コーンの粒が混じってる…
※画像はお借りしているものです。
理科の勉強の時間です。
今日は体の中の細胞について学びましょう。
ってことで『はたらく細胞』だ。
そういうマンガがあるのは知ってた。
でも読んだことないし、どんな話なのかも全然しらん。
とにかくテレビで永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜がやたらと番宣でてるし、結構ヒットしてるみたいなんで観てみようかなと。
ところが映画館は大混雑でビビった。
スクリーン2つ使って上映してるって最近めずらしい。
人間の体の中に約37兆もあるという細胞を擬人化して体内でのそれぞれの働きを、そしてその細胞たちが働くある親子の人間ドラマを並行して描くという斬新な設定の映画だ。
結果から言うと、おれ、この映画で爆泣きしてしまってマスクの中がびちゃびちゃになってしまったんだわ。
人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、それぞれが様々な役割を持ち、人間の健康を守るために日夜働いている。
高校生の漆崎日胡(芦田愛菜)は父・茂(阿部サダヲ)と二人暮らし。
健康な日常を送る日胡の体内では不器用ながらも一生懸命に酸素を運ぶ赤血球(永野芽郁)、いつも勇敢に細菌と闘う白血球(佐藤健)、免疫細胞リンパ球キラーT細胞(山本耕史)、細菌などの異物を攻撃するナチュラルキラー細胞(仲里依紗)、免疫細胞マクロファージ(松本若菜)、そして各細胞への司令塔・ヘルパーT細胞(染谷翔太)たちがいつも生き生きと働いてた。
一方、不規則で不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に細胞たちは疲弊し不満が募っていた。
そんな中、彼らの体内へ侵入を狙う病原体が現れ、細胞たちの戦いが幕を開ける。
最初の10分ぐらい、独特の世界観について行けなくて、この映画のチョイスちょっと失敗したかなと思ったけど、途中から俄然面白くなり、細胞たちの役割りがとても解かりやすくて勉強になった。
ふーん、細胞たちはこんな風におれの身体の中で働いてくれてるんだ。
いつもありがとう、おれの身体の中で芽郁ちゃん頑張ってくれてると思うと勇気が湧いてくる。(決しておれの身体の中に芽郁ちゃんいません!)
そして抗がん剤の仕組み等あまりにタイムリーな内容で、あー、こういうことだったんだ、不摂生したら体の中はこうなるんだとマジで生活正そうと思ったよ。
愛菜ちゃん、相変わらずかわいい。
そして、おれはこの看板がツボだ。
出演者の数もすごいぞ、なんてったって37兆の細胞を表現するんだからその物量は凄まじい、『敦煌』と肩を並べるんじゃないか?
生活習慣に対する啓蒙も素晴らしい、こういう作品こそ課題図書、いや課題映画として子供たちにみせるべきだ。
とにかくおすすめ、みんなで健康について考えようぜ。
鑑賞メモ:劇場