くなってきたなぁと思ってたら全く動かなくなった。

参った…マジで困る。

修理に出そうか迷ったんだけど、修理に出している間掃除機なくなったら困るし、5年使ったから買い替えようと急遽買いに出かけることにした。

ネットで見るとヨドバシカメラ梅田店が21:30までやってる。

うちからは歩き&電車トータルで30分ちょっとなんでとりあえず行動した方がいい。

しかしなんで日用の20:00過ぎてから出かけなきゃならないんだ…

 

日曜の夜とは言えホリデーシーズンが近いし人がめっちゃ多い。

人が多いと華やかでいいけど疲れる…

先日ボーナス貰ったとこなのに予想外の出費だ。

といっても白物家電には全くと言って興味がないんで何が売れ筋かもわからない。

AV製品とかガジェットとか、自分の興味のある製品はめっちゃ下調べして買うんだけど、白物って必要に迫られて急いで買うのがほとんどなので、ゆっくり吟味することがほとんどないのだ。

ただ、おれは家電を買う時のマイルールがあって、どのモデルを買うかはあんまり考えることなく決めちゃうのだ。

家電は大体3モデル、まず機能を最小限に絞ったエントリーモデル帯。

当然値段は安くいたるところにコストダウンが考えられてあり、カタログだとだいたい最後のほうにちょろっと載ってる。

そしてミッドレンジ帯。

標準的な機能が盛り込んであり、そのメーカーの主力モデルとなる。

各メーカーが売る気満々で力を入れているところなので大量生産しているから値引き幅も比較的大きく、一番買いやすい価格帯だ。

一般的にはこの辺りを選んでおけば間違いない。

そしてフラッグシップ帯、いわゆる旗艦機。

メーカーの最新技術を集結させたモデルで、カタログだと表紙とか一番前にバーンと載ってる。

アピール色が強くインパクトがあり魅力的に感じるがおそらく通常使用にはオーバースペック気味だ。

お値段は一番高い。

この中で選ぶわけだが、おれはいつもフラッグシップモデルを買うようにしている。

本当に必要な機能かは関係ない、たぶん必要ないんだろう。

でももしかしたらあったら便利かもしれんし、フラッグシップという響きがプレミアム感があって好きだ。

 

で急遽買ったのがシャークニンジャのフラッグシップモデル。

 

ダイソンで初めてコードレス掃除機使ったんだけど、あまりに快適でもうコンセントがある掃除機に戻れない。

今回のはゴミステーション付き、吸い取ったゴミをステーションに自動で溜めてくれる。

そんな機能、本当に要るかどうかわかんないんだけどな。

ただダイソンで唯一不満だった本体の重さ、これが格段に軽くなったのが非常いありがたい。

 

白物買うときは、パナソニック、日立、東芝、三菱…とたいがい国産メーカーを買うんだけど最近は海外メーカーが多く入ってきている。

ただ、海外メーカーはいきなり日本から撤退するという懸念がある。

一時期掃除機ジャンルでかなり幅をきかせていたエレクトラックスもいきなり日本からドロンだもんな。

日本のメーカーもどんどん海外メーカーに買収されて海外メーカーの傘下になってるけど、少なくとも元国産メーカーが日本からから撤退する可能性は極めて低いから本来は国産メーカーを買うべきなんだと思う。

でも今日は急いでいたんで、接客してくれたおっさんの口車に乗せられてアメリカメーカーのシャークにした。

おれってチョロいな。

 

年末はがっつり掃除するからこのタイミングで掃除機が新しくなったのはよかったかもしれん。

ただ、急遽掃除機買ったんで、テレビ買い替える計画がまた遠のいてしまった…

やっぱりワニが重要な役割りなんだな

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

A24 Presents、タイ・ウエスト監督、ミア・ゴス主演のホラー映画『X エックス』の第2段のPearl。

前作は衝撃的な作品だった。

ホラー映画とっても畳みかけるような恐怖があるわけじゃなく、主演の女性・マキシーン、シリアルキラーの一人の老女パール、両方をミア・ゴスが演じていてたんだから恐れ入る。

 

 

その続編にして前日譚の本作、シリアルキラーの色情ババア・パールの若き日の物語り、もちろん演じるのはミア・ゴス

時代背景を意識してかレトロ調の作風で、そして『オズの魔法使い』のような茶目っ気シーンがふんだんにある。

今回の監督もタイ・ウエスト、彼のセンスは恐ろしいな、そして彼を見出だしたA24ってやっぱりすげぇ。

 

人里離れた農場で暮らしているパール(ミア・ゴス)は厳格な母親(タンディ・ライト)と病気の父親(マシュー・サンダーランド)と暮らしている。

パールは若くして結婚したが、夫は戦争に出征中で、病気の父親の世話と家畜の餌やりで鬱屈した毎日を過ごしていた。

パールの夢はムービースターになり、スクリーンの中で踊ること。

それを夢見っては家畜舎で踊っていた、家畜たちを観客に…

ある日、父親の薬を買いに街に出たパールは母親に内緒で映画を観る。

スクリーンで踊るスターたちの姿にますます憧れがおおきくなり、母親に内緒でオーディションにエントリーする。

しかし、オーディションのことが母親に見つかり、「お前は一生、この農場から出られない」と諌められ、そのことをきっかけに抑圧された狂気が爆発する…

 

ミア・ゴスってすっかりホラー・アイコンだな。

パールを演じるミア・ゴスが凄すぎる。

至って普通の田舎の少女なんだよ。

ところがあるきっかけで豹変する。

確かにこういうタイプっているよな、って妙に納得してしまった。

パールが狂気に走るのも唐突ではなく、非常に丁寧な描写になっていてタイ・ウエストのセンスが光る。

今回は思いっきりレトロ調で1作目と全く違う作風、だけど違和感が全然ないんだよな。

タガが外れた人間ってマジで怖いと思ったぞ。

ただ、ホラー映画としては怖さは全くなし、狂気に走ってしまったパールの人間ドラマ(やりすぎ感抜群!)として観るべし。

唯一怖かったのはエンドロールでのパールの笑顔のロングカット。これぞまさに顔芸と言えるようなすさまじさで、まるで数分間に渡り画面に映るパールとにらめっこしてる感じだった。

 

3作目も決まってます。

3作目は1作目のもう一人の主役マキシーンの物語り。

マキシーンを演じるのもミア・ゴス

凄すぎないか?1作目は2役、2作目はその一人、3作目はもう一人をすべて演じるって。

ちなみにこの脚本、タイ・ウエストミア・ゴスの共同執筆らしい。

ミア・ゴスってこれを自分で書いて自分で演じているのか?

マジでイカれてるな、こういう発想をするなんて夢でうなされそうだ・・・

 

 

  鑑賞メモ:Amazonプライム

 

 

 

 

 

 

 

おれの右手はホントに悪い右手だ。

通販サイトとか見てたら勝手にマウスをポチポチして注文しちゃうんだ。

だからブラックフライデーセールとか楽天スーパーセールとかマジで危険なんだよ。

本当に要るか考える間もなくポチっちゃう、たぶん別の人格が憑依してるんだと思う。

今回のセールでもいろいろと買った。

ここんところジャカジャカ届きだしてるんだけど、中にはどうしてこんなもんポチったんだろうと謎過ぎるやつもある。

もちろんいい買い物したものもあるけどアホすぎるやつもある。

 

今回のセールで買ったやつの“一部”をご紹介。

まずpixcel watch3

これはgoogleストアで、持ってるpixcel watch2を下取りに出したら19,200円の査定+10,800円分のストアクレジット。

つまり実質30,000円OFFだ。

 

 

見た目はpixcel watch2と全く変わらない。

でも軽くなってるし電池の持ちもよくなってる。

使い勝手も格段に向上してて確実に進化してるんだなぁ、と思った。

これは一番いい買い物だったな。

 

手元でLINEとかメールとか見れるし返信もできる。

電話も出れるんでスパイみたいでかっこいい。

あと、変身できたら完璧だな。

 

Amazonブラックフライデーで買った謎のもの。

スニッカーズ

こんなん注文したっけ?

注文履歴を見たら確かに注文してる。

スニッカーズ1kgで2,000円。

一口サイズとはいえ、こんなにたくさんどうするんだ?

永久に無くならないような気がする。

これがポストインで入ってたんだからすごい。

 

ブラックサンダー

 

これもポストインで入ってた。

いったい何が届いたんかなと思った。

ブラックサンダー詰め合わせ30個1,600円。

チョコレートは大好きなんだけどさすがにこれはまずい。

後先考えずにマウスをクリックする右手を何とか教育する必要がありそうだ。

 

干し芋


 

1,980円。

マジで謎、たしかにブラウザで干し芋見てたけど…

これはいつ食べればいいんだ?

食べるシチュエーションもわからんし、だれかおれを思いっきり叱ってほしい。

 

あまりにもアホすぎるから写真載せるのはここまでにする。

他にもお菓子系がいっぱい届いてるし、まだ届いてないもんもある。

次は年明けの福袋ラッシュをどう乗り切るかだな。

すでに予約が始まってるやつもあるし、そういうサイトを見るのが楽しくて仕方がない。

お買い物は楽しいからな。

みなさんは何か買った?

おススメあったら教えてー🖐️

 

歳の差58歳のBL愛がとってもチャーミング

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

 

湯治に行った帰りの電車の中でみたやつ。

6、7月ごろに映画館でやってたの知ってたんだけど、おれ入院してたから映画館に行くどころではなかったからな。

どこかで予告編を見て、ちょっと気になってたんだよ。

芦田愛菜ちゃん主演、いや、いまとなっては“ちゃん”は失礼か。

 

2年前に夫に先立たれ一人暮らしをしている75歳の老婦人・市野井雪(宮本信子)は、ふらっと入った書店できれいな表紙に魅かれて1冊のコミックを手に取る。

そのコミックはいわゆるBL、初めての世界に驚きながらも男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了された雪。

一方、その書店でバイトをしていたのは17歳の女子高生・佐山うらら(芦田愛菜)、老婦人がBLコミックをレジに持ってきたことに驚いたが、実はうららも夜にこっそりBL読んで、その世界にどっぷりハマっているのだ。

ただ友達にBLネタを共有できるひとはいなく、老婦人への接客を通じてはじめて趣味を共有できる友達に興奮していた。

年の差58歳、そんなのお構い無し。

ジャンルがジャンルだけに語り合う相手がいなくてひとり疎外感を感じていたうららの日常は、ひょんなことからできた友達のおかげでとても充実したものになっていく。

雪のほうも孫のような年齢のうららとBLについて語り合う時間はひとり寂しい日常ではなくなるのだ。

 

あくまで同人誌に連載されるものだから単行本になるのは1年半サイクル。

あまりにも楽しみで、夫の仏壇の前でまだまだそっちにいけないわ、と笑う雪のチャーミングなことか。

宮本信子って抜群の配役だと思う。

 

 

何かに夢中になるっていいな。

どちらかというと大っぴらに言えない趣味だと考えている二人はBLについて話し出すとBL愛があふれ出して止まらなくなってしまう。

なんて微笑ましいんだ。

二人して同人誌の即売会に参加するほど夢中なのだ。

うらやましいな、趣味ってディープな世界だし、同じ趣味の人でも同じ熱量を持っていなければそれはそれで難しい、ある意味同じ趣味の話題ってより難しいのかもしれん。

お互い語り合う相手ができてうれしかっただろうなぁ。

二人の楽しそうな会話にほんとにほっこりしたよ。

そして芦田愛菜の演技、すばらしいかった。

宮本信子は別格だけど、うららの感情が高ぶって思わず泣きだしてしまうとこなんて、電車の中でもらい泣きしてしまった。

芦田愛菜の泣きの演技は健在だな。

この映画、芦田愛菜宮本信子しか考えられない絶妙のキャスティングだったと思う。

おれが観るやつとしてはかなり珍しいジャンルだと思うんだけど観てよかったよ。

 

ところで、芦田愛菜っていいな。

子役のイメージが強すぎて、まともに見たのははじめてかも。

おれ、丸顔、いわゆるタヌキ顔が大好きなんだよ。長澤まさみちゃんを筆頭に、磯山さやかさん、檀蜜さん、韓流のキム・ダミちゃん…、永遠にみてられる。

よくみると芦田愛菜ちゃんもそっちの系統だな。

 

 

  鑑賞メモ:NETFLIX

 

 

 

楽天トラベル巡回してたらまたお得な温泉宿泊プラン見つけたんで、最後の湯治に行ってきた。

湯治という目的がなければ、他の温泉地にいくんだけど湯治だとやっぱり本格ラジウム源泉の三朝温泉になる。

この数ヶ月でもう4回目、勝手知ったるナントカというやつだ。

いつものように行きは高速バス、帰りは電車。

今回はホテルじゃなく小さな旅館、送迎も無いんで高速バスで倉吉駅前まで行って、路線バスを乗り継いで行った。

倉吉駅前で路線バスのバス停探して、時刻表見たらびっくりだ。

次のバスまで1時間半ある…

駅前なんて時間つぶせる店なんてないし、めっちゃ寒いし。

タクシーだと30分…、諦めてタクシー乗るかとも思ったけど、そもそもタクシーなんていない。

仕方ないから自販機でホットコーヒー買って駅のベンチに座ってぶるぶる震えながらバス待ったぞ。

 

旅館の外観はこんなとこ。

こじんまりとしていい感じ。

玄関入るといきなり畳部屋、温泉キャラだろうか、萌え系のグッズがいっぱい売ってた。

 

部屋は2階、建物は3階建てなんでエレベーターは無し。

階段で上がるしかないんだけど、これがおれには相当キツイ。

部屋の前の廊下、狭っ!

両手伸ばすと余裕で両手が両側についてしまう。

そして誰かが通ったらドシドシ響く、すんげぇ年季の入った建物だ。

部屋は結構きれい。

畳の寝室と小さな小部屋が一部屋。

テレビが壁付けだったから広く感じた。

ここに食事を持ってきてくれるんだけど椅子で助かった。

畳直座りはめっちゃきついからな。

ところで、旅館とかに必ずあるこれ(左のやつ)、これって何に使うんだ?

名前もわからんしどうやって使うかもわからん、いつもめっちゃ謎なんだよ。

 

旅行費用めっちゃ安かったし、小さな旅館なんで食事はそんなに期待してなかったんだけど、予想以上にゴージャスですんごくおいしかった。

左に映ってる鉄の小鍋はお肉と野菜を焼く用のやつだ。

順番に焼くのめんどくさいから、肉も野菜も一気乗せだ。

風情のかけらもなけど、焼いてる途中で火が消えちゃったら困るから火が元気なうちに焼いてしまうに限る。

食事でちょっと照れ臭かったのが器のかたち。

なんでこんなにメルヘンなんだ?

刺身はろうそくで火がついてるぞ。

すんげぇ幻想的だったんだけど、おれ誕生日でもなんでもないんだけど。

 

冷蔵庫に入ってるビールは飲んでもいいっていうんで“しかたなく”いただいた。

そして薬を飲まなきゃならないから“しかたなく”コップ酒を頂いた。

湯治&アルコール消毒で療養効果はばっちりだったと思う。

 

温泉に入るにはさっきの階段を下りなければならない。

温泉には4回入ったけど、そのたびに階段を下りて登ってとかなりきつかった。

この旅館の目玉にオンドルがあるんだけど、はしごで地下のサウナ室に行かなきゃならんかった。

体の不自由なおれにはムリ、だけど一度オンドルを体験してみたかった…

温泉は気持ちよくってたまらんのだけど、冬に入るのはやっぱりキツイ。

温泉で温まっても、浴衣に着替えて部屋に戻ると冷えてしまう、特に足元。

元気な時は冬の温泉も風情があってよかったけど、いまはちょっときついな。

 

あさごはん、スタンダードな旅館の食事だけど、旅館で食べるとなんであんなに美味しいんだろう?

普通のごはんと、温泉で炊いたおかゆを出してくれたんで両方頂いた。

温泉で炊いたというやつ、きっと体の中からも湯治効果があったはずだ。

 

チェックアウトしてからまた路線バスで倉吉駅まで行ったんだけど、これまたバスがない…

とりあえず三朝ヨーグルトに行って、ホットヨーグルト飲んでバスの時間まで過ごすことにした。

バスに乗り遅れたら大変なことになるから、到着時間の10分前にはバス停へ。

しかし、そこでとんでもない雹に遭った。

写真はきれいに映ってなんだけど、凄まじい雹で視界が全然見えんかった。

そして寒い…、気温は2℃だった。

あそこでバス待つの10分ぐらいが限界だったわ。

 

倉吉駅から乗ったスーパーはくとはコナン列車だった。

さすが鳥取、そういえばコナン関係のみやげ物いっぱい売ったし、駅のいたるところにコナンのフィギュアが飾ってあった。

 

 

 

 

 

湯治は今回のでマジで終了、前回の時も終了って書いたんだけど今度はマジ最後。

格安プランで行ってるとはいえ、この半年で4回も湯治に行ったんで、相当出費した。

これで湯治効果がなかったらやってられない!

 

 

来年は湯治じゃなくて、楽しい旅行に行きたいもんだ。

 

今日は、がん摘出手術から半年後の術後検診、先週、CTやら採血やらいろいろと査受けたんで、その結果を聞きに行ったんだ。

どうせめっちゃ待つだろうと思って、時間つぶし用にタブレット持って行ったんだ。

マンガいっぱい入ってるから少々待ち時間があっても退屈しないように。

そしたら今日は一瞬で診察室に呼ばれた。

待合のソファーに座ったら20秒後に呼ばれたみたいな。

こんなに早く診察になったことなんてないし、困惑してしまった。

先週の検査がよくなくて、少しでも早く伝えなきゃならないからなんだろうか?なんて、0.2秒ぐらいで頭の中を駆け巡ったよ。

ドキドキして診察室に入って先生の話を聞くと、手術痕は順調、腫瘍マーカーは上がりも下がりもしていない、抗がん剤の効果が劇的に確認できているわけではないけど、他にがんが定着している痕跡もいまのところ見受けられない、とのことだ。

先生は「大丈夫!」とは言わない。

終始、今のところ大丈夫という表現に徹していた。

ま、当然だわな、でも本音を言うとウソでもいいから大丈夫そうって言って欲しかったな。

日々の生活の注意点として、大腸を20cm取ったので全体的に薄くなってるからあまり苦しくなるまでおなかいっぱいに食べないこと、できるだけアルコールを控えること、というアドバイスをもらって、次は3ヶ月後に検査をするとのことだ。

完全復調のお墨付きをもらったわけじゃないけど、めっちゃ緊張して診察室入ったのが一気に脱力したわ。

重いのにタブレットなんか持って行かなきゃよかったわ。

 

診察終わって会計を済ましてもまだ11時過ぎだった。

せっかくだから行ったことないとこでお昼食べて帰ろうと南森町に移動して焼き小籠包の名店・弄堂(ロンタン)に行ってきた。

 

 

関西じゃたびたびメディアに登場するんで気になってたんだよな。

店内の雰囲気はこんな感じ。

壁にはやけど注意のポスターが貼ってあった。

確かに小籠包は危険な食べ物だからな。

小籠包と薬飲むための水と、…内緒のビール。

つい先ほど、ドクターからアルコールを控えるように言われたような気がするけど、たぶん気のせいだ。

1杯だけならいいだろう。(病院帰りに少し不謹慎かもしれない…)

焼いた小籠包ってあんまり食べたことない。

でもこのビジュアル見てビール注文しないって絶対ムリだろ。

確かに注意書きにあるように一口で食べたら死を意味する…

凶悪なまでに煮えたぎってるスープが口の中に溢れたら1秒でずる剥けになる。

でも冷める前にスープを飲みたい…

そしてこのスープに肩まで浸かりたい、湯治より効果がありそうな気がする。

 

昼ごはん食べた後、梅田まで行って阪急に乗り換え。

いつも大混雑の梅田地下道も平日昼間だと人が少なくてめっちゃ歩きやすい。

うめ地下に飾ってあったシルバニアのクリスマスディスプレイも余裕で写真が撮れた。

 

 

 

阪急に乗り換えて家に帰るまでに十三に途中降り。

淀川区役所に用事があったんだよ。

区役所窓口は平日しかだめだからちょうどよかったんだ。

先日からマイナンバーカードの電子証明のパスワードにロックがかかってしまって解除してもらわなきゃならんかったんだ。

年末が近づいてきてんで、ふるさと納税のラストスパートしてるんだけど、パスワードロックしてしまってるからワンストップ申請できなくて困ってたんだよ。

おれ、パスワード入れ間違えてロックされてしまったんだろうな。

でもロック解除できてよかったよ。

 

区役所から家に帰る途中にちょっと寄り道。

ジャ~ン、わかる?

この箱見るとテンション上がるだろ?

平日昼間のミスドは空いてるからすぐにドーナツ買えたよ。

ピカチュウ、毎年発売されるんで毎年買ってるんだけど、さすが毎年作られてるだけあって完成度がめっちゃ高いな。

食べるのがもったいないんで、オブジェとして飾っておきたい。

そして今年はディグダが登場。

ドーナツからひょっこり顔を出してるのがとてもいい感じ。

ディグダを引っこ抜いたらこんな感じ。

このドーナツ、生地の中に練乳っぽいクリームが入っててかなりうまかった。

もう一個食べたい!

小籠包食べた後だけど、ドーナツを明日に回すという選択肢はなかった。

ドーナツ1日経つと油が回ってしつこくなってしまうからな。

 

​​​​​​

​​​さてさて、今日休んじゃったんで今週はあと1日だ。

家に帰ってメール確認したらおびただしい量が来てたんで恐ろしくなって中身を見ずに閉じちゃった。

明日、順番に対応していこう。

といっても、明日の午前中は会議なんだよな。

また吊るされるのが目に見えてる…、めっちゃ憂鬱なんだわ。

 

 

ニンニン

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

忍者もの、タイトルからしてそれ以外考えられない。

おれ、昔っから忍者もの大好きなんだよ。

忍者ってなんかかっこいいし、大っぴらに「おれ忍者!」って主張せずに実は…ってのがいいんだよ。

おれは実は忍者の末裔で、襲ってきた暴漢をばっさりやっつけるというムダな妄想を何回したことか。

 

俵家は伝説の忍者・服部半蔵の血を引く忍びの一家。

政府公認で裏のミッションを担当している。

しかし、6年前のミッションで、立ちはだかる風魔一族との決戦で長男・岳(高良健吾)を失ってしまう。

次男・晴(賀来賢人)が敵を殺せずに逃がすと、その敵が岳を殺したのだ。

晴は自分の甘さがトラウマになり、友人、恋人も作らずひっそりと暮らしていた。

俵家は忍び稼業から足を洗い、父・壮一(江口洋介)はところが、6年前の事件を追い続けている記者・伊藤可憐(吉岡里穂)と晴と出会い、親しくなったときに運命は大きく動き始める。

6年前に晴が逃がした辻岡洋介(山田孝之)が新興宗教の教祖が滅んだはずの風魔一族を従えて日本転覆を目論んでいるのだ。

 

俵家の面々がおもしろい。

岳の死後、兄の死の責任を感じ殻に閉じこもる次男(賀来賢人)、家族の命を第一に考え忍び稼業を捨てた父(江口洋介)、忍びだったころの高揚感が忘れられず忍びのスキルで万引きを繰り返しスリルを味わう母(木村多江)、亡くなった兄を慕い、兄に教わったスキルを使って腕試しを繰り返す長女(蒔田彩珠)、元くノ一で俵家のご意見番の祖母(宮本信子)、俵家が忍びであることを知らない末っ子(番家天嵩)と全くバラバラなんだけどそれぞれキャラが立ってる。

とてもマンガ的だ、いや現代の忍び自体がマンガだもんな。

そのバラバラな家族が一つになっていく様子はわかりやすくていい。

分かりやすいのはいい、トリッキーな話だとついて行くのが大変だし、間違った解釈してしまうかもしれんしな、とくにおれのようなやつは。

だから正と悪は分かりやすい構図がいい。

だけどさ、忍びスキルの使い方がまっとうすぎるな。

おれなら平和のためなんかに使わない、我が欲望のためにコンプラお構いなしに使いまくる。

きっとおれみたいなやつがいるから忍びはいなくなったんだろうな。

ニンニン

 

 

  鑑賞メモ:NETFLIX