10月13日は前から気になっていた岡山県和気町にある天神山城へ行ってきました。天神山城は室町時代にできた城で、吉備高原の一角、標高400m程のところにある平坦面にあります。吉井川から見ると、写真のような断崖の上にあります。
吉井川に沿った道路には「天神山城跡」とありますが、城跡があるのはこの山の上、ここから歩いて登る道もありますが、大変なので私は別ルートを車で近くまで登りました。
車で行く場合は、まず「和気美しい森」まで車で行きます。駐車場も整備されていて十分スペースがあります
「和気美しい森」は吉備高原の平坦面を利用したオートキャンプ場となっていて、そこをを通り抜けると天神山城跡へ向かう細い道があります。看板があるのですぐわかります。
天神山城跡までの見どころや所要時間が書かれています。
しばらく進むと周りに石がごろごろしてきて、中には石垣もあり、城があったことを忍ばせます。
そして「太鼓の丸城」まで来ると、少し広くなっていて、そこから見る風景は絶景です。
前方には吉備高原が見渡せ、そこから山麓へ続く棚田が美しい。
吉井川の中流域には標高300m~500mぐらいの平坦な面があります。この面は広島県まで続き「吉備高原」と呼ばれています。「吉備高原」には遺跡や城跡などがあって古い時代から利用されていたことがわかります。そして今では農園やキャンプなどのリゾート地として利用されています。
天神山城跡は吉備高原を軸とした人の活動を考えさせてくれる、良いジオサイトです。