カードローン以外の借入手段 | パート主婦による保険選びのポイント

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2023/8/8

カードローン以外の借入手段

私も若い時カードでお金を借りたことがあります。

いわゆるプロミスやアコムなどでカードを作ると、勤務先に電話がかかってくることがあります。

私が勤めていた会社は小さかったため、同僚に「クレジットカード作ったの?」と聞かれたことがあります。

「ま、まあ…」と答えたものの、実はカードローンだとは言えませんでした。

ここではカードローン以外の借入手段を考えてみました。

クレジットカードの現金化とは

街中でクレジットカードの現金化という広告を見たことがあるかもしれません。

この方法に必要な条件はクレジットカードのショッピング枠に空きがあることです。

その空きの分だけ借入れすることが可能になります。

現金化を行う際には審査もありません。

返済は通常のショッピング利用時と同じで一回払いであれば金利なしです。

分割払い、リボ払いでもショッピング利用はサラ金の利用よりも金利が低く設定されていることもありますので、毎月の返済の負担も軽くなります。

借入れ時に借入額の約10~20%を、現金化を行っている会社へ手数料として支払うことになります。

いわゆる暴利です。

審査を必要としないので手続きはすぐに終わり、指定口座へすぐにお金が振り込まれます。

ただこのショッピング枠の現金化は、クレジットカード会社や消費者庁は利用しないことを推奨しています。

さらに一部の業者が逮捕されたこともあるようです。

このような利用方法がクレジットカード会社にばれると、カードも停止されてしまいます。

街中でよく見かける広告ですが、利用しないよう注意しましょう。

保険の契約者貸付制度

保険を勉強している過程で知った制度です。

急な出費で資金が必要になった場合に、自分の加入している保険を担保にお金を借りることができます(正確には解約返戻金が担保になります)。

契約者貸し付け制度というもので、解約返戻金の金額に応じて一定の範囲内で保険会社からお金を借りるということです。

終身保険や養老保険など解約返戻金のある保険商品でなければいけませんが、返済をきちんとすればメリットの多い方法だと言えます。

なにより、カードローンと比べると金利が低いことがメリットのひとつです。

解約返戻金のある保険商品には予定利率というものが設定されています。

保険の金額や種類、いつ加入したかによって予定利率は異なります。

貸付金利はこの予定利率から算出されます。

貸し付けを受けても保険自体はそのまま維持できるので、保険金は受け取ることができます。

ただし解約返戻金の範囲内で貸し付けは複数回でも可能ですが、返済を滞らせると失効する場合もあるので注意が必要です。

貸し付け限度額や返済利率などは予め保険契約事項を確認するか、保険会社に相談するなどして正しく理解することが必要です。

質屋さんの利息がサラ金より高いのは問題ないの?

質屋さんの金利は、一般的にサラ金よりも高いのが通常です。

これは質屋さんの場合、質草として預かった物品を保管する必要があることが大きな原因で、その分の金額も含めて金利が決められているようです。

ところで、サラ金の場合、一時期グレーゾーン金利が大きな社会問題となりました。

サラ金の高すぎる利率に返済が滞って、借金を新たな借金で返済するといった多重債務問題が多数発生しました。

その結果、経済的に困窮する家庭や、一家離散に追い込まれる家族、自己破産や、自宅の売却などの財産を失う事例が多発したからです。

これらの状況に追い込まれた人々は、遊興費をサラ金から借りたわけではなく、リストラなどの突然の減収で、こうした事態に陥った場合が多かったことも世間の耳目を集めた理由でしょう。

現在は、このような事態を予防する目的で法改正によってグレーゾーン金利は撤廃されて、サラ金からの融資については、貸金業法の定める金利を厳守することが定められました。金8天国

これまでのグレーゾーン金利は違法となり、違反すれば罰則の適用もあります。

さて、その、消費者金融の利率より高い金利を適用している質屋さん、果たして違法にはならないのかという疑問が浮かびます。

実はサラ金と質屋さんでは、適用する法律が違います。

サラ金では貸金業法が、質屋さんでは質屋営業法が適用されることになるため、質屋さんの金利については貸金業法の対象外となっています。

NOぷろぶれむ[フコクしんらい生命]

この保険は2017年度から販売停止中です。

当ページ掲載の内容は販売当時の内容であり、2017年度現在では変更されている可能性があります。


フコクしんらい生命の生命保険『NOぷろぶれむ』です。

受取は年金形式でも可能ですので、個人年金としても利用できます。

終身保障で貯蓄代わりにできる、いわゆる「養老保険」です

生命保険であるためもちろん死亡時や高度障害時の保障はついています。

しかし、満期時の解約返戻金(返ってくる金額)も総払込保険料より大きい(契約の一例では117.4%)ので、貯蓄代わりや資産運用としても人気があります。

低解約返戻金型です

低解約返戻金型とは”解約返戻金”が”低”い型という意味です。

これは中途解約での解約返戻金を低くすることで、満期時の解約返戻金を大きくしているということになります。

低解約返戻金型”ではない”型と比べると、払込保険料は割安(約7割ほど)になっています。

払込保険料が安くなるというメリットがある反面、中途解約をしてしまった場合は解約返戻金が少なくなるというデメリットもあります。

保険料払込満了後は2プランを選択できます

一括で受け取る場合

例えば60歳で払込を終えるという契約内容の場合、60歳時点(満期時)での解約返戻金は総払込額を上回ります(60歳以前は下回ります)。

しかし、特にお金の入用がなければそのまま置いておきましょう。

保険会社に置いておけば運用してくれるため、毎年利率分が上乗せされます。

契約の一例でいうと、月払保険料は18,730円、30歳から60歳まで払い込むと総払込保険料は6,742,800円です。

60歳の満期時での解約と、さらに据置しておいて80歳時に解約した場合では、解約返戻金は次のように異なります。
  • 60歳時→約792万円(返戻率117.4%)
  • 80歳時→918万円(返戻率136.1%)
置いておくだけで運用の対象になるため、延ばせば延ばすほど返戻金は大きくなっていきます。

年金で受け取る場合

一括では必要ではないが、毎年決まった額を受け取ることができる「年金型」も可能です。

「年金型」の場合、次のような受け取り方になります。

確定年金

5年、10年、15年のうちから選択できます。

この年数で割った金額を毎年給付を受けることになります。

期間中に被保険者が亡くなった場合、残りの保険金額を一括で受け取ることになります。

10年保証期間付終身年金

終身で年金を受け取ることができます。

10年という保障期間があり、10年経って亡くなった場合は、そこで年金支給がストップします。

10年以内に亡くなった場合は、10年間で支払う予定だった残りの保険金を一括で受け取ります。

この受取方法についての年金額は、総払込額の4.5%ほどになります。

この割合から、受け取りが22年のあたりで”収支”としてはプラスに転じるという計算になります。

受取開始から10年以内に亡くなった場合は一律で10年分を受け取ることができるわけですが、これは総払込額の半分を割ります。

以上のことを踏まえてどのような受取方法を選択するか考えましょう。


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