吉井川の上流にある鏡野町上齋原の岩井滝は裏見の滝として知られています。ここでは「鏡野ツーリズム研究会」の皆さんがツアーをしているとのことで、参加しました。
滝まで行く途中。途中には山伏さんが車で到着。実は、この日は滝祭りの日で、山伏さんはそのために訪れたのでした。あたりまえだけど、車で来るんですね。
車道から入ると滝までは涼しげな渓流が続きます。
渓谷沿いには名水「岩井の水」が湧いています。知っている人はペットボトルにいれて帰るようです。
岩井の滝は滝の裏側に入ることができ、このような滝はよく「裏見の滝」などと呼ばれます。
滝の裏に入ると、岩が奇妙に垂れ下がった様子が見られます。
岩の表面には、溶岩が流れた模様が見られます。
ガイドさんによる説明中。おかげで楽しいツアーをすることができました。
裏見の滝は柔らかい地層の上を溶岩が流れて固まった後、川の水で削られて下の柔らかい地層が削られてできたもの。ということは、この天井の凹凸は、溶岩が流れた時の地表の形を表しているのかもしれません。
天井を見る人は少なそうですが、流れた溶岩の底を見ることはまずできませんが、ここではそれが見える。こんな話を付け加えられると、さらに良いジオツアーになると思います。
なお、毎年7月10日は岩井滝祭りの日。ということで、今回は祭りを見ることもできました。写真は無いけれど、駐車場ではいくつかの店も出て、昼ご飯を食べることができました。