月経時のこめかみ(眉毛の外側)の頭痛と鼠径部-会陰-下肢の生理痛の整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

●当院は「整体治療」と、「2年制整体学校」を運営しています。
●各疾患・症状に対しての研究-治療成果、患者さんとのエピソード、コラムなどを掲載しています。
●当院での治療(左下欄参照)、又は学院への入学希望の方は専用メールか06-6180-6880までお電話下さい。

月経時のこめかみ(眉毛の外側)の頭痛と

鼠径部-会陰-下肢の生理痛の整体治療

こめかみ内部(頬骨側頭孔)の圧力緩和と高血圧治療で改善した症例
患者Tさん=43才-女性-主婦/会社員の症例

 

 

 

 

 

 はじめに・・・
・Sさんは、会陰部痛やこめかみの痛み以外に、

 排卵痛

 生理痛

 尿漏れ

 胸痛・首痛

 高血圧

 眼の痛み

 くま・くすみ

など、全身的な愁訴が長年にわたって続いていたので、これら全部の治療をすることになっていました。

・ここでは「月経時のこめかみ痛」に絞って紹介しています。

 

 

 

そしてそのポイントは

眼窩とそこから顔面表面に伸びている頬骨側頭孔と呼ばれる小さなトンネルの圧を減ずる

です。

 

 

 

・下記本文はやや長ったらしいので分かりにくいかもしれませんので、このポイントを意識しながら読んでいただくと、ご理解しやすいかもしれません。

不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それでは、長文ですが、よろしくお読みください。

-------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

①    Sさんの病歴・・・「生理の時こめかみが痛みます…」
・患者Sさんは下記「排卵痛」と同じ部位に似たような生理痛が毎月生じるそうですが、ただそれは激痛である排卵痛に比べると若干軽度だそうです。ところがそれに加えて月経初日~2日目には右のこめかみ(右眉毛の外側3~4cm付近=パチンコ玉大)に持続性の頭痛が生じ、そちらの方がかなり痛くて辛いそうです(この5-6年が特にひどいそうです)。月経時には悪心もあり(嘔吐はほとんど無い)、さらに腰背部痛も生じるそうです。病院での検査では頭部や眼に異常は発見されず、その他の医療機関で漢方、サプリ、薬膳、鍼灸・接骨、整体、気功、レイキなど、ありとあらゆる治療を試されましたが、結局どれも効果が全く無かったそうです。

 





②    Sさんの診察
・初診来院時、顔色は悪く、実年齢(43才)より10才くらい老けて見えるくらいに過労-焦燥状態で来院されました。
・生理痛の部位は排卵痛の部位とほぼ同じで、その疼痛部位は右側腹部から右ASIS~鼠径部にかけてと右大腿の内側部が一番強く痛むそうです。次に右大腿外側上部も同じくらいの激痛だそうで、ひどい時は左記に加えて右大腿前面も痛むそうです。さらに会陰部にも強い痛みがあり、排便時には肛門付近も痛むそうです。また運動障害もあり、右下肢の付け根に力が入らなくなって足が抜けそうになり、右下肢の跛行も生じるそうです。
・婦人科での診察で「子宮腺筋症、(癒着性?)子宮後屈症」が確認されています。担当医の話では、子宮筋腫や卵巣嚢腫・卵管癒着など他の所見は無いとの事ですが、異所性子宮内膜症はダグラス窩など(確認できていませんが)あちこちに出来ているだろう、との説明があったそうです。ただ、膣・尿道の下垂や、膣内部の突出部は無いそうです。
・第一子の妊娠時に妊娠中毒症になったそうですが、軽度であったためその時は経過観察だったそうです。
・13~4年前(第一子出産時)からやや高血圧症気味で、普段は130/85mmHgだそうですが、月経前になると上昇し150/100mmHgにまで上がるそうです。高血圧について内科医からは経過観察を言われていて、現段階では特段の治療をされていないそうです。また、父、母、祖父も高血圧症だそうです。血圧は、医療機関で測定する方が自宅で測定するより10~15mmHgほど高くなるそうです。
・排卵痛は毎月あり(生理痛とほぼ同じ)、疼痛部位は右側腹部から右ASIS~鼠径部にかけてと右大腿の内側部が一番強く痛むそうです。次に右大腿外側上部も同じくらいの激痛だそうで、これらの箇所が排卵の前日くらいから排卵当日にかけてほぼ同時に痛むそうです。ひどい時は左記に加えて右大腿前面も痛むそうです。排卵日の後半になると、これらの部位に加えて会陰部にも痛みが生じ、排便時には肛門付近も痛むそうです。さらに運動障害もあり、右下肢の付け根に力が入らなくなって足が抜けそうになり、右下肢の跛行も生じるそうです。以上の所見は排卵日翌日には自然消失しているそうです。
・月経周期は27~28日だそうです。月経期間は平均5日で、月経血は普通くらいだそうです。
・不正出血は無く、帯下(オリモノ)も膿や出血は無く、通常だそうです。
・クシャミをした時などに尿漏れがあるそうです。排尿痛などは無く、尿の射出力は普通だそうです。月経前になると頻尿気味になるそうです。
・基礎体温は計っていないそうです。
・冷え性も若い頃からあるそうで、一番冷える部位は左右の臀部全般と両足だそうです。
・半年ほど前から動悸もするようになったそうです(特に月経開始前)。
・食欲の減退はあまり感じないそうですが、出来るだけ栄養を取るように心がけて食べるようにしているそうです。排便は毎日あるそうです。血便やリボン状便、あるいは肛門の下垂は無いそうです。
・幼少の頃からお腹が弱く、週に一二度はお腹をこわして腹痛や下痢症状があったそうです。アレルギー検査はされていないそうです。
・顔色はくすみがひどく汚れて見え、左右両眼瞼(特に下眼瞼)に青紫様のくまが濃く広がっていました。前頭部のほぼ中央に縦に長い(7-8cm)の太い静脈瘤と思われる青白く膨らんだスジが1本あり、左右のこめかみ付近にも3-4本の青白く細長い(2-3cm)静脈瘤様のスジがありました。これらの静脈瘤(?)は数年前からあり、美容的にも気になっているそうです。結膜はやや薄めのピンク色でしたが、手掌や爪はピンク色を呈していました。左右橈骨動脈の拍動は強く触れました。
・右眼の横(眉毛の外側縁付近)に発赤や腫脹、発疹、圧痛その他の所見はありませんでした。また同部、あるいはその他の頭顔面部位の神経学検査でも左右差はありませんでした。
・ドライアイや涙液の分泌過多も無く、涙腺の腫脹もありませんでした。また、眼球陥没・突出、視野欠損や眼痛は無く、眼球運動に異常はありませんでした。瞳孔・眼裂に左右差はありませんでした。両眼球ともやや硬めの触感がありました。
・中耳炎や副鼻腔炎などの既往は無いそうです。
・アレルギー性鼻炎ではないそうですが、鼻汁が出ることが多いそうです。しかし鼻閉はあまり無いそうです。後鼻漏も無いそうです。
・小学生時より齲歯(虫歯)になる事が多かったそうです。歯を磨くときに歯肉が痛むことがあるそうです。出血はめったにないそうです。
・気管は正中にあり甲状腺の萎縮や腫脹はありませんでした。頸部の筋肉群はかなり腫脹していて頸部が体幹に比べやや太く見えました。頸部、鎖骨上下窩部、腋窩部および鼠径部のリンパ節腫脹は確認できませんでした。
・大腿の神経学検査で、閉鎖神経部位、外側大腿皮神経部位、大腿神経前皮枝部位等の左右差はありませんでした。また、下肢のMMTでも左右差はなく、股関節の可動域も正常でした。
・胸頸部聴診上、血管雑音や呼吸音に異常所見は確認できませんでした。ただ、心音(Ⅰ音、Ⅱ音)がやや強めに聴取出来ました。
・腹部聴診上、グル音は減弱して聴取出来ました。ハム音あるいは腹部大動脈や腎動脈などの血管雑音は聴取できませんでしたが、左側腹部の横5-6cm縦15cmの長方形部位で呼吸音(?)の様な伝導音が聴取出来ました。
・腹部触診上、臍より下の下腹部全般がやや膨隆して触れ、打診上鼓音を呈していました(☚ガスも多いそうです)。同部の触診上、一枚葉にジュクジュクとした粘土様感触を触れました。右鼠経靭帯内側縁で極めて著明な緊張と圧痛がありました。左の同部にも軽度の緊張と圧痛がありました。他にも、右恥骨結節直上を底辺に横3-4cm縦12-3cm程の長方形部位と、白線の恥骨結節上方7-8cm付近で100円玉大の緊張-圧痛部位がありました。肝脾腫やその他の部位での腫瘤感はありませんでした。子宮底は恥骨のやや左方の深部で触診できましたが、前面の膀胱との接触面(膀胱子宮窩付近)で硬く触れ、可動性はありませんでした。また、左右の恥骨結節直上深部でグニョグニョとした「グミ様」の抵抗感を触れました。

 



➂ 治療目標と整体治療・・・眼窩内の圧力を減じる !!
    ⑴    頬骨側頭孔内外の圧力を緩和する
    ⑵    高血圧を緩和する

・翼突筋静脈叢開放テクニック
・静脈還流促進テクニック
・頬骨側頭動静脈解放テクニック
・交感神経幹/迷走神経幹解放テクニック
・心臓神経叢解放テクニック






④    経過と結果・・・
・初診治療後、

右のこめかみと前頭部中央の静脈瘤が消失していました。しかし2診来院時には、前頭部中央の静脈瘤は消失したままでしたが、右こめかみの静脈瘤は再燃していました。


・3診目来院時、

左右こめかみとも静脈瘤はありましたが、かなり細くなっていました。


・治療開始後の最初の月経が発来した直後の6診目来院時、

「右こめかみの頭痛は9割程度痛みます。しかし今回は、今まで一番痛かった右大腿外側上部と右側腹部から右ASIS~鼠径部にかけてと右大腿の内側部の痛みは全くありませんでした。そして右下肢の付け根に力が入らなくなって足が抜けそうになる事も全くありませんでした。ただ、会陰部が以前より激痛だったことが気になります」と仰っていました。


・10診目来院時、

「(先日排卵があり)右臀部から大転子くらいまで鈍い痛みがありました。排便時の痛みは無く、会陰部の痛みもいつもよりましでした。右のこめかみ痛は少し痛む時がありましたが、今回は痛む間隔がかなり短かったです。それとオリモノがいつもの1/3程度しか出ませんでした」と仰っていました。


・15診目来院時、

「昨日、(治療開始後2回目の)月経が始まりました。右こめかみの痛みはいつもより少し軽く、4時間ほどで治まりました(☚普段の月経ではこめかみ痛は2日間持続していた)。右足の外側と内側の痛みはありませんでした。でも下腹部全般がどんよりと重い感じで、右の大転子付近に鈍痛があります。何より会陰部がかなり痛みます(☚不通に椅子に座ると会陰部痛が増すので、腰をやや屈曲した姿勢で座っていました)。今回は跛行はありませんでした。」と仰っていました。


・22診目来院時、

「四日前に(治療開始後3回目の)月経がありました。二日目に下腹部全般と仙骨付近に生理痛がありましたが、薬を飲むほどではありませんでした。後、右のコメカミは少し痛かったです。でも、会陰部痛、肛門痛、大腿痛(内側・外側)、右側腹部から右鼠径部痛はほとんどありませんでした。跛行も無かったです。」と仰っていました。


・4回目の排卵および月経後の23診目来院時、

「何年も苦しんでいた痛みや尿漏れが嘘のように消えて無くなっていました」と仰っていましたので、治療を終了する事にしました。

 





⑤     今回の症例の概説、、、
◆ 頭痛の原因は、頬骨に開いている小さな孔?!

・今回のSさんの月経時の頭痛の部位は右眼の横(眉毛の外側縁付近=パチンコ玉大)と極めて限局的である事から、その発痛部位の特定は難しくなさそうです。そこに普段から常在する前頭部の静脈瘤(滑車上静脈の可能性?)とこめかみ部の静脈瘤(頬骨側頭静脈の可能性?)、そしてSさんの月経時の特徴である「高血圧状態」を加味すると、その発痛機序も推定できそうです。

 

・まずその限局的な発痛部位は「頬骨側頭孔」の付近の可能性が極めて高いと思われます。おそらく同孔を出入している頬骨側頭動静脈が関連していると思われます。逆に、もう一つ同孔から出ている頬骨神経頬骨側頭枝の可能性は低いと思われます。なぜなら、同孔から上方に放散痛が生じていないからです。

 


 

・次いでその発痛機序ですが、先述していました静脈瘤の存在と月経時の高血圧を考えると、高血圧状態によって同孔を通る頬骨側頭動静脈の血管壁が伸展し、その血管壁内の自由神経終末の反応としての痛覚の可能性、あるいは同じく血管壁進展による骨膜への刺激の可能性などがあるのでは、と考えます。
 

・従って、Sさんの月経時の頭痛の解消には、まず一義的には同孔内外-周辺の圧力の解放と、全身的には高血圧症自体の改善が必要事項だと思います。
 

◆ 眼窩内の圧力を減ずる、、、これで頭痛が改善する?!

 

 

 

 

・ところで頬骨側頭孔の奥は眼球や神経、血管などの多くの組織が詰まっている(不完全ですが)一種の閉鎖空間=眼窩=です。そして静脈瘤状態と推定される「頬骨側頭静脈」は同孔から眼窩の内部に進入します。

従って、頬骨側頭静脈の静脈瘤は「何らかの理由で眼窩の内圧が上昇」して同静脈がうっ血して生じているものと推定されます。
 

・そして眼窩内に進入した頬骨側頭静脈は”涙腺静脈➡上眼静脈➡海綿静脈洞”の順に流れ、この海綿静脈洞から大きく三つのルートで心臓へ戻っていきます。その三つとは
   1.上錐体静脈洞➡S状静脈洞➡内頸静脈➡腕頭静脈➡上大静脈➡右心房
   2.下錐体静脈洞➡内頸静脈(球)➡腕頭静脈➡上大静脈➡右心房
   3.導出静脈➡翼突筋静脈叢➡(一部深顔面静脈から顔面静脈➡)下顎後静脈➡内頸静脈➡腕頭静脈➡上大静脈➡右心房

です。

 

 

 

 

◆ 高血圧の治療と眼窩内高圧状態の治療の併用…
・当然、上記「何らかの理由で眼窩の内圧が上昇」については眼窩内外の腫瘍性・腫瘤性・血栓性・進行性の病変の可能性もあり、その点についての上記1.2.3の走行ルート周辺の精査は必要ですので、この点についてSさんに専門医での検査してもらう事を勧める必要があると思います(…とは言え、これらの静脈瘤は数年前から生じているそうですので、今すぐの危機的状況の可能性は低そうですから、当院でもできうる限りの除外診察をしたうえで、今回は別の原因を考えて整体治療を進める事にしました)。


・従って、先述の通り全身的には高血圧症の整体治療として
   ・交感神経幹/迷走神経幹解放テクニック
   ・心臓神経叢解放テクニック

を、施術し、局所的な高圧状態の緩和に対しては
   ・翼突筋静脈叢開放テクニック
   ・静脈還流促進テクニック
   ・頬骨側頭動静脈解放テクニック

を、施術する事にしました。

 

 

 

◆ 4回目の月経周期で、頭痛だけでなく尿漏れもほぼ完治…

・結果的に、初診後から数えて4回目排卵、月経後には「何年も苦しんでいた痛みや尿漏れが嘘のように消えて無くなっていました」とのコメントを頂いたので、とりあえず上記の様な仮説で良かったのでは、と思います。


・尚、鼠径部や右下肢などの生理痛あるいは跛行などの下肢運動障害の整体治療については、Sさん本来の主訴として「生理痛よりひどい排卵痛(中間痛)の整体治療」で記している治療方針とほぼ同様ですので、そちらを参照してください。

 


 

-----------------------------------------------------------------------------------------

上記解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それではお大事にしてください。


※その他の婦人科治験例

婦人科疾患の総合案内はこちら

● 子宮内膜症(生理痛)、月経困難症(悪心・嘔吐・神経痛)関連の総合案内はこちら
● 性交時疼痛症、外陰部痛、子宮後屈症関連の総合案内はこちら
● 不妊症、無月経(月経不順)関連の総合案内はこち
● 性感染症、外陰部痛、子宮外妊娠関連の総合案内はこちら
● 基礎体温、排卵痛、子宮筋腫、卵巣嚢腫、乳房のしこり関連の総合案内はこちら
● 子宮脱(下垂)関連の総合案内はこちら

● JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

● 治療のお問い合わせは下記まで

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

付属治療室

JHSC整体治療室

●診療時間 【予約制】
 ・午前診…10時~13時
 ・午後診…15時~18時

●診療日
 ・月曜日~金曜日
 (水曜日=午前診のみ)
 ・第2土曜日、第4土曜日=午前診のみ

●休診日
 ・第1土曜日、第3土曜日、日曜日、祝日

●治療費
 ・初 診 7,500円
 ・2回目以降  5,000円
●住所 大阪市都島区善源寺町1-5-43 アイムワンビル2F

      地下鉄谷町線都島駅 4番出口徒歩2分
●電話 06-6180-6880 

メールでのご相談・治療予約はこちら



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

患者さんが通院される主な地域
大阪市、淀川区、東淀川区、西淀川区、大淀区、福島区、中央区、北区、旭区、都島区、此花区、大正区、東成区、城東区、住吉区、住之江区、平野区、守口市、門真市、寝屋川市、交野市、枚方市、東大阪市、大東市、八尾市、四条畷市、藤井寺市、柏原市、吹田市、豊中市、摂津市、茨木市、高槻市、箕面市、池田市、川西市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市、堺市、岸和田市、和泉市、泉佐野市、奈良市、生駒市、京都市、
亀岡市,向日市、長岡京市、松山市、岐阜市、広島市、横浜市、東京都、和歌山市、名古屋市、北海道-札幌市、鹿児島市、島根県