動物も高齢になるといろんな
ところが病気になる。
特にハイシニアになると
心臓も腎臓も肝臓も膵臓も
甲状腺も関節炎もって
あっちもこっちもガタがきて
あれもこれも悪くなっちゃう。
そんな時どうしたらいいのか。
西洋医学の治療って
それぞれの病気の治療をする。
心臓病なら強心剤、利尿剤
血管拡張剤、降圧剤を飲ませて
慢性腎臓病なら点滴して腎臓の
進行を遅らせる薬や
蛋白尿がでたら蛋白尿を抑える薬
高血圧になったら降圧剤
リンが高ければリンを下げるサプリ
腎臓用の療法食を使って
肝臓が悪ければウルソ酸を飲ませて
膵炎になれば、膵臓用の療法食を
使って
犬は甲状腺機能低下症になったら
甲状腺ホルモンを補う薬を飲んで
猫は甲状腺機能亢進症になったら
甲状腺ホルモンを抑える薬を飲んで
関節炎になったら痛み止めや
関節用のサプリメント飲んで
って病気それぞれの治療をする。
一体どんだけの薬を飲ませて
治療しなきゃいけないのか?
そんなにあれやこれやと
薬を飲ませてどこまで
その薬の効果があるのか?
逆にそんなにいろんな薬を
飲ませて病気をよくしようと
するけど
その薬を腸で吸収して
肝臓で代謝して腎臓で排泄
することができるのか?
薬をたくさん飲ませることで
余計に臓器が悪くなったり
薬漬けになったりしないのか?
それがホントに動物のために
なってるのか?
ってマジで考える。
他の病院から来られる方で
8種類も10種類も薬を動物に
飲ませてることがある。
薬は4種類でもサプリメントが
8種類も10種類も飲ませてる
人もいる。
ハイシニアの体で尚且つ臓器が
ガタが来ていて腸で吸収して
肝臓が悪いのに肝臓で代謝して
腎臓が悪いのに排泄するけど
病気の臓器に負担をかけて
いないのか考える。
ぼくは、ハイシニアの子には
なるべく体の負担を減らすように
努力する。
高齢になったら臓器もガタが
来るのは当然だし
それを受け入れてその体に
合った治療をしないと
薬漬けにしてるのか
体を治しているのか
壊しているのか
わからなくなってしまう。
ぼくら飼主は、動物にいいものを
飲ませて体をよくしようと思うけど
ホントにそれが動物のためになって
いるのか考えないといけない。
足せば足した分だけ負担をかける。
いかに体に負担をかけないように
引き算するか
ハイシニアには引き算が大事だと
ぼくは思う。
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