なんでそんなところにワニ?
※画像はお借りしているものです。
この前の日曜日に観た3本目。
映画館3本はしごはホント久しぶりだ。
どうしてもこの映画をぶち込みたかったのだ。
それはA24の作品だから。
おれ、A24の作品は極力観るようにしている、なんてったっておれと同じ名前だから。
いわば義務なのだ。
とはいえ、A24の作品はイカれまくっててるんで胸張って人に薦めるようなものではない。
1979年、テキサス。
3組のカップルが新作映画の撮影をするために借りた農場を訪れる。
彼らは女優マキシーン(ミア・ゴス)とマネージャー・ウェイン(マーティン・ヘンダーソン)、ブロンド女優ロボビー・リン(ブリタニー・スノウ)とベトナム帰還兵の俳優ジャクソン(スコット・メスカディ)、そして自主映画監督の学生RJ(オーウェン・キャンベル)と録音担当の学生ロレイン(ジェナ・オルテガ)。
映画のタイトルは「農場の娘たち」、この映画ドル箱を狙う6人の野心はむき出しだ。
彼らを待ち受けたのはみすぼらしい老人ハワード(スティーブン・ユーア)、彼らに宿泊場所の納屋へ案内するとき、マキシーンは母屋の窓からこちらを見つめるハワードの妻、老女パール(ミア・ゴス:二役)と目が合った。
3組のカップルが踏み入れたのは、史上最高齢の殺人夫婦が棲む家だった・・・
おぞましい映画だ。
本当の恐怖は老いなのかもしれない・・・
ホラー映画の法則では、セックスしてるやつは死亡フラグが立つってのがあるけど、そういう意味で全員死亡フラグ立ちまくりだ。
なんてったって、撮ってる映画がポルノフィルムだからな。
いいのか?こんなのR15で。
R18にするべきじゃないのか?
デートで観たら思いっきり気まずいシーンが連発だけど、往年のホラー映画でよく見たような絶叫顔がめっちゃ怖い。
ベットの下に隠れて、その上に殺人鬼がいるって定番シーンだけどドキドキする。
『シャイニング』のようなこんなシーンも恐怖を煽る・・・
そういえば、急にでっかい音が鳴ったりしてびっくりさせるようなシーンはまったくなかった。
ある意味昔ながらの正統派ホラーなのかもしれんが、確実に観る人は選ぶだろうな。
でもね、劇場満席だったんだよ。
もう封切り3週目なんで絶対ガラガラだと思ったんだけどまさかの満席・・・
世の中はイカれた奴らがたくさんいてちょっと安心した。
ところでこの手の映画でいつも思うこと。
どうしてみんなあんなに汚い湖に裸で入ったりするんだろう?
おれなら絶対に入らないね。
水着着てても入らないね。
ホラー映画ってエンドロールになるとほとんどの人が席を立っちゃうんだけど、マーベルばりの次回作予告映像があるからしっかり観ろよ。
鑑賞メモ:劇場