子宝鑑定と子供がいるかどうかの鑑定は別

ご質問をいただきました。

●質問
八字命式、または欽天四化の命盤を観ただけでは、その人に子供がいるのか、男子、女子などを判断する事は難しいのでしょうか?

それに対する、わたくしの回答です。

昔と違って、いまは結婚したくないあるいはできない人、また子供はほしくない人が増えています。
昔なら、まず子供が授かる命でも、いまは子供はいませんという方はおられます。
また、男女の区別も難しいのが現実です。
安倍晋三元総理などの命も、陽刃格で正官が用神の命ですが、実際にはお子様はおられません。
鑑定では、子供がほしいかどうかをお聞きする必要があります。
とくに女性の方に。
以上のように考えています。

ということで、単に知人の鑑定でこの人に子供がいるかどうか、その場合の男女の区別の的中率は、最近は高くはないというのが現実。

しかし、鑑定に来られたお客様で、とくに女性の方で子供がほしいけれど授かりますか？というご質問に対しては、かなりの確率で授かるかどうかはお話できると思います。

要するに、まずはご本人の意思が大切ということです。

【余談】
陳老師の八字講座受講生の方からご感想をいただきました。
この受講生の方はプロの占術家。
プロの方からいただいた感想は、とくに有り難いです。

台湾・陳老師の八字ですが、日本の四柱推命ではないような見方が色々あって、あまりの違い？に（天干五合や刑冲会合の理論、六合の変化、蔵干の採用の方法など日本のものとは異なる理論が多く）戸惑いも感じました。
田中先生が、今まで習ったことは一旦おいといて、頭を空っぽにしてください…
とおっしゃたことが良くわかりました。私は四柱推命を、東京の〇〇先生のお弟子の方に学んだのですが、四柱推命で宿命をみる(論じる)というよりも、命式の五行バランス（扶抑法や調候法で）を調えるための方位術を学ぶ四柱推命講座でした。
ですので、まだまだ八字では理解不足の所も多々あります。
陳老師の八字は、日本の四柱推命を長年学ばれた方にとってはとても価値の高い優れたものであると思いますし、四柱推命を学んだ知り合いにも勧めたいぐらいです。
また、分数計算についても色々なパターンがあるようで、私のような理解度が低い頭脳には、なかなか八字は…というのが率直な感想です。
八字よりも欽天四化紫微斗数の方が、遥かに学びやすいと先生がおっしゃってる意味が理解出来ました。
時間をかけて、理解していこうと思います。

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