生理痛よりひどい排卵痛(中間痛)の整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

●当院は「整体治療」と、「2年制整体学校」を運営しています。
●各疾患・症状に対しての研究-治療成果、患者さんとのエピソード、コラムなどを掲載しています。
●当院での治療(左下欄参照)、又は学院への入学希望の方は専用メールか06-6180-6880までお電話下さい。

生理痛よりひどい排卵痛(中間痛)の整体治療

解離している卵巣-卵管采を接近させ、神経を刺激している異所性内膜組織による癒着を解放する整体治療・他で改善した症例の解説です。
患者Tさん=43才-女性-主婦/会社員

 

 基礎体温、排卵痛、子宮筋腫、卵巣嚢腫、乳房のしこり関連の総合案内はこちら

婦人科疾患の総合案内はこちら
● JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

 

 

 

 はじめに・・・排卵痛について

・本解説文は少し長文ですので、下記にその概略を記します。

 

・一般的に排卵痛は、卵管采と卵巣は離れているので、卵子が飛び出すときに一緒に露出する卵胞液が腹腔に漏れやすくなっているので、それで生じやすくなっています。ただTさんの様に、それがあまりにもひどい場合、他の原因も考えた方がいいと思われます。

 

・Tさんのケースでは、婦人科医から子宮腺筋症および内膜症、癒着性(?)子宮後屈症、ダグラス窩の癒着を指摘されていましたが、それ以外にも異所性内膜組織の刺激による神経痛や頻尿等々が推定されるので、これらの処置も含めて整体治療する事になりました。

この様に、本症例は非常に多岐にわたる原因が複雑に絡み合った結果、重篤な排卵痛となっていたものと思われます。ですからこの解説文は長文になっている事をお許しください。

それではよろしくお読みください。

 

 

解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それではよろしくお読みください。

 

 

 


①    Sさんの病歴・・・
・患者Sさんは初潮開始当初(☚12才)から生理痛がひどかったそうですが、9年前の第三子の帝王切開後から徐々に排卵痛が強くなり、今では生理痛よりもはるかに強く痛むそうです。いくつかの婦人科医院で様々な治療を試されても全く改善せず、あるいは漢方、サプリ、薬膳、鍼灸・接骨、整体、気功、レイキなど、その他のありとあらゆる治療を試されましたが、結局どれも効果が全く無く、今でも苦しみ続けているそうです。3人のお子さんもまだまだ手がかる年齢で、仕事だけでなく主婦業・子供のスポーツ活動の世話などに多大な支障が出ていて、身体的だけでなく精神的にも相当困憊しているそうです。

 





②    Sさんの診察
・初診来院時、顔色は悪く、実年齢(43才)より10才くらい老けて見えるくらいに過労-焦燥状態で来院されました。
・婦人科での診察で「子宮腺筋症、(癒着性?)子宮後屈症」が確認されています。担当医の話では、子宮筋腫や卵巣嚢腫・卵管癒着など他の所見は無いとの事ですが、異所性子宮内膜症はダグラス窩など(確認できていませんが)あちこちに出来ているだろう、との説明があったそうです。ただ、膣・尿道の下垂や、膣内部の突出部は無いそうです。
・第一子の妊娠時に妊娠中毒症になったそうですが、軽度であったためその時は経過観察だったそうです。
・13~4年前(第一子出産時)からやや高血圧症気味で、普段は130/85mmHgだそうですが、月経前になると上昇し150/100mmHgにまで上がるそうです。高血圧について内科医からは経過観察を言われていて、現段階では特段の治療をされていないそうです。また、父、母、祖父も高血圧症だそうです。血圧は、医療機関で測定する方が自宅で測定するより10~15mmHgほど高くなるそうです。
・排卵痛は毎月あり、疼痛部位は右側腹部から右ASIS~鼠径部にかけてと右大腿の内側部が一番強く痛むそうです。次に右大腿外側上部も同じくらいの激痛だそうで、これらの箇所が排卵の前日くらいから排卵当日にかけてほぼ同時に痛むそうです。ひどい時は左記に加えて右大腿前面も痛むそうです。排卵日の後半になると、これらの部位に加えて会陰部にも痛みが生じ、排便時には肛門付近も痛むそうです。さらに運動障害もあり、右下肢の付け根に力が入らなくなって足が抜けそうになり、右下肢の跛行も生じるそうです。以上の所見は排卵日翌日には自然消失しているそうです。
・生理痛も毎月あり、症状は上記排卵痛より若干軽度とは言え、同じ部位に同じ症状が生じるそうです。それに加えて月経初日~2日目には右眼の横(眉毛の外側縁付近)に頭痛が生じ、悪心もあるそうです(嘔吐はほとんど無い)。さらに腰背部にも生理痛が生じるそうです。
・月経周期は27~28日だそうです。月経期間は平均5日で、月経血は普通くらいだそうです。
・不正出血は無く、帯下(オリモノ)も膿や出血は無く、通常だそうです。
・クシャミをした時などに尿漏れがあるそうです。排尿痛などは無く、尿の射出力は普通だそうです。月経前になると頻尿気味になるそうです。
・基礎体温は計っていないそうです。
・冷え性も若い頃からあるそうで、一番冷える部位は左右の臀部全般と両足だそうです。
・半年ほど前から動悸もするようになったそうです(特に月経開始前)。
・食欲の減退はあまり感じないそうですが、出来るだけ栄養を取るように心がけて食べるようにしているそうです。排便は毎日あるそうです。血便やリボン状便、あるいは肛門の下垂は無いそうです。
・幼少の頃からお腹が弱く、週に一二度はお腹をこわして腹痛や下痢症状があったそうです。アレルギー検査はされていないそうです。
・顔色はくすみがひどく汚れて見え、左右両眼瞼(特に下眼瞼)に青紫様のくまが濃く広がっていました。前頭部のほぼ中央に縦に長い(7-8cm)の太い静脈瘤と思われる青白く膨らんだスジが1本あり、左右のこめかみ付近にも3-4本の青白く細長い(2-3cm)静脈瘤様のスジがありました。これらの静脈瘤(?)は数年前からあり、美容的にも気になっているそうです。結膜はやや薄めのピンク色でしたが、手掌や爪はピンク色を呈していました。左右橈骨動脈の拍動は強く触れました。
・右眼の横(眉毛の外側縁付近)に発赤や腫脹、発疹、圧痛その他の所見はありませんでした。また同部、あるいはその他の頭顔面部位の神経学検査でも左右差はありませんでした。
・ドライアイや涙液の分泌過多も無く、涙腺の腫脹もありませんでした。また、眼球陥没・突出、視野欠損や眼痛は無く、眼球運動に異常はありませんでした。瞳孔・眼裂に左右差はありませんでした。両眼球ともやや硬めの触感がありました。
・中耳炎や副鼻腔炎などの既往は無いそうです。
・アレルギー性鼻炎ではないそうですが、鼻汁が出ることが多いそうです。しかし鼻閉はあまり無いそうです。後鼻漏も無いそうです。
・小学生時より齲歯(虫歯)になる事が多かったそうです。歯を磨くときに歯肉が痛むことがあるそうです。出血はめったにないそうです。
・気管は正中にあり甲状腺の萎縮や腫脹はありませんでした。頸部の筋肉群はかなり腫脹していて頸部が体幹に比べやや太く見えました。頸部、鎖骨上下窩部、腋窩部および鼠径部のリンパ節腫脹は確認できませんでした。
・大腿の神経学検査で、閉鎖神経部位、外側大腿皮神経部位、大腿神経前皮枝部位等の左右差はありませんでした。また、下肢のMMTでも左右差はなく、股関節の可動域も正常でした。
・胸頸部聴診上、血管雑音や呼吸音に異常所見は確認できませんでした。ただ、心音(Ⅰ音、Ⅱ音)がやや強めに聴取出来ました。
・腹部聴診上、グル音は減弱して聴取出来ました。ハム音あるいは腹部大動脈や腎動脈などの血管雑音は聴取できませんでしたが、左側腹部の横5-6cm縦15cmの長方形部位で呼吸音(?)の様な伝導音が聴取出来ました。
・腹部触診上、臍より下の下腹部全般がやや膨隆して触れ、打診上鼓音を呈していました(☚ガスも多いそうです)。同部の触診上、一枚葉にジュクジュクとした粘土様感触を触れました。右鼠経靭帯内側縁で極めて著明な緊張と圧痛がありました。左の同部にも軽度の緊張と圧痛がありました。他にも、右恥骨結節直上を底辺に横3-4cm縦12-3cm程の長方形部位と、白線の恥骨結節上方7-8cm付近で100円玉大の緊張-圧痛部位がありました。肝脾腫やその他の部位での腫瘤感はありませんでした。子宮底は恥骨のやや左方の深部で触診できましたが、前面の膀胱との接触面(膀胱子宮窩付近)で硬く触れ、可動性はありませんでした。また、左右の恥骨結節直上深部でグニョグニョとした「グミ様」の抵抗感を触れました。

 

 

 


➂ 治療目標と整体治療
  ⑴    腹部各部位に存在すると思われる異所性内膜による癒着を解放する
  ⑵    右の外側大腿皮神経と閉鎖神経の走行部位にあると推定される異所性内膜組織による癒着-刺激部位を解放する
  ⑶    ダグラス窩、膀胱子宮窩の癒着を解放し、子宮を前傾前屈位に矯正する
  ⑷    卵巣-卵管采を近接する

・平滑筋テクニック
・腸骨はがしテクニック
・外側大腿皮神経及び閉鎖神経解放テクニック
・子宮底テクニック(ダグラス窩解放テクニック)
・膀胱子宮窩解放テクニック
・子宮円策テクニック
・卵巣-卵管テクニック

 





④    経過と結果・・・
・初診治療中、左鼠径部などの緊張部位を施術する度にSさんはかなり痛みを感じておられましたが、施術終了間際になるとその痛みはかなり減弱し、逆にくすぐったく感じるようになっていました。また、左鼠径部は当初手指が0.5cmも進入できないくらい硬く緊張していましたが、終了間際には2-3cm程度深くまで手指が進入できるくらい軟らかくなっていました。


・次の月経が始まる7日前の3診目来院時、「いつもだったらこの頃には下腹部全体が張ってきますが、今回は臍の右下(右恥骨結節5cm上)が時折チクチクするくらいでした(500円硬貨大)」と仰っていました。


・月経が発来した直後の6診目来院時、「右こめかみの頭痛は9割程度痛みます。しかし今回は、今まで一番痛かった右大腿外側上部と右側腹部から右ASIS~鼠径部にかけてと右大腿の内側部の痛みは全くありませんでした。そして右下肢の付け根に力が入らなくなって足が抜けそうになる事も全くありませんでした。ただ、会陰部が以前より激痛だったことが気になります」と仰っていました。


・10診目来院時、「(先日、整体治療後1回目の排卵があり)右臀部から大転子くらいまで鈍い痛みがありました。排便時の痛みは無く、会陰部の痛みもいつもよりましでした。右のこめかみ痛は少し痛む時がありましたが、今回は痛む間隔がかなり短かったです。それとオリモノがいつもの1/3程度しか出ませんでした」と仰っていました。


・16診目来院時、「昨日(整体治療後2回目の)排卵がありました。今回は肛門の奥が強く痛みました。また右足に力が入りにくくなり跛行もありました。でも以前より半分以下の痛みで、時間もかなり短めでした。尿もれも少しありました。しかし大腿の外や内側、そして鼠径部や会陰部の痛みはほぼ無く、子供が”お母さん、(今回の排卵)大分マシやったみたいね”と言ってくれました」と仰っていました。


・21回目来院時、「昨日(整体治療後3回目の)排卵がありましたが、ほとんど快適でした!! 少しあるとすれば、右の側腹部が少し痛むのと、尿漏れが大きなクシャミをした時だけ少し出たくらいでした。それ以外の症状(右足の跛行、会陰部痛、肛門痛、下腹部痛、大腿外側・内側痛、コメカミの痛み、右胸の痛みなど)は、ほとんどありませんでした。」と仰っていました。


・4回目の排卵および月経後の23診目来院時、「何年も苦しんでいた痛みや尿漏れが嘘のように消えて無くなっていました」と仰っていましたので、治療を終了する事にしました。

 





⑤     今回の症例の概説、、、
・月経時と排卵時以外の平穏な状況下ではSさんに下腹部の一連の愁訴が生じず、月経や排卵の終了をもってこれらの愁訴が自然消失していることから、今回のSさんの一連の愁訴は”月経-排卵時に生じる生理現象”がスターターとなって起因している可能性が高いと思われます。

 

・当然、その生理現象は全ての女性に通じることですが、Sさん以外の普通の女性はこれらの愁訴が生じないのですから、Sさんには”その生理現象に極めて敏感に反応する解剖生理学的過敏状況”にある、と思われます。
 

・従って今回のSさんの治療計画を立てるには、
 1. 月経-排卵時に生じる生理現象
 2. その生理現象に極めて敏感に反応する解剖生理学的過敏状況

について考察すると、その突破口が見いだせると思われました。

 

・まずその取っ掛かりとして上記の2から考えると、排卵痛の部位が外側大腿皮神経と閉鎖神経の支配領域であることから、同神経の走行経路に過敏状況部位があるのでは、と推定されます(下図参照)。つまり前者は側腹部位からASIS-鼠経靭帯にかけて、そして後者は大腰筋内側から閉鎖管にかけての部位です。また、もう一つの排卵痛部位である会陰部はダグラス窩の反応部位ですから、同部にも過敏状況部位があるのでは、と推定されます

 

 

 

・1の生理現象についてはホルモン環境や卵胞・子宮内膜の状況などたくさんありすぎますが、月経と排卵に共通する事項だけを考えるとそれは「腹膜への直接刺激」が一番可能性が高いのでは、と考えられます。つまり
前者は”月経血の逆流による腹膜刺激”で、
後者については”卵胞液の腹腔への露出”
といった腹膜刺激です。刺激物は前者が月経血で後者が卵胞液と異なるものですが、腹膜が刺激されるといった現象は全く同様です。

 

・ただ、刺激源(腹腔に面している卵管采)と閉鎖神経やダグラス窩は比較的近接していますから、刺激源露出による直接的な刺激による疼痛発生も考えられます(会陰部の痛みは少し遅れて生じていることからも、卵管采からの露出物が下方に垂れていく事でダグラス窩を刺激して疼痛が発生する事が推測されます)。

 

月経血の逆流部位=子宮内膜症の好発部位

 

 

・しかし刺激源(☚腹腔に面している卵管采)と刺激場所(☚鼠経靭帯付近=外側大腿皮神経)のように若干離れているルートもありますので、これらの部位への刺激伝達因子として介在する何らかの解剖学的組織を考える必要があります。そしてその介在する解剖学的組織として最有力なのは「子宮広間膜とそれに包まれた子宮円策」が考えられます(☚子宮円策は”鼠経管”を通過して大陰唇まで通じている)。

 


点線=子宮円索

 

 

・ここで2についての考察ですが、Sさんは幼少時からお腹をこわしやすくしょっちゅう下痢症状を呈していた事(☚免疫亢進による大彎が過敏状態orリーキガット症候群的な腸間膜の過敏状態…が推測される)、あるいは初潮時から生理痛がひどかったこと(☚月経血の逆流過多による内膜症的な腹膜過敏の可能性)など、30年にわたる腹腔内の刺激状態の存在を考えると、腹膜が極めて敏感になり刺激されやすい状態になっていたのでは、と予想できます。
 

・これらの事から、排卵や月経の発来により卵胞液や月経血が腹腔に露出する事で、過敏状態にある腹膜が迅速に反応し、外側大腿皮神経と閉鎖神経あるいはダグラス窩が刺激されて、Sさんの一連の排卵痛・生理痛が生じていたのでは、と考えられます。
 

・従って、この状況を打破する為に上記③「治療目標と整体治療」を設定し、施術する事にしました。結果的に、初診後から数えて4回目排卵、月経後には「何年も苦しんでいた痛みや尿漏れが嘘のように消えて無くなっていました」とのコメントを頂いたので、とりあえず上記の様な仮説で良かったのでは、と思います。


 

 

 

------------------------------------------------------------------------------

上記解説文で不明な点やご質問は当院お問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご相談ください。
それではお大事にしてください。

 

婦人科疾患の総合案内はこちら
● JHSC整体院の総合治験例はこちら

 

 

※その他の婦人科治験例
● 子宮内膜症(生理痛)、月経困難症(悪心・嘔吐・神経痛)関連の総合案内はこちら
● 性交時疼痛症、外陰部痛、子宮後屈症関連の総合案内はこちら
● 不妊症、無月経(月経不順)関連の総合案内はこち
● 性感染症、外陰部痛、子宮外妊娠関連の総合案内はこちら
● 基礎体温、排卵痛、子宮筋腫、卵巣嚢腫、乳房のしこり関連の総合案内はこちら
● 子宮脱(下垂)関連の総合案内はこちら

 

 

● 治療のお問い合わせは下記まで

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

付属治療室

JHSC整体治療室

●診療時間 【予約制】
 ・午前診…10時~13時
 ・午後診…15時~18時

●診療日
 ・月曜日~金曜日
 (水曜日=午前診のみ)
 ・第2土曜日、第4土曜日=午前診のみ

●休診日
 ・第1土曜日、第3土曜日、日曜日、祝日

●治療費
 ・初 診 7,500円
 ・2回目以降  5,000円
●住所 大阪市都島区善源寺町1-5-43 アイムワンビル2F

      地下鉄谷町線都島駅 4番出口徒歩2分
●電話 06-6180-6880 

メールでのご相談・治療予約はこちら



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

患者さんが通院される主な地域
大阪市、淀川区、東淀川区、西淀川区、大淀区、福島区、中央区、北区、旭区、都島区、此花区、大正区、東成区、城東区、住吉区、住之江区、平野区、守口市、門真市、寝屋川市、交野市、枚方市、東大阪市、大東市、八尾市、四条畷市、藤井寺市、柏原市、吹田市、豊中市、摂津市、茨木市、高槻市、箕面市、池田市、川西市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市、堺市、岸和田市、和泉市、泉佐野市、奈良市、生駒市、京都市、
亀岡市,向日市、長岡京市、松山市、岐阜市、広島市、横浜市、東京都、和歌山市、名古屋市、北海道-札幌市、鹿児島市、島根県