スパイダーマンの原作者、スタン・リーの数秘 | 宇宙の叡智を降ろすブログ

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11月12日に亡くなった、マーベル・コミックスの伝説的クリエーター、スタン・リー氏の数秘を取り上げます。

 

スタン・リー氏は、『スパイダーマン』、『X-メン』、『ハルク』、『ドクター・ストレンジ』、『アイアンマン』、『アベンジャーズ』など数々のスーパーヒーローコミックの編集者・原作者です。

 



スタン・リー氏は、自分の関わった作品にカメオ出演することで知られます。

 


どこかで見たことある顔だと思ったら、、、
いくらなんでも出過ぎだろ!びっくり

 

世界で最も多くの作品が映画化されたコミック作家およびカメオ出演した映画の興行収入が世界一の俳優として、ギネス世界記録に認定されている。
出典:ウィキペディア 『スタン・リー』

出演数はギネス級でしたびっくり

 

 


◆アメコミのゴールデン・エイジ
本名:スタンリー・マーティン・リーバー(Stanley Martin Lieber)
生年月日:1922年12月28日

出生:NYのマンハッタンのウェストエンド街。ルーマニア系ユダヤ人の家庭に生まれる。

若い頃は、映画と読書を好む。作文コンクールに応募して佳作を取ったり、役者志望で演劇学校へ通う、文学オタク少年。(後のスパイダーマンの主人公、ピーター・パーカーが自分自身そのままだった語る。)


1938年、大恐慌のアメリカで、DCコミックからスーパーマンの掲載されたコミックが発売されました。アメリカンコミックスのゴールデン・エイジのはじまりです。

新しいコミックの形、スーパーヒーロー、正義が悪を打ち破るというジャンルが確立されたのです。

*スーパーマンにスタン・リーは関わっていません。

 


翌1939年、スタン・リー16才。コミックブームの真っ直中で、タイムリー・コミックス(後のマーベルコミック)に入社。(叔父さんが社長だった。)人手不足で、すぐにコミックの原作にも携わるようになる。

その後、戦中・戦後を通じて、子供向けの娯楽として、アメリカン・コミック(アメコミ)は人気を維持します。

 

 


◆アメコミのシルバー・エイジ
SF、西部劇物、ロマンスなどの様々なジャンルのコミックが台頭。(スタン・リー氏もそれらのコミックスの原作者として書きまくった。)さらにコミックコード問題(暴力表現などへの表現規制)から、ヒーロー物はスーパーマンなどの長期連載を除き、一掃されます。

しかし、1950年代中期になると、連続テレビシリーズ『スーパーマン』の人気から、再びヒーローブームが再燃。これと後記のスタン・リーの『ファンタスティック・フォー』により、盛り上がった時期をアメコミのシルバー・エイジと呼びます。

 


この時期もスタン・リー氏は大活躍です。

 

一時期、マーベルコミックのライターはほぼスタンしかおらず、1950年代には多いときで月に82本のコミックの脚本を担当していたこともあった。
出典:ウィキペディア 『スタン・リー』

マーベルメソッドなどで、ある程度パターン化していたそうですが、それでも月に82本とか、完全にイカれてますガーン

 

 

しかし、1961年、

ライバルのD.Cコミックは躍進。

一方のマーベルは倒産の危機。

スタン・リーは40歳になり、自分がコミックに関しては年を取りすぎたとの感じる。どんづまりでした。

 

から「失うものは何もないのだし、最後の作品は、本当に作りたいと思う種類のキャラクターを書くべきだ。」と助言され、最後のつもりで書き上げたのが、『ファンタスティック・フォー』、宇宙線を浴びて特殊能力を得た4人組の宇宙飛行士の話です。

『ファンタスティック・フォー』の表紙。

この4人が、リーさんの人生、そしてコミック業界を永遠に変えた。

リーさんは4人それぞれに固有の、10代が日常的に悩む問題を与えた。頭部のふけや足の巻き爪、にきびなどだ。4人はよく親と口論したり、4人同士で仲たがいしたりした。

ファンレターが殺到した。その時はわからなかったが、リーさんはコミックの黄金時代を導いたのだ。そして、リーさん自身の想像力も再びよみがえった。リーさんが作り出したマーベルの世界は、マーベル・コミックスの新作を生み出した。
出典:『【訃報】スタン・リーさん 多くのスーパーヒーローを創造した天才』BBC News


スタン・リーは、完全無欠なヒーロー達から、一人の人間として悩むヒーロー像へと、新しいアメコミの流れを作ったのです。

 

 


この後もスタン・リーは、原作者としてスパイダーマンを始めとする作品を世に出し続けます。

<1970年代のスタン・リー氏とスパイダーマン>

 

・1980年代、アニメの製作総指揮を取ります

・2000年代、手がけた原作が次々に映画化され、カメオ出演。

マーベルコミックのスポークスマンとして、活動。

2016,2017年には、宣伝目的で来日していました。
2016,『アメコミ界の重鎮スタン・リー来日!東京コミコンでサイン会』シネマトゥデイ

2017,『“アメコミ界の生きる伝説”スタン・リー、東京コミコンで再び来日へ』シネマトゥデイ

 

まさに生涯現役!

 

2018年、11月12日。95才で没。

 

 


◆スタン・リー氏の数秘

それではスタン・リー氏の数秘を見てみましょう。

生年月日と、本名から割り出します。(途中で本名をペンネームのStan Leeへと改名していますが、今回は考慮しません。)
 

軌道数 : 27/9

スタン・リー氏の基本的な性質は9です。
天性指導者、カリスマ、スター。精神的指導者。
しかし、当初は外の知識に頼る傾向。経験を通してはじめて、自分のなかの『内なる叡智』を信じられるようになる。

表現数6
人生の目的は、人々に美徳、愛、癒しを提供すること。彼が自分の弱さをモデルにしたヒーロー達は、常に人間的な悩み続け、多くの人々の共感と癒しを与えた。

ハート数8
ハートは、やり手の経営者。多くの人々へ影響を与えたい欲求を表している。

🎭ペルソナ数7
紳士的で好ましい風貌。ウィットに富む。

習慣数1   
自己主張の強さがある一方、優柔不断にもなりやすく、そこが彼の弱点。


持ち前の9の万能性を生かして、若くして編集者・原作者として活躍したスタン・リー氏ですが、

 

1961年、倒産の危機に見舞われ、最後だからと、自分の一番書きたいものを書いた。その『ファンタスティック・フォー』。マーベル・コミックを倒産の危機から救います。

 

そこから3年間に、原作者として『ハルク』、『ソー』、『アイアンマン』、『ドクター・ストレンジ』、『スパイダーマン』、『X-メン』、『アベンジャーズ』を世に出します。

<マーベル・コミックのキャラクター達>

 

軌道数(本質)の9と表現数(人生)6の組み合わせ。有り余る知性、精神でもって人々を教え導き癒したい。

 

スタン・リー氏は、このとき、自分の内なる叡智に到達し、それを世に表現することに成功したのです。

 

等身大のヒーローなんです。英語では「等身大じゃないもの」を「Larger Than Life」って言うんですよ。本物よりも大きくなっているっていうことですね。等身大なんですよ。その通りなんです。それが画期的だったんですよ。英語ではよくね、「ヒューマンリアリティーをアメコミに持ち込んだ人がスタン・リーだ」という風に言われているんですよ。「人間のリアリティーを持ち込んだ」っていう。だから、人間のリアリティーを持ち込んだため、スパイダーマンは大変な問題をいっぱい抱えていくんですよ。
出典:『町山智浩 スタン・リーを追悼する』miyearnZZ labo

 

 

「彼に限らず、私が創造したすべてのキャラクターはどれも私自身を反映している。彼らの言葉や行動は結局、私の頭から出てきたものだから。悪役ですら、私のなかの邪悪な部分の反映しているんだ」
出典:『映画「スパイダーマン」生みの親、スタン・リー インタビュー』映画.com

 




◆ネームグリッド=人生プラン

見事な9→5→1へと進む達成のライン。
9(世界)から始まり、これは彼が16才にして原作者として活躍することを。5(自由)縦横無尽に活躍し、やがて晩年は原作を退き、(1)個人的活動(宣伝マン)をしていくことを表す。

他の数字も全体的にバランスは良いです。ですが、とどちらもビジネスを暗示する数が欠けており、ビジネス感覚は人生を通じて学ぶ必要があることを示しています。
 

 

 


◆スタン・リーの闇≪8富の分配≫
彼の名前に6と8はありません。なのでこれらは後天的に。つまり人生の中で学ばなければならないことを示しています。

 


そして、1968年~(48歳)から亡くなるまでのピナクル(その時々の人生のテーマ)が

人生で否応なく≪8、権力、富の分配≫の学びにさらされることになります。

8は、豊かさ、お金ですが、単純にお金持ちになるというわけではなく、それを正しく使う。富の分配についての学びを意味します。

1972年、マーベル・コミックの発行責任者(社長)となるが、主な仕事である財務会議に馴染めず、他に適役がいると判断し、すぐさま辞退した。
出典:ウィキペディア 『スタン・リー』

1968年から4年後の1972年、さっそく社長に就任しますが、財務はわからんとほっぽり出します爆  笑

(苦手だからテーマぽいっ!)

 

 

さらに、漫画家の間ではかなりの軋轢があったようです。

リーに向けられていた怒りをひと言でまとめると、当然のことながらカネだった。マーベルのために誰かが制作したものは、すべて職務上の著作とされた。リーはクリエイターと会社の顔という2つの役割を果たすことで稼いだが、ほかの作家やアーティストの手には入らなかったのである。

その結果としてカービーは激怒してマーベルを去り、DCに移ってしまった。のちに彼は、リーをモデルにした悪役を生み出すことになる。退屈で、うぬぼれていて、金に貪欲なファンキー・フラッシュマンである。
『追悼、スタン・リー:マーベルの隆盛を支えた男、その革新性と“裏”の顔』WIRED

<金に貪欲な悪役ファンキー・フラッシュマン>

 

お金に関しては相当揉めたようですね。逃げられた漫画家からは、金の亡者の悪役のモデルにされちゃってます真顔

 

1999年、ヒーローコミックをアニメ配信する「スタン・リー・メディア」を立ち上げるが、企画者が南米に資金を持ち逃げし詐欺にあう。
出典:ウィキペディア 『スタン・リー』

会社作って、詐欺にあったりポーン

 

2002年、映画『スパイダーマン』の収益配分が支払われないことに不満を感じ、1000万ドルを求めてマーベル・コミックを提訴。2005年に和解(事実上の勝訴)となり、スポークスマンとして週15時間以内の宣伝活動を行う代わりに、あらゆる面で厚遇する旨の契約が執り行われた。
出典:ウィキペディア 『スタン・リー』

映画の配分で裁判を起こしたり真顔

 

2005年と言えば、スタン・リー氏は、83歳です。
裁判には実質勝てたようですが、≪8富の分配≫について学び終えたのでしょうか?

その辺の情報は、探した限りでは見つからなかったので、よくわかりません。
 

 

 


◆大天使ラジエルの総評


大天使ラジエル:結局、数秘とはなんだと思う?

フミ:特性、個人の性質を表すものだと思ってます。

ラジエル:そうだね。エネルギーの方向性。色みたいなものかな。
 それを上手く使えれば誰でも成功できるし、変にこだわって、自分のエネルギーを上手く使えないと、苦労はするけど成果が・・・という人生になる。
 スタン・リー氏は君にとってあまり知識がないからピンと来ないかもしれないが、彼の青年期とスパイダーマンのピーター・パーカーが同じだと言っていることには注目したらいい。


ラジエル:彼はまったく強い人間ではなかったし、コミックブームに乗り成功者とはなれた。
 だが、彼の人生の真の意味は、自らの感情と共にやってきた、叡智に耳を貸して、自分独自の世界を世に供給することにあった。そうでなければ、彼と共に歩んできたアメリカンコミックスのブームは終焉を迎えただろう。
 そここそが、彼が生涯現役で居られた成功ポイントだ。
 彼は、彼の人生の宿題をクリアしたからこそ、成功したのだ。


ラジエル:数秘とは、人の性質、人生を教えるだけじゃない、
 成功へのカギを教えるものなのだ。

 

 

フミ:スタン・リー氏の数秘はどうだったでしょうか?

 私としても、非常に勉強になりました。

 彼の創造した作品は、これからもずっと生き続け、私たちを楽しませてくれるでしょう。

 

 エクセルシオール!!

 

*エクセルシオール は、ラテン語で「優れた」、「常に向上する」を意味する単語。 スタン・リー氏が編集後記的なコラムページの締めにいつも使っていた。

 

 

 

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数秘でわかる成功法則<桜井政博さんとスタン・リー氏>

 

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