花粉症治療…花粉シーズン直前に始めた花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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花粉症治療…花粉シーズン直前に始めた花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療

花粉シーズンに、いつもの2~3/10程度に改善した症例の解説です。
患者Mさん=41才-女性の症例

 

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① Mさんの病歴・・・
患者Mさんの花粉症デビューは10代後半だったそうです。Mさんは別件で来院されていたのですが、花粉症の時期が迫って来た2月頃から、当院で花粉症の整体治療も加える事になりました。アレルゲンはスギ花粉だけでなくその他幾つかの花粉があるそうで、例年7月頃まで花粉症の症状が続くそうです。主症状は鼻水-鼻づまりと目のかゆみ-流涙がメインだそうです。今まで毎年様々な花粉症治療-対策を講じてきましたが、あまり効果が出ていなかったそうです。

 

 

 

② Mさんの診察
・胸部聴診上、呼吸音や血管音・心音に異常はありませんでした。
・胸部打診上、清音が全般的に聴取出来ました。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。グル音は弱く聴取出来ました。
・腹部触診上、臍より下方全般(☚小腸特に空腸)に緊張が広がっていて、「小腸平滑筋が凝り固まっている」印象がありました。腫瘤感、抵抗感はありませんでした。肝脾腫はありませんでした。
・前後左右の頚部の筋肉群が全般的に緊張していました。「書痙」の傾向があるそうです。
・アトピー性皮膚炎は無いそうです。
・左右臀部に慢性的な冷え性が長年続いているそうです。
・乳製品を食べるとお腹をこわすことが多く、その際には排ガス(放屁)が増え、匂いも臭くなるそうです。

 

 

 

③ 治療目標と整体治療
     ⑴ 頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させる
     ⑵ 残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる

・頚部交感神経緩和テクニック
・消化管平滑筋テクニック

 

 

 

 

 

④ 経過と結果・・・
・花粉症の整体治療を2月初旬から開始しましたが、2月下旬のスギ花粉最盛期になった頃に患者Mさんは「いつもの半分以下の症状です。」と仰って、驚きとともに非常に喜んでおられました。


・3月上旬ころ「いつもの2-3割程度です。」と仰って、ものすごく驚かれていました。

 

 

 

⑤  今回の症例の概説、、、
・今回のMさんの症例の特徴は「肥満細胞の遊離過多」が主因になっているのでは、と推定しました。
・花粉症などのⅠ型アレルギーは下記の三つの構成要件が必要です。

    ⅰ スギ花粉などのアレルゲンの存在
    ⅱ そのアレルゲンに対応する抗体(Ig-E)の過剰分泌
    ⅲ 肥満細胞の組織への遊離

 

 


・上記ⅰ~ⅲの内、どれか一つでも阻止-低減させる事が出来ればⅠ型アレルギー(☚花粉症など)は発症しません。ⅰのアレルゲンをゼロにする事は現実的に難しいですし、我々治療家の仕事ではありません。従って我々はⅱかⅲを阻止できれば、その患者さんのアレルギー症状を治癒あるいは軽減する事が出来ます。


・我々整体師的にはⅱのアレルゲン(スギ花粉)に対応する抗体(Ig-E)を減少させる為に「残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる」を治療目標とし、その為の最適の整体テクニック(☚主に消化管平滑筋テクニック等)を施術します。しかしこれが効果発現するには少し時間が必要です。今回Mさんはアレルギー治療を始めてからわずか2-3週でアレルギー症状が改善しているので、上記の結果による改善とは考えにくいと思います。

 

 


・これに対して⑴の「頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させるに関しては、比較的短期間で目的を達成できることがしばしばあります。ですから今回のMさんの症例では先述の様に比較的短期間で改善していますので、この「頚部交感神経緩和テクニック」が功を奏したのでは、と考えました。

 

 


・患者Mさんは「書痙」などの既往歴から、次第に無意識的に「力」を加えていく傾向があるようですが、それが頚部筋肉群にも緊張-腫脹などの影響を生じて、同部深部にある頚部交感神経を刺激する事で肥満細胞が鼻粘膜などに遊離過剰になっているのでは、そしてそれがアレルゲン-Ig-E複合体との反応を増加させて花粉症の主因になっているのでは、と考えました。


・当然、Mさんはスギ花粉等に対するIg~E抗体も増加しているでしょうから(☚アトピー体質)、このアトピー体質解消-軽減のために「残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる=消化管平滑筋テクニック・他」を継続的に施術していく事が、来シーズン以降の花粉症解消につながる事と思います。

 

 

注1)-肥満細胞とⅠ型アレルギー
肥満細胞はその中に「ヒスタミン」などの炎症物質を含んでいる細胞です。主に血管内壁に付着していますが、神経的あるいはサイトカイン的な刺激で血管内皮から遊離して、例えば鼻粘膜などの各組織に浸入します。そこでスギ花粉などのアレルゲンと結合したIg-E抗体と反応すると先述のヒスタミンが分泌され、同部でアレルギー反応が誘発されます。

 

 

 

 

 

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●参考整体コラム
ストレートネック・スマホ首、、、ならぬ義務教育首、とその関連愁訴

 

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