相手のことを思いやってばかりいる人は、自分への気配り、気遣いがおろそかになる。
相手のことを思いやってばかりいる人は、自分への気配り、気遣いがおろそかになる。
一昨日まで、大阪の実家で3日間過ごした。
先日、近所のお茶屋さんで、茶そばを食べた時、お店のお姉さんと、silent(フジテレビのドラマ)の話しになった。
私はほぼ毎日、カフェや喫茶店で、本を読んで過ごしています。
今朝、九州の女性と、Zoomで非二元(ノンデュアリティ)のセッションをやった。
彼女は、悩み苦しんでいる「私」がいて、その私がいなくなれば、悩み苦しみも消えるものだと思いこんでいた。
そこで、その方向にいったら、彼女が望んでいる「苦しみからの解放」がおこらなくなる理由を先に告げてから、他人でもなければ、私でもない、働きがあることを自覚してもらい、その働きのままで日々を過ごせば、「私がこれをやっている」という誤解が薄れ、どんどん安らげるようになることを伝えた。
そして、セッションの終わりがけに、「劣等感」についての質問がでた。
これについても、私が「劣等感」を感じるにも、「優越感」を感じるにも、私と他人とが別々にあることを認め、比較によって「優/劣」を計っている「自我意識」にもとづく感情であることに違いはないこと。
だから、たとえ、優越感を感じられる瞬間がきても、他人を見下したり、マウントをとるような言葉が出たりするので、自他が分離しているように思える世界観はそのまま維持され、安らぎを感じられるようにならないことを伝えた。
そして、セッションを終わってから、ヤクルト・スワローズの村上宗隆選手が、スイングした直後に驚きの表情を見せたシーンを思い出し、これも伝えておけばよかったなと思ったので記しておきます。
村上選手は、今シーズンの最終打席で56号のホームランを打った時にも「自分でも驚いた」と発言していましたが、それよりもかなり前の試合で(何号のホームランだったかは忘れてしまったのだが)、スイングした直後に、「今のはなんだったんだ!」と驚いたような体の動きと表情を浮かべながら、スタンドに飛んでいく打球を眺めていた時があった。
そして、試合後のインタビューで、「あの表情は、なんだったんですか?」と聞かれた村上選手は、「自分でもびっくりしたから…」と答えていた。
一流のスポーツ選手は、他人でもなければ、私でもないこの働きに、しばしば驚愕させられている。
それゆえ、たとえ「村神様」と崇められようが、村上選手は天狗になることもなく、優越感に酔いしれ浮かれることもなく、今シーズン、歴史に残る数々の記録を打ち立て、私たち野球ファンを大いに驚かせてくれました。
そして、ちょうど今日で、今年の野球も見納めとなりました。
今日は、朝のzoomでのセッションで、カープとホークスの話をして、夜はテレビで26年ぶりのバファローズの胴上げを見て、今日の締めくくりはこうして村上選手のことをブログに書き、どういうわけか、野球尽くめの一日となりました。
お知らせ
このところ、朝8時半を過ぎると、数軒先のビルの解体工事の音が響きだす。
お知らせ
このブログでは、文章上、「聞きながら」というように、あたかも「音を聞いている私」が存在しているように書きましたが、実際にはそうなっておらず、その事実に気づいた瞬間、これまでにあれやこれやと悩み苦しんでいた内容もろとも、ロウソクの炎を一息で吹き消すかのようになくなります。
長年、罪悪感や後悔、将来への不安、心配事がつかないという方は、具体的にどのようなことを日々、実践すると、苦悩からの解脱が起きるかを、オンラインの講話会、プライベートセッションでお伝えしていますので、ぜひ、ご活用ください。