昨日は表記の演奏会。4月の新聞で神戸市の判断で室内管弦楽団への予算打ち切りの報道があり、関心を持ち前売り券を入手していた次第。ただ、その後から近くのなでしこホールで西神ニュータウン九条の会の二胡演奏と講演会があるとのことで時間が重なった。一応1時半からの二胡演奏を聴いて、途中で出て神戸文化ホールへ駆けつける。講演会の伊藤千尋さんは世界を巡っておられ著書も多く面白そうだったが、図書館で本を予約して今回はスキップ。

 

イタリア紀行というタイトルで、前半はロッシーニ、歌劇<アルジェのイタリア女>序曲と、ロータ、チェロ協奏曲2番。

後半はロッシーニの影響を受けたシューベルトの<イタリア風序曲>第2番ハ長調D591と、交響曲第6番ハ長調D589.

 

安い方の席をとったので後ろの方かと思ったら広い会場の前から2列目右側寄り。こんな前は初めてだが第二ヴァイオリンの指の動きが良く見えた。最初に指揮者の鈴木秀美さんから今回の演奏会の解説が15分位あり、なかなか味のある話ぶり。楽団は今回は36名が出演。ミニオケという感じ。

 

最初の<アルジェのイタリア女>で、楽団がプロであることが良く判った。音程やリズムの精度が高い。二番目のロータ、チェロ協奏曲は客演のタマーシュ・ヴァルガというウイーンフィルの首席チェリストが選らんで演奏された。チェロの重厚な音が良く響く曲で終わった時の拍手・歓声が半端でなかった。

 

後半はシューベルトだが、イタリア風というだけあって明るい曲想。前の席だったので楽団員の方の顔も良く見えたが、皆さん、喋らせたら結構面白そうな感じ。アンコールはレスピー二のシチリアーナでとても良かった。2000席余りの大ホールが満席。来春の第176回定期演奏会まで予定が出されていて、各区のホールでのセレクションシリーズ演奏会も予定されている。神戸市民としてはなんとかこのようなプロ集団に生き延びて欲しいものだ。

 

写真は演奏中は禁止だったが、アンコールの後、撮影可のビラが出た。少人数でスペースが空いて音響効果のためか疊大のアクリル板3枚が右側に設置されていた。