人の場合は今でもホントの
病名を患者さんに告知
されないことがあるんだね。
このご時世でそんなことは
もうないと思ってた。
獣医は動物の病名の
告知は飼主さんにする。
動物にしても・・・。笑
病名が間違ってる時はあるけど
(あっちゃダメだけどね。笑)
飼主さんに動物の病名を
内緒にすることはない。
動物に告知しても
わからないからね。笑
飼主さんに告知しないと
病気の治療も正しくできない。
動物に正しい治療をするには
どういう治療をしていくのか
どうやって治療していくのか
どのぐらいの費用がかかって
このぐらいの期間がかかるのか
と言う説明をして理解して
同意してもらってから
治療をしていく。
そのためにはしっかりと診断して
病名の告知をする必要がある。
飼主さんは病名を告知されることで
ネットで調べたり、他の犬友の人に
聞いたりして
自分で情報を得ることもできるし
調べたりすることもできる。
告知する病名が違ってれば
調べることも答えも違ってしまう。
正しい診断をして病名を告知
することは重要なことだと
ぼくは思ってる。
病名を告知する獣医は
ちゃんとした病名を告知
することは大事で
例えば慢性腎臓病と腎不全は違う。
昔は、腎臓が悪いと腎不全と
言ってたけど
今は、腎臓の機能が3か月以上
低下していると慢性腎臓病と言って
腎不全と言うと末期の状態を
言うようになってる。
人の慢性腎臓病ステージ分類 ↑
腎不全
人の場合は腎不全と言うと
透析が必要な末期の状態
のことになるから
飼主さんの中には透析を
している方もいらっしゃって
動物が慢性腎臓病なのに
腎不全と言ってしまうと
かなりショックを受けてしまう。
慢性腎臓病なのか腎不全なのか
病名をちゃんと告知することは
とっても重要なことになる。
それによってぼくら飼主の
考えも受けるイメージも
どうするかも変わっていく。
昔と病名が変わってきてる
病気もあるのでアップデート
していかなきゃいけない。
告知される病名によって
ぼくら飼主の衝撃度合いは
変わってくるからね。
がんや慢性腎臓病、脳炎など
動物が治らない病名を告知された
時のショックは大きい。
獣医として告知する以上責任を
もって告知しなきゃと思う。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
獣医師シワ男
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