小西先生がブログの中で
主治医が「小麦や乳製品は絶対健康に
良くないから、全ての患者さんは
食べるべきではない」と思っている
としたら
それは自分の信念の押し付けで
しかないと思うのです。
とおっしゃってた。
「人の振り見て我が振り直せ」
じゃないけど、自分も気をつけなきゃ
って思う。
自分が医学的に正しいと思っている
ことを飼主さんの希望も聞かず
「これはこうだから」と押し付けるのは
自分のエゴでしかないし
ぼくの権力を誇示して
「オレは獣医なんだから従え」
「言うことを聞け」
って押し付けてる。
それはどうなんだろうと思う。
正しいこと、医療としては
一般的には、社会的には
って正しさを振りかざして
正義のヒーローと言わんばかりに
押し付けるのはどうなのかなって思う。
例えば細菌感染があれば
抗生物質を飲んで治療する
ことが正しいことだけど
どうやっても抗生物質が
飲めない子がいる。
抗生物質が飲めないなら
注射に毎日通院するか
と言うことになるけど
毎日は通院できない。
そうなると獣医に
「抗生物質を投与できない
なら治らなくてもしょうがない」って
言われることがある。
確かにそうなんだけど
できることを一緒に考えてもいい。
「ホモトキシコロジーの注射なら
週2回の通院で治療できるけど
週2回ならこれますか？」とか
「漢方薬なら飲めますか？」とか
「サプリメントなら飲めますか？」
って医学的にはエビデンスもないし
ホントに効くかどうかわからないけど
それでも「できないなら知らん」じゃなくてもできることがないか一緒に考えることはできる。
もちろんどうやってもできない
こともあるけどね。笑
そしたら動物の自然治癒力を
信じて毎日拝んでみることは
できるでー。笑
世の中、一般的にはとか
社会的にはって正しいことが
あるけど
特に医療関係は正しさを誇示しやすい傾向がある。
最初に勤めた病院の院長に
「先生なんて呼ばれる奴は
ろくでもない奴だ」
「お前もろくでもない奴になるなよ」
ってよく言われたのに
ぼくも開業したてのころは
ろくでもない奴になってたー。笑
小西先生の言葉に改めて
身を引き締めなきゃって思ったね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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